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小人さんの妄想 このページをアンテナに追加 RSSフィード Twitter

2008-07-06

人間、それは最後の開拓地

-- Human, the final frontier --

人間、それは最後の開拓地である。

そこには現代人の想像を絶する新しい文明、新しい生活が待ち受けているに違いない。


今後100年のうちに最も大きく世界を変えてゆくものは、なんだろうか。

コンピューターの進歩? 宇宙開発ナノテクノロジー

確かに、それらは新しい未来を切り開くフロンティアなのかもしれない。

だが、それ以上に、未来の様相を根底から覆すフロンティアがある。

それは「人間」である。


人間に対する新しい理解は、今の我々の在り方を全く変えてしまうに違いない。

以前、このブログでは、こんな雑文を書いた。

* 人類最後の発明・発見 id:rikunora:20080413 = 快楽中枢の発見

* 人格公開の刑 id:rikunora:20080604 = 思考読み取り装置

しかし、これらは「人間改革テクノロジー」のほんの一端に過ぎない。

近い将来、さらに多くのテクノロジーが怒濤のごとく押し寄せてくるであろう。

それらの全てを予想することはできないが、今、思い付く限りのものをリストアップしておこうと思う。

これで当分ブログネタには困らないぞ。


* 幸福量測定器

人の感じる幸せの度合いを、神経電位と化学反応量から直接数値化する機械。

この数値をもとに、現行制度の不確かな「交換による市場価値」を廃止し、

幸福量に基づく通貨制度を確立する。


* 心的ダメージメーター

心の痛みを数値化する装置。上の幸福量測定器の逆。

公平な労働分配や、公平な裁判に使える。

また、陰湿な悪意や意地悪、いじめの摘発にも有効。


* 空気読み取り機

空気の読めない人に朗報。

会議や商談には欠かせないアイテム。

別名「ひとリンガル」。


* 完全学習記、知識経験コピー装置

誰かが開発した「ソフトウェア」を、別の人にコピーする装置。

学習、勉強、トレーニングは、特に優れた一握りの「開発者」が行えば充分。

全員が学校に行く必要はない。


* 人間コピー装置、人間ネットワーク転送

人間の全情報をデジタル化し、それを再構成する。

デジタル情報を光信号にして送れば、光速旅行が実現できる。


* 人格バックアップ

転送ついでに、全デジタル情報をバックアップしておけば、

いつ壊れても人生そこからやり直せる。


* 人生代行シミュレーター

ついでに、そのデータを用いて徹底的にシミュレーションを繰り返せば、

きっと「最適な人生」が割り出せるだろう。


* ソフトウェア/ハードウェアの分離

ソフトウェア」が自由に肉体から分離できれば、

服を取り替えるように、目的に合った肉体を選ぶことができるだろう。

また、目的に合わせて肉体を管理、育成する業務が発生するだろう。


* 代謝代行と肉体の分業化

もし複数の人間の間で代謝の交換が可能なら、1人の人間が全ての代謝を行う必要はない。

例えば、誰かが集中的に睡眠を代行すれば、他の人は眠らなくて済む。

あるいは、疲労を一手に引き受ける「疲労処理」、

ストレスを一手に引き受ける「ストレス処理」、

むらむらを一手に引き受ける「欲望処理」などなど。

ここで一番問題となるのは「老化物質処理」であろうか。


* 入力デバイスの共有、成り代わり同一体験

人類の悩みは全て、「他人の痛みがわからない」ことから生じる。

入力デバイスを共有し、全く同一の体験を行うことによって、

自分と他人の境界線は消える。


* 体験レコーダー

入力信号をそっくりそのままの状態で記録しておけば、体験そのものが残せる。

自動車や飛行機の運転記録のように、例えば「死の瞬間の体験」といったこともできるかもしれない。


* 思考INPUT&OUTPUT

キーボードマウスを超える究極のインターフェイス

思っただけで入力でき、答が思念の形で返ってくる。

たぶん、宇宙人に付いているアンテナはこれではないかと。


* 超感覚の現実認識装置

生身の人間が認識できない物理現象を、既存の五感の上に投射する入力デバイス

赤外線紫外線、超高温や超音波、微量な化合物などを検知する。

また、多次元空間やヒルベルト空間などを、五感に縛られた人間の想像限界を超えて、感覚として直接把握する。

ミミズに2次元空間が、ナメクジに3次元空間が把握できるか。

現在の人間もそれと同じだ。


* 思考共有による会話(テレパシー

入出力が思念イメージの形で直接やりとりできれば、もう言葉はいらない。


* 善悪判定装置(電子裁判官、あるいは電子神託

数値化された幸福量、直接の思念解析によって、「善悪方程式」を導くことができる。

もう人類は迷わない。


* 美しさの判定装置、美の基底因子完全分類

当然、「美醜方程式」もできるわけ。


* 感動の完全解析、物語ジェネレーター

「感動」メカニズムの解析。

それに基づいて最適な「物語」を設計する。


* ネットワーク共有意志による直接民主制

議会とか、代表といったものは、物理的に直接民主制ができないから仕方なく行っているに過ぎない。

例えば日本では、一億人が一斉に会することは不可能であった・・・これまでは。

もし全員がネットワークを用いて意思決定に直接参加することができれば、政治の場に「代表者」はいらない。


* ネットワーク共有による人格統合

統合思念体。


* ネットワーク共有思念体の人格分割

1個になった思念体は何をするか。

きっと己の思考をいくつかに分割し、ひたすらシミュレーションを繰り返すことになると思う。


* 完全体の停止問題

そうしてあらゆる知識を吸収し、あらゆるシミュレーションをやり尽くした思念体は、

最後にはすることが無くなって停止するのではないか?

それが問題だ。


sabacansabacan 2010/03/31 00:06 ぶっとんだアイデアの数々おそれいります。
感動や痛みや幸福度を測定するのは、できたらいいけど、感動させられるdvdをそれで作れたとしても、次はまた別のdvdを作らなければ感動させられないから。 幸福度は脳波のα波がでてるかとかでもう今でもできてるのかな・
あらゆるシミュレーションをやり尽くすは、人間の思考のシミュレーションは、無限といってもいいぐらいあるからやり尽くすってことはないでしょう。でも大半の人間はシュミレーションする価値がないでしょうね。

rikunorarikunora 2010/04/02 10:05 「感動」というところに着目すると、たとえば「ハリウッド方式」みたいな、ある程度の定石はあるのだと思います。
ならば、定石をたくさん集めてくれば、完全な「感動の方程式」ができるのか?
「定石を覚えて2目弱くなり」、ただ定石をたくさん覚えているだけではダメなようです。
しかし、もし必勝手まで計算し尽くしたとしたら、それ以上はありません。
では「感動」は計算し尽くすことができるのか。
まあ、あと数百年は結果が出ないだろうと思いますけれど。

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