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僻地で医療を考える このページをアンテナに追加 RSSフィード

2007-05-29 さっそく影響が

[]「がん摘出後、治療怠る」妻死亡、夫が病院提訴(神戸新聞

http://www.kobe-np.co.jp/kobenews/sg/0000356706.shtml

 乳がん摘出後、卵巣がんなどを発症し死亡した西宮市の女性=当時(59)=の夫(64)が二十八日までに、摘出手術後の経過観察で通院していた尼崎市内の病院が適切な治療を怠ったなどとして、同病院に約五千五百万円の損害賠償を求める訴えを神戸地裁尼崎支部に起こした。

 訴状によると、女性は二〇〇三年一月、伊丹市内の病院で乳がん摘出の手術を受けた後、経過観察のため、尼崎市内の乳腺疾患専門の病院に月一、二回通院。同年九月ごろから体重が急に減り始めたため、病院側に相談したが、明確な説明などはなかったという。

 女性は、その後の検査で腹部に水がたまっていることが分かり、再び伊丹市内の病院に入院。卵巣がんと診断され、〇四年十一月、肺転移などを併発し死亡したという。

 病院側は「原告の個人情報に触れることになり、コメントは差し控えたい」としている。

症例自体にはこの記事だけでは如何ともコメントしずらい。経過観察のやりかたとか、いつごろ相談したかとかがわからないから。だから医師に明らかなミスがあったのかどうかは分からない。

ただ、大淀病院関連の影響が出てるなーと思うのが病院側のコメント。

 病院側は「原告の個人情報に触れることになり、コメントは差し控えたい」としている。

裁判にまでなっているのに病院が個人情報保護を理由に自らの意見表明をしないというのは、あまりにも弱気。大淀病院の件に対するマスコミの過剰報道を見れば確かに及び腰になるのも分からなくはないが、ちょっとさびしい。

Yosyan氏のBLOGのコメントで目の覚めるような意見を見た(5/25)。無断引用させていただく。

starpoint starpoint 『「訴状が届いていないのでコメントできない」

ここから変えないといけないですね。訴状の内容はほぼわかってるはずなんだから。

「われわれは最善の努力をしました。その点を十分にご説明申し上げましたが、ご理解いただけず、まことに残念です。しかし訴訟になった以上は、全力で戦います。詳細は訴状が届いてからお話します」

ぐらい言って欲しいです。』

これくらい強気の病院は現れないもんだろうか。どうせ争うのであれば、これぐらい言っても悪いことはないと思うのだが。

ssdssd 2007/06/01 09:48 カムイ伝で、一揆の後に捕まった農民が拷問されても

「すべては江戸のお白砂で」

と言った心意気ですね。

ririnko0406ririnko0406 2007/06/06 16:58 >ssd さま
コメントありがとうございます。
まさにそんな心意気です。
防衛医療とそのような心意気は十分並立すると思っています。
いざ訴訟となったときに毅然とした態度をとれば、続く訴訟を抑制できるのではと思うのですが・・・。

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