第13回 グローバルなサイトマネジメント <コンセプトや理念をどのように伝え、共有し、かたちにしていくのか> | 日経 xTECH(クロステック)

グローバル企業でのWebサイトの管理方法について。

体制づくり

まず、ガイドライン発行元と各国各地との連絡体制(コミュニケーションパス)を構築しなければならない。
たとえば次のような考え方も一般的である。
すべての国に窓口が必要になるが、それらすべてとコミュニケーションするというのも、非効率なため、国を一定の地域(リージョン)にグルーピングし、まずはリージョン単位でのパスを構築する。北米、中南米、ヨーロッパ‥‥、などという括り方だ。

最終的にはコミュニケーション。情報流通が必要ってこと。

たとえば、定期的な情報連絡会やリージョンミーティングも効果的である。

どこもコミュニケーションが大切というのは一緒ですが、欧米系はFace to Faceが重要視されるってことか。

遠くからわざわざありがとう!!!!握手!!!ってのが、大切って感じかな。なんとなくわかる。

その際の、情報の伝え方だが、今までの経験から、直接会って話したほうが良い。e-mailやテレビ会議が普及した今日、意外かもしれないが、コンセプトや考え方を正確に理解してもらうには、直接会って伝えたほうが格段に効率がよかった。他のメディアを使っての情報伝達も不可能ではないが、結果的に早いし、効率的であった。e-mailだけでは人は動かない。

 さらに、外国の方特に欧米系の方々は、一般的に顔の見えないコミュニケーションに不安を感じるようだ。表情やさらには人柄、熱意、握手の感触など人間的な要素すべてをつかって伝達できるのは、直接会ってのコミュニケーションならではの利点である。ネットワーク時代のコミュニケーションだがやはり人と人というプリミティブなコミュニケーションの原点ははずせないようだ。