子ども伝承おもちゃづくり

唐人町商店街の中にある西日本短期大学サテライトオフィス
「くるくるTOJIN」にて子ども伝承おもちゃづくりを行いました。
商店街の雰囲気が懐かしく、講座前にぶらぶらしてみました。

時間になったら、小学生低学年の男の子と女の子が、
走りながら会場へ飛び込んでき、道具のはさみ・のりなどを
順番に出し、ちょっとそわそわ気味・・・でした。
商店街の中にある、サテライトオフィスは多くの子ども達が
出入りしており、校区をこえて仲良くなり、友達の輪が
広がっているのですよと、担当の方がおっしゃってました。
同じ校区内でも、子どもたちの交流は難しいのですが、
このような、きっかけとなる場所があることは、地域の
大切な場所だなあと思いました。

当日の内容は、「張子のとら」づくりです。
様々な端材を利用して福岡県の郷土玩具である、
首をふりふりする「とら」を作りました。
江戸時代から伝わるおもちゃで、仕掛けがとてもユニークです。
ただ現代のものからすると華やかさには、
欠けるので今の子どもたちにうけるかなと心配してましたが、
子どもたちは目をきらきら輝かせてくれました。
園児さんも、一所懸命で「出来る出来る」といいながら
お兄ちゃん・お姉ちゃんのすることをきょろきょろ見ながら
頑張ってました。
絵の具を使う際には、手首を匠に動かして、力強いとら柄を
描き、ダイナミックな「とら」たちが完成しました。

4月から始まる、「木もれびひろば」中央児童会館でも
製作いたします。ご参加お待ちしております。