『絶対可憐チルドレン』4巻 椎名高志 作 少年サンデーコミックス

絶対可憐チルドレン (4) (少年サンデーコミックス)
いや〜、うまいな。
新キャラ登場も、無理やりな感じではなく適材適所な感じで、バッチリです。
そしてレギュラー陣はもちろん準レギュラーのキャラ達も、忘れずに使いこなしている。
そしてナイス引きで次巻へ続くだ。
たのしみに次を待とう。


そうか、薫は美神さんの外見と能力に、横島君のたましいが入ったようなキャラクターなんだな。
椎名ワールド最強なわけだ。

『沙羅は和子の名を呼ぶ』 加納朋子 著 集英社文庫

沙羅は和子の名を呼ぶ (集英社文庫)
文庫になってすぐ買ったような気がするが、すでに3年半も経っている…。
まあ、いいや。
10篇収録の短篇集。
加納作品お得意の連作短篇形式ではないが、モチーフやテーマに共通項がある感じの短篇が集められている。
しかし、今回はジャンルが必ずしもミステリーではなく、(結果として)ファンタジーだったりホラー風だったりSFだったりする。
そんなにあからさまに非ミステリーな訳ではないけれど。
一番のお気に入りは表題作。
すごい俗っぽい部分とファンタスティックな部分の掛け合わせた方が素晴らしい。