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小人さんの妄想 このページをアンテナに追加 RSSフィード Twitter

2009-11-22

スパコン削るのか

まずはこれを見れ、

D

次にこれ、

* マラウイの少年、独学で風力発電に成功 7年かけ

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(CNN) 2009.10.10 Web posted at: 11:55 JST Updated

干ばつに苦しむ東アフリカマラウイの貧しい村では、何もかもが不足していた。

赤土の大地はひび割れ、作物の枯れた畑をただ風だけが吹き抜ける。

この風を使って、村に電気を起こせれば――。

そう思い立った少年が、たった1人で作業に取り掛かった。


それから7年、村では少年の作った風車5台が回り、電動ポンプが水を送り出している。


ウィリアム・カムクワンバ君は、首都リロングウェ北郊の村で育った。

02年の干ばつで、農業を営んでいた父親は収入を失い、当時14歳だったウィリアム君の学費さえ払えなくなった。

退学したウィリアム君は図書館で時間を過ごすようになり、

そこで風力発電について書かれた本と出会う。


「本に写真が載っているのだから、だれかがこの機械を作ったということ。

それならぼくにも出来るはずだと思った」と、ウィリアム君は振り返る。


材料は、ごみ捨て場から拾ってきた自転車の部品やプラスチックのパイプ、

プロペラ、車のバッテリー。タービンを支えるポールには、森で採ったユーカリの木を使った。

「風車を作るんだと話すと、だれもがぼくを笑った。あいつは頭がおかしいといううわさが、村中に広がった」


もの珍しげに取り囲む群衆と、溶かした金属から立ち上る熱気で汗だくになりながら、

ウィリアム君は黙々と作業を続け、3カ月後には最初の風車を完成させる。

タービンが回り、取り付けた電球に明かりがついた時には

「これでもう頭がおかしいなんて言われないと思い、ほっとした」という。


7年間で作った風車5台のうち、最も大きいものは高さ11メートル余り。

地域の学校でも風車作りを教え、その校庭に1台を設置した。村人たちは「携帯電話を充電したい」

ラジオを聴きたい」と、ウィリアム君の自宅をたびたび訪れる。


ウィリアム君の挑戦には、アル・ゴア元米大統領をはじめ、

世界各地の環境活動団体や企業から称賛の声が集まっている。


AP通信の元アフリカ特派員ブライアン・ミーラー氏は、ウィリアム君と数カ月間生活を

ともにしながら取材を続け、先週その成果をまとめた著書

「The Boy Who Harnessed the Wind」を出版した。

同氏は「紛争の取材ばかりが続くなか、かれとの出会いは新鮮だった」と振り返り、

アフリカには、政府や支援団体に頼らずに自分の力でチャンスをつかみ、

問題解決の道を切り開く新たな世代が育っている。ウィリアム君はその1人だ」と話している。

(元のニュースが消失していたので、全文をコピー引用しました)

* The Boy Who Harnessed the Wind

>> http://williamkamkwamba.typepad.com/

* 独学で風力発電しちゃったアフリカ青年にアル・ゴアも熱いエール!

>> http://greenz.jp/2009/10/28/william_windmill/

* アフリカ寒村の少年が短期独力で風力発電

>> http://dandoweb.com/backno/20091011.htm


それでは、本日の論点。

A: 「はやぶさ」すげー! 日本ってすごいんじゃないか。おまいら、これでもスパコンの予算削れっていうか?

B: もし、マラウイのウィリアム君のように、予算0で、夢と希望だけで、ジャンク品かき集めてきて人工衛星が作れるのだと思うなら、予算なんていらない。

どっちだ?


ペカリペカリ 2009/11/24 01:09 科学技術の発展というか、科学者を育てるとか科学を志す者を増やすという観点から考えると
官主導のプロジェクトには、それほど夢がつまっていそうにないなあ。たぶん金の出し方がへんなんじゃないかな?

T_NAKAT_NAKA 2009/11/25 05:51 最近の科学は大型プロジェクト化しているので、スパコンは必要かも知れませんね。でも、日立もNECも離脱しちゃうし、NECなんか日の丸スパコンをやめてインテルと共同開発するというし、今の体制でスパコン開発を進めたら金を掛けてもいいものは出来ないんじゃないかな?
今回はいい機会なので、リセットして計画を見直したほうがいいと思ってます。
あの大槻教授も「巨大な装置を使わなくとも独創的な研究はできます。また、装置開発は国際協力でやることです。」
http://ohtsuki-yoshihiko.cocolog-nifty.com/blog/2009/11/post-9808.html
なんて言って、ウィリアム・カムクワンバ君のような発想ですね。そういう考えも必要かも。。

rikunorarikunora 2009/11/25 14:02 その後いろいろ調べてみたところ、ことコンピューター方面については、
官主導プロジェクトはどうもやり方が上手くないように思えてきました。
「日の丸検索エンジン」とか、古くは「第五世代」とか。
スパコンについても、このまま放っておいたら、きっと似たような運命をたどりそうです。
ペカリさんや、T_NAKA さんのコメントは、すごく的を得ている。
スパコンの関連で「手作りスーパーコンピュータへの挑戦」という本がありました。
これはスパコンが無いなら作っちまえ、というすごい内容。GRAPE という計算機です。
もし手作りスパコンが、一千億も掛けたスパコンに並んだりしたら、えらいこっちゃですね。

rikunorarikunora 2009/11/25 14:08 こんなのもある。こっちを支援した方がいいんじゃない?
“みんなの世界的スパコン”「TSUBAME」
http://www.itmedia.co.jp/news/articles/0607/03/news100.html

kashikashi 2009/11/26 23:44 GRAPEの話は、「スーパーコンピューターを20万円で創る」
の方で読みました。面白いです。
本の著者であり、当時大学院生でこのプロジェクトの
実質的な中心人物だった伊藤氏が、そのとき同時に
漫画「栄光なき天才たち」の原作をやっていたと知って
更に驚愕。

事業仕分けは、スパコン削りの是非はともかくとしても、
科学技術関係の研究予算を片っ端から削っちゃうのは
どうかと思うなあ。
この国から科学技術を無くしたらいったい何が残る?

rikunorarikunora 2009/11/27 14:33 やはり、その予算で何をやってきたのか、うまく説明する必要があると思う。
GRAPE1つとってみても、実は億単位の予算を投じていて、
その結果何ができたのか素人目にはよくわからない。
だから当事者は、研究内容をわかりやすく世に示す義務があるのだ・・・
・・・というのは言い尽されていると思うので、1つ提言。
せっかくマンガが描けるなら、ここはひとつ「栄光なきスパコン」というマンガを発表してはどうか。
いや、何も当事者自身が行う必要はない。
上の動画を見ればわかるだろう、その手の才能は世に溢れているのだ。
ニコニコ技術部あたりに依頼すれば、きっと喜んでやってくれる。
あっと、そのために、微力ながらこのブログは存在しているのだ。

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