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小人さんの妄想 このページをアンテナに追加 RSSフィード Twitter

2010-04-15

キーボードの掃除に失敗

キーボードに思い切りジュースをぶちまけてしまった。

幾つかのキーが反応しなくなった。乾かしてもダメ。

これは中身を洗うしかない思い、キーボードをばらばらに分解してみました。

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これがバラバラになったキーボード

着目して欲しいのは、写真中央上部にある、ペカペカした透明のシート。

実はこの薄いシートがキーボードの本体なのです。

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これです。ちょうど、クリアホルダーの表面に回路の線を印刷したようなものです。

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めくると3枚のシートに分かれています。

上下の1枚目と、3枚目に回路の線が入っています。

サンドイッチされている中央2枚目のシートには回路の線は無くて、キーの位置に穴が空いています。

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この3枚のシート、実はスイッチの役割を果たしているのです。

2枚目のシートがあるおかげで、1枚目と3枚目のシートの間にはほんの少しだけ隙間が空いています。

2枚目のシートに穴が空いている部分を上からギュッと押すと、1枚目と3枚目が接触します。

この接触部分には回路の線があって、線同士が触れることによってスイッチとなっているのです。

こんなペラペラなシートがキーボードの本体だったとは、ちょっと驚きです。

この3枚のシートは、ただ1点だけで貼り合わせてありました。

貼り合わせの工程にも、徹底的なコストダウンの姿勢が伺えます。


ジュースをこぼして動かなくなった原因は、シートの間にジュースが入り込んでいたからでした。

一度水がしみこんでしまうと、なかなか乾きません。

たとえ乾いたとしても、接点の間にジュースが入り込んでしまったら、元には戻らないでしょう。

3枚のシートをお湯で洗って、ジュースを落としました。

よく乾かしてから、組み立てに入ります。

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これがキーの裏側です。

1つ1つのキーの裏側には、ゴムでできた吸盤みたいなものが付いています。

キーを叩くと、この吸盤が潰れて、先ほどのペカペカのシートを押すという仕組みです。

つまり、キーを叩いたときの手応えは、この吸盤を潰したときの手応えだったのです。

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組み立て途中。

当初分解したとき、ここには埃がびっしり詰まっていました。

それでもうまくできていることに、キーの隙間に入った埃は全くと言って良いほど

内部のペカペカに入り込んでいませんでした。

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これで組み立て完了。分解掃除したおかげでピカピカになりました。

外見がきれいになったので、元通りに治っただろうと思って使ってみると・・・

全然ダメでした! あちこちのキーが反応しません。

あのペカペカのシートが、いかに微妙なところで動作しているのか、よくわかりました。


今回分解したキーボードは「メンブレン方式」というタイプのものです。

メンブレンというのは「膜」のこと。つまり、あのペカペカのことです。

キーの裏にあるゴム吸盤は「ラバードーム」と言うらしいです。

メンブレン方式は制作コストが安いので、最も普及しています。

他には、メカニカルスイッチ方式、静電容量無接点方式などがあります。

>> wikipedia:キーボード (コンピュータ)


分解掃除がいつでも失敗するかというと、そんなこともなくて、

ちゃんと成功されている方もいるようです。

* 鍵盤ぶんかいくん(キーボードの分解掃除)

>> http://www.au-au.org/blog/2007/05/post-52.html


結局キーボードが壊れてしまったので、新しいものを購入しました。

せっかくだから良いものをということで、ダイヤテック FILCO Zero。

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ペカペカシートではなくて、1つ1つのキーにスイッチが入っている、

メカニカル方式というやつです。カチャカチャした打ち心地が良い感じです。

Majestouch スイッチというものを使った上位機種もあるのですが、購入したのは日本製。

店頭で試しに打ってみたら、私にはこれで十分かなと。

今後はキーボードの近くでジュースを飲むのは止めよう。


さば缶さば缶 2010/04/15 22:59 キーボードは使って慣れてるのが壊れるとショックです自分は、使い慣れた2000円のキーボードの方が、何万もする高級キーボードより遥かに価値があると思う、使えば使うほどキーボードは価値が上がってく感じ

俄僅俄僅 2010/04/15 23:46 私も何度かキーボードをだめにしたことあります。ノートパソコンのを。

Majestouch欲しいですねー。今のキーボードも気に入っているんですが、Shiftキーが少し押しづらいので何とかしたいと常々思ってます。

rikunorarikunora 2010/04/16 13:15 値段にかかわらず、使い慣れたキーボードはいいですよね。
実は、ダメになたのは今は無きDECのキーボード。
かなり長期間愛用していたので、なんとか治らないものかとがんばったのですが、さすがに限界。
Majestouch は評判が高いですね。でも、今回私が購入したのは日本製のスイッチ。
別にケチったつもりはなくて、なんとなく今まで使っていたものに感触が似ていたので、こちらにしました。
やはり慣れの要素が大きいと思います。

とねとね 2010/04/26 11:56 やっちゃいましたね!(笑)
ふっくらしたrikunoraさんの手の写真も一般公開されたようで。かくいう僕も最近の記事でごつごつした自分の手を公開しました。

週末にヨドバシカメラに行き、rikunoraさんが買ったキーボードを触ってきました。確かにこれいいですね。でも僕は茶軸、白軸、黒軸の違いに迷った挙句、結局買わずじまいで帰りました。(ヨドバシに青軸は置いていませんでした。)あと3Fに行ってパナソニックの3Dテレビも見てきましたよ!

rikunorarikunora 2010/04/30 09:52 手がふっくらしているのは、最近栄養が過多に良いからだろうか?
私が入手したのは白軸というやつです。
正直、細かな違いはほとんどわからなかったので、フィーリングで良さそうなものを選びました。
3Dテレビ、次の機会に見てきます。
なんでもメガネをかけずに見れる3Dがあるらしいのですが、どんな仕組みなんだろう?

とねとね 2010/04/30 10:14 > なんでもメガネをかけずに見れる3Dがあるらしいのですが、どんな仕組みなんだろう?

渋谷のNHK放送センターの見学コースに常設展示してありますよ。子供の頃見る角度によって絵柄が変わるお菓子のおまけが駄菓子屋で売っていましたが、その仕組みと同じなのではと思います。
あと今月末に世田谷の砧にあるNHK放送技術研究所の一般公開がありますから、研究開発中の3Dテレビがいくつも見れますよ。もし首都圏にお住いならば見に行けますね。

NHK技研公開2010
http://www.nhk.or.jp/strl/

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