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小人さんの妄想 このページをアンテナに追加 RSSフィード Twitter

2009-09-30

トイレ空間

昔から考え事をするのに良い場所は「枕上、馬上、厠上」だと言われている。

寝床、馬に乗ったとき、そしてトイレだ。

現代では馬に乗るチャンスは滅多にないけれど、確かに、寝床とトイレは考え事にふさわしい場所だろう。

そんなわけで、我が家のトイレには「うんうん唸って考える」ための張り紙がいろいろと貼ってある。

まずトイレに座って右手、ドアを開けると正面に見える壁はこうなっている。

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写真中央は、荘子の「混沌死せり」。もちろん、湯川秀樹にあこがれて貼ったものだ。

その下に隠れて見えないのは「胡蝶の夢」。

背後にあるのは、小さな数の読み方。

なぜか「水金地火木・・・」が書かれている。でも、冥王星はもう惑星じゃない。

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読めるかな? 不思議なことに、トイレに貼ったものはけっこう良く覚えられる。

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背後の壁いっぱいに貼ってあるのは、大きな数と、小さな数の読み方。

左端の無量大数を見ると、雄大な気分にひたれる。

小さい方の右端は・・・虚空、清浄、で終わる。

終わり方が美しい。。。トイレなのに。

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数の大小の右隣にあるのは、マンデルブロー集合。

我が家では「尻、尻の絵」と呼ばれている。

確かに、尻っぽい。トイレで見るとなおさらそう見える。

その右には、よくわからないアートが貼ってある。

黒い紙に絵の具をぶちまけたもの。なんとなくきれいに出来たので貼ってみた。

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手洗いの裏にあるのは、アジアの古地図。

もちろんレプリカ。タイのおみやげにもらったもの。

その下には、なぜか正規分布の説明が貼ってある。

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便座に座ると、正面に見えるのは元素周期表のポスター。

よく見ると、いろいろゴチャゴチャ書いてあるのだが、

一番気になるのは左端に「一家に1枚周期表」と書かれていることだろう。

写真だと、紙がめくれてよく見えない。

元画像はここにある。

>> http://www.mext.go.jp/a_menu/kagaku/week/shuki.htm

周期表の下にくっついているのは、永久機関の図。

背後の棚の中は、マンガで埋まっている。

右手に立てかけてあるのは「北斗の拳」、これを読むと熱くなって、つい力んでしまう。

マンガを読んで、ふと目を上げると、歴代ノーベル賞を取った先生方と目が合う。

「ほう、君またマンガかね。」と言われているみたいだ。

でも、湯川博士と小柴博士は、そんな俗世間事には一切頓着せず、遠い宇宙に目がいっている。

さすがは混沌である。


というわけで、この狭いトイレ空間に立てこもると、なぜか宇宙が見えてくる。

でもあまり長い間宇宙に思いを馳せていると、ついトイレが長くなってしまうので注意が必要だ。


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