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小人さんの妄想 このページをアンテナに追加 RSSフィード Twitter

2016-04-28

東京、名古屋、中山道

ゴールデンウィークと言えば、ロングライドの季節だ。

今年はどこに行こうかと考えたとき、中山道キャノンボールが候補に挙がった。

キャノンボールとは、東京大阪間を自転車で24時間以内に走破しようというチャレンジのことである。

それを中山道経由で行うという、さらに常軌を逸したチャレンジが、中山道キャノンボールだ。


そんなこと本当にできるのか?

かつて、これを成し遂げた人が、私の聞き及ぶ限り2人ほどいる。

なので、決して人間にとって不可能という訳ではない。

中山道経由で東京大阪間は、ほぼ560km。これを24時間で割ると、時速23.33..kmとなる。

この数字を地図の上にあてはめてみると、東京日本橋を出発して、

 ・塩尻峠   9時間

 ・木曽福島 11時間

 ・恵那   14時間

 ・米原   19時間

といった、自動車並のスケジュールが浮かび上がる。

・・・いやいやいや、これって無理ゲーでしょ。

当然、私もそう思っていました。


ならば、中山道キャノンボールはどの位すごいことなのか、本当に無理なのか。

先週末の土曜日(4/23)に試してみた。

とりあえず甲府くらいまで行ってみようと、あまり深く考えず、朝 6:10に東京日本橋を出発した。

* ルートラボの記録はこちら >> http://yahoo.jp/KvVs8q


甲州街道にある最初の難関は大垂水峠だが、

調布から -> 多摩川サイクリングコース -> 野猿街道 -> 津久井湖 と抜けると、

たいして遠回りせず回避できる。(約3km程度のプラス)

この回避ルートが良かったのか、調子が良かったのか、

甲府まで苦労らしい苦労もせず、4時間程度で到着。平均時速25kmくらい。

この調子ならもっと行けるぞ、ということで、諏訪まで足を伸ばすことにした。


富士見までジワジワと上り、そこから一気に下って、諏訪湖に付いた時点で8時間30分経過。

思っていたよりもずっと早い。

ここにきて、「ひょっとしたら、行けるかも」という気持ちがムクムクと湧き起こってきた。

塩尻峠のチェックタイムは9時間。

それより早ければ大阪まで24時間の可能性がある。

今の調子で頑張れば、達成できるのではなかろうか。

全力モードに切り替えて、塩尻峠にアタック!

岡谷から劇坂を一気に上って、塩尻峠の通過タイムは8時間52分。

ぎりぎりクリアー、貯金タイムは8分。


ここから本気で大阪を目指す。

みどり湖の湖畔を抜けて、木曽路に入ると強い向かい風となった。

鳥居峠まで、上り坂と向かい風がつらかった。ここで大いに足を使う。

峠を越えて下り基調になると、俄然、スピードが出てきた。

木曽福島を過ぎ、大桑村で全行程の半分。

時間もちょうど12時間経過。貯金タイム無し。


夕方、中津川コンビニに入る。時刻は7:16。

すごい勢いでおにぎりとウィダーインゼリーを買いあさり、焼きプリンをガツガツ食べていたところ、

通りがかりのおじさんが驚いて「あんちゃん、まだ走るんかね」と尋ねてきた。

「もちろんっすよ!」

f:id:rikunora:20160428225318p:image


ところが、コンビニを出たところで雨が降ってきた。

これはしまった。軽い気持ちで出てきたので、雨具、防寒具の類を何も持っていない。

しかし、どのみち進むしか無い、とにかく前進あるのみ。

中津川より先の国道19号は小さなアップダウンの連続で、疲れた足がさらに削られた。

雨は一向に止む気配が無く、だんだん体が冷えてきた。

このまま続けて走るのは危険だという、理性が働いた。(気持ちが折れた、とも言う)

目的地を名古屋に切り替えて、安全にたどり着く方を優先した。


春日井付近で16時間経過。

後から調べたところ、この時点で目標タイムに12分(5km)の遅れだった。

なので、さらに無理してがんばったところで24時間大阪には達しなかっただろうと思う。

雨の中、さらに1時間前進して、17時間後に名古屋に到着。

充実の1日が終わった。


サイコンに残った記録は 341km, 14時間36分。平均時速は約23.5km。

実はサイコンの中に水が入ったおかげで、記録は瑞浪付近で終わっている。

(その後、サイコンは乾かしたら直った。)


こうして“中山道の下見”を終えたわけだが、明日からいよいよゴールデンウィーク本番である。

この休み中にもう1度、中山道キャノンボールにチャレンジしようと思う。

名古屋まで走った感覚からすると、やはり24時間大阪達成は非常に難しい。

ロングライドは後になればなるほどつらくなるので、名古屋から先も同じスピードを保つのは至難の業である。

実力からすれば25〜6時間程度。運が良ければ達成できるかも。

そんな気持ちで、30日か1日の朝に、もう一度日本橋を出発します。


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