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聴く耳を持たない(片方しか)

2009-08-25

今朝も新潟日報が半端なく熱い件。あと日本文理お疲れさまでした【新潟県民の熱い夏】

昨日、甲子園での決勝進出を報じた新潟の地元紙、新潟日報の大胆なレイアウトを紹介しました

今朝の新潟日報が半端なく熱い件

そしていよいよ、決勝の舞台。相手は春夏合わせて10回の優勝経験を持つ伝統校の中京大中京。日本文理も健闘したのですが結果は残念ながら、中京大中京 10 - 9 日本文理と敗北。それでも最終回の追い上げは素晴らしく堂々たる準優勝でした。



それを受けての今日25日の新潟日報はどんなだったでしょうか?

通常は紙面は大体こんな感じですね

1面に写真はあるものの、

それほど大きなものではないです。

開いてみると

1面に記事、最終面ではテレビ欄というレイアウトですね。


で。


今日は

開いてみると

写真が大きいですねー、でも見切れてる?と思いきや

昨日と同様 1面から最終面(36面)までの見開きで非常に大きくスペースをとってます。

さらに中を開いて35面と34面でもかなり量を割いて、日本文理の記事を載せています。

こちらでは街の声や、県内外からの反響などが多いですね。新潟で野球と言えばこの人、「ドカベン」の作者、漫画家の水島新司さんの談話(これは割と例年載ってます)と、NHK大河ドラマで放映中「天地人」の直江兼続 役を演じられている 妻夫木聡さんからのメッセージも載っていました。


スポーツ欄は19面、18面でこちらも見開きで非常に大きく写真を使っていましたね。

そしてさらに17面、16面でもまだまだ日本文理の話題は続いています。

こちらでは選手1人1人のインタビュー記事が載っていましたね。


で、まだまださらに、今度は全面広告が載っていました。

向かって右手側の12面に全面広告。

そして続いて11面、10面にも

全面広告が掲載されています。高校野球関連でこれほどの規模の全面広告はちょっと記憶にないですね。


また、号外も配られたそうです。

おそらく新潟駅周辺でしょうか(こちらで受け取った方もいますね http://h.hatena.ne.jp/rosso_dino1029/9234071711637315840)。

それと隣の記事では新潟市からスポーツ大賞、また感謝大賞なるものが送られるようですね。


なぜこれほどフィーバーしているのか

昨日のエントリーでも紹介しましたが、これまで新潟県は高校野球であまり勝てていませんでした。

今日の新潟日報にもこれまでの夏の甲子園での戦績が載っていましたのでちょっと掲載すると

解像度の関係で詳しい内容は分かりにくいと思いますが、○白丸が勝利、●黒丸が敗退ですのでその割合が分かるでしょう。なにせ今大会まで、都道府県別の夏の甲子園大会勝利数では新潟県はワースト1位です。

参考:no title(追記:新潟県のこれまでの甲子園での戦績の情報を追加していただきました、ありがとうございます)


ベスト4に進出するのも史上初、というわけですから今回の決勝戦では非常に盛り上がりました。


冗談で「そわそわして仕事にならない」とは言っても、正直実際はじっくり見れるはずもなく試合は飛ばし飛ばして一部だけ見てはいたのですが、中京大中京が6回一挙6点をあげて 8 - 2 としたとき、周囲の人も含め「あー」とため息をつきました。

もう敗戦ムードで「いやぁ、でも頑張ったねェ」「いつもの年ならお盆前に負けてるくらいなのに、この時期までやってるだけでも」などと感想戦を勝手にするほどでした。しかし選手は決して諦めていませんでしたね。

9回表のツーアウト、ランナー無しで 10-4 と6点差を抱え絶望的な状況でも必死に闘い、まさに崖っぷちで連打で粘り強く攻め続けて1点差まで詰め寄った姿には感動しました。最終回は私も周囲も全員が本当にテレビに集中してしまって、何も手につかなかったですね。

