支柱の入れ直し

 昨日はりんご園地での作業。りんご樹の主枝、亜主枝へ支柱を入れていき


ます。


りんごの重さで枝が欠けない様に入れていた支柱が、収穫後枝が軽くなり、


はずれてしまったりしています。それを今度は雪の重さで欠けない様に入れ


直していきます。この作業を怠ると、数年、十数年かけて育てた大枝が、雪


の重みで欠損してしまう危険性が高まります。また、根雪になってしまう前


に行う必要があります。冬期間消雪剤を撒いたり枝を掘り起こす事もありま


すが、丸葉樹に関しては、根雪前の支柱の入れ直しが一番の雪害対策です。


また、この秋の支柱の入れ直しは、りんご樹の樹勢維持という面もあると思


います。枝が水平に近づいてくると樹勢は落ちてりんごの品質も落ちてしま


うので、りんごの重みで垂れてきた枝は、最低でも枝先が発出部位よりも高


くなるように支柱を入れてあげます。


 本日は野ネズミ対策で、園地の草刈り作業をします。今年は順調にりんご


樹も落葉が進んでいるので、早めに剪定に取りかかりたいです。