インドに来てカレーを食わない男 - とある無職の世界一周

というわけでインドに突入です。

この旅行でいろんな空港に行きましたが、インドの空港ほど緊張感のある空港は初めてで、

もれなく全員が好戦的な目でした。
アーミー過ぎて引くレベルです。
でも、インドですしね。

えーと、東インドのコルカタに着ました。
コルカタは世界で一番汚い街と言われていて、まぁ避けて通りたかったんですけど
タイから一番安い航空券がコルカタだったので、かなり仕方なくやって着ました。

街はゴミだらけ。
一部のインド人は道でおしっこしちゃうので
至る所悪臭で満ちてます。
でも、インドだから仕方ない。

空港からバスと地下鉄を乗り継いで
サダルストリートという安宿街まで行き、適当な宿に泊まりました。

ホテル"マリア"。
ドミトリー100ルピー(150円)。

ドミには11個のベットが僕の髪の毛ぐらい無造作に置かれているだけでした。
インドもこの時期は冬なので
夜には日本の冬並みに冷えるのに毛布なしです。
でも、インドだから…ね。

あ、そして友達に会いました。

オーストラリアで一緒にトマトの奴隷をやっていたリュージくん。

チェンマイでケンタロウくんに再会。
カオサンでユウさんに再会。
コルカタでリュージくんに再会。
ラリアで一緒に家畜の如くトマトを収穫してた友達も、みんな楽しくやってるみたいで良かったです。
ってか再会ラッシュですね。

リュージくんは僕がトマトファームで働き始めて
1週間後ぐらいに入ってきたので、僕の後輩と言っても過言ではない人です。
つまり、今リュージくんが生きてるのは僕のおかげです。
これは過言ですね。
まぁ同期なんで仲良しです。

僕がインドのお金を全然持っていなかったので二人で両替屋を探しました。
どこの両替屋もパッとしないレートでウロウロしていたら
怪しいおじさんに話しかけられ、
怪しい布屋に連れていかれ、
チャイをおごってもらって、
喋っていたら、怪しい薬物を２０００ルピーで勧められていました。

"いや、ルピーが欲しいんだよ。"というと。
"ハハハッ！ノープロブレム"と言われました。
いや、笑い事じゃない上でプロブレムだし。
でも、インドだから許す。

臭い。

でも、インドだからむしろ余裕！

まぁ、こんな感じで"インドだから…"と言い聞かせながら
インド初日を過ごしました。

"インドという国に来た"
って考え方じゃなくて、"インドという一つの世界に来たんや"と思いながら平静を装っています。
パラレルワールド扱いすれば大概のことは文句なく過ごせる気がします。

上司の小言も、
同じクラスのクチャラーも、
彼氏の連続放屁も、
耐えれます。
きっと。

かなりどうでもいい話なんですが、
インドってカレーの国というイメージ強くないですか？
僕の中ではその方程式になっているので。
あえてカレー禁止という枷を自らに課しました。
誰も得も損もしない無駄な枷です。

もし！もしも僕が耐えきれず発狂してカレーを食べてしまった場合は…
親父の写真をブログにアップします！

カレー食べたらごめんね…おとん。