負けはしたものの、素晴らしい準優勝だったと思います。


選手としても、優勝を逃したのは残念でしたが、力を出し切って悔いが残らない試合だったのではないでしょうか。

新潟県関川村出身で5試合を投げぬいた伊藤投手と、その伊藤投手と小学校のころからバッテリーを組んでいた若林捕手のインタビューを載せておきます。

他のニュースでもインタビューを受けていた姿を見たのですが、満足そうな様子でしたね。


あとキャプテンの中村選手もいいコメントだなぁ。


キャプテンでサードの中村選手と、ショート高橋隼之介選手は中越沖地震で大きな被害を受けた柏崎市出身なんですよね。

こちらは準決勝の試合の記事ですが no title

五回に先制打を放った遊撃手の高橋隼之介君(2年)、六回に右前適時打でだめ押しの2点目をたたき出した三塁手の中村大地主将(3年)の2人は、中越沖地震の被害を大きく受けた柏崎市の出身だ。


 地震発生当時、高橋君は中学3年生。幸い、家族にけがはなかったが、慣れ親しんだ町の光景は一変していた。1週間後にはシニアリーグの全国大会に出場することが決まっていたが、「自分には丈夫な体がある。何とかしたい」とボランティア活動を志願。練習の合間を縫って、炊き出しや援助物資を被災者に届ける作業を行った。


 普段使用していたグラウンドも地震で使えず、1時間ほど離れた山間部の練習場を整備して練習した。シニアの全国大会は2回戦で敗れたが、「こうして生きていて、野球ができていることだけでもありがたい」と実感。練習に一層熱が入るようになったという。


 一方、中村君は祖母の家が地震の直撃を受け半壊した。肉親や友人の安否を気遣いながら練習を続けた中村君は、主将としてチームを引っ張る存在になった。「準決勝は“柏崎コンビ”でチームを引っ張ることができた」と中村君。

http://sankei.jp.msn.com/sports/baseball/090823/bbl0908231937028-n1.htm

関連リンク

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新潟日報の168時間

新潟日報の168時間

特別報道写真集 新潟県中越地震

特別報道写真集 新潟県中越地震

特別報道写真集 平成19年新潟県中越沖地震

特別報道写真集 平成19年新潟県中越沖地震

タマゴ茸タマゴ茸 2009/08/25 13:07 選手のインタビュー返答にものすごっっく、
ぐぅっ‥ときました!
ありがとうございます、素敵な記事をみせていただきました!

BunBun 2009/08/25 14:06 こんな紙面、優勝したかのようですね。それだけに新潟県民の気持ち、いや新潟日報の方たちの思い入れが伝わりますね。準優勝でもおめでとうと言いたいと思います。

rikuorikuo 2009/08/25 16:21 > タマゴ茸さん

コメントありがとうございます。キャプテンの中村選手は9番ながら重要な場面で、活躍されていて非常に良かったですね。インタビューでの受け答えにも気配りのきく人柄が伺えますね。

> Bunさん

> 優勝したかのようですね。

いや、本当に優勝したらどんな大騒ぎになっていたか、ちょっと分からないですね。もちろん負けたのは残念ですが、私も周囲で見てた人間も口惜しいよりも、素晴らしい闘いで感動して胸一杯の気持ちが大きいです。
中京大中京も含め両校ともに見事な熱い闘いでした。

so-shiroso-shiro 2009/08/25 21:29 一瞬スポーツ新聞かや?と思いましたが、地元のフィーバーぶりが伝わってきて、素直なよい記事ですね〜

次への期待を残したところなんざ、どうしてどうして。

がんばれ日本文理。

KAEDEKAEDE 2009/08/25 21:40 日記で日本文理のことを書くのに参考にさせていただきました。ありがとうございます。
こんなことがあるんだな〜、ウソみたい、マジで、スゴイ!…何度も思わされた決勝進出でした。
新潟県出身の私にとって、新潟日報の扱いにはビックリするやら嬉しいやら…です。これからは、帰省した際にはジックリ読みたいと思います。

rikuorikuo 2009/08/25 22:00 > so-shiroさん、こんばんわ

いや確かにスポーツ新聞みたいになってますね、それだけ注目されていたのだと思います。今後、文理だけでなく他の高校も奮起してさらに活躍してくれるといいのですが。
とは言え、伊藤投手などのアメリカ遠征や国体などまだ野球活動が終わったわけではないので、今後の彼らの勇姿にも期待するところ。

