ろうそく


雪というか雨というか。やっぱり多少は時間が解決してくれるのかもしれない。でも解決されてないかもしれない。休みにはいってでかけないとやっぱり病んでくるのにかわりはないから。でも二カ月とじこもってたころよりはだいぶまし