> KAEDEさん、コメントありがとうございます

新潟県人としては、例年の闘い振りというか……お盆前に敗退する様子などを見ていることもあって、この躍進には驚くばかりですね。ただインタビューで高橋選手が内外のそうした見方に「なにくそ、と思って甲子園に挑みました」と答えており、当人たちは強い気持ちで闘ってきたと思います。
それだけの思いがあって、最終回の粘りだったのでしょうね。とても素晴らしかったです。

あじたまあじたま 2009/08/25 23:35 新潟から東京に出てもう10年ですが、この時期に甲子園の話題で新潟があがるなんて夢にも思っていませんでした。
今日は周囲に新潟自慢ばかりしていました。
素敵な記事をありがとうございます。
おかげで遠くはなれた新潟がもっと近くに感じました。主に熱狂的なところが。

rikuorikuo 2009/08/26 05:40 > あじたまさん、おはようございます

コメントや、はてなブックマーク等の反応を見ると、新潟を離れている新潟出身の人の方がこのニュースや、この記事に好評いただいているようで何よりです。

> この時期に甲子園の話題で新潟があがるなんて

いやホント、お盆前後の一回戦だけで新潟の高校球児の夏が終わることが多かっただけに、まさか最後の試合まで歩みを進められるとは正直、思いもしませんでした。

odomonodomon 2009/08/26 13:14 新・都道府県別統計とランキングで見る県民性の管理人です。引用ありがとうございます。そして準優勝おめでとうございます。

新潟日報には夏の結果しか載っていなかったようなので、手元のデータから甲子園全大会での新潟県勢勝利数を引用ページに追記しておきました。

odomonodomon 2009/08/26 13:17 追伸:
以下のページで過去の新潟県の詳細な記録を見ることができます。

http://www2.asahi.com/koshien/ranking/

rikuorikuo 2009/08/26 19:48 > odomonさん、こんばんわ

またデータ追加までしていただき、ありがとうございます。
しかし、こうして見るとやはり新潟は勝ててないですね……。今回は決勝まで進めたわけですが、まだ山形には及ばないのも正直残念です(笑)。データからご存知かと思いますが、新潟県は春の甲子園では山形県と合わせて長らく未勝利の県として記録を残していました。
ただそれも2006年春の同じ日本文理高校によって、その記録が絶たれた経緯があります。屋外の競技ということで、冬季の積雪など地域の影響が大きいわけですが、将来今年の文理の活躍を見た野球少年が活躍して、四国や九州のチームに勝てるくらいになるといいなー、と思いますね。

edgefirstedgefirst 2009/08/26 20:54 はじめまして、edgefirstです。
地方紙ならではの紙面作りに触れた自分のエントリで、rikuoさんの撮られた紙面の写真を(画像直リンですが)使わせていただきました。
まさに新潟県の興奮が伝わってきます。おめでとうございます。

rikuorikuo 2009/08/26 21:30 > id:edgefirstさん、こんばんわ
> 画像について

正直、新聞を転載しているだけなので、許可出せる立場ではないのですが、直リンクはオッケーです。今後、仮に新潟日報社から著作権侵害等で削除依頼が来たら(来るとしたら私の方でしょう)、そのまま画像が表示されなくなるだけなのでむしろこちらの方がいいかと思います。

> 地方紙ならではの紙面作り

全国紙だとここまで大胆なレイアウトは難しいでしょうね。現在どのスポーツでも全国的に一体感のある出来事……というのはちょっと難しいかと思います。強いて言えばサッカーでもしワールドカップ決勝進出となったら、近い状況にはなるかもしれませんが。そういったことを考えると、思い切った紙面デザインができるのは確かに地方紙だからこそ出来たことだと思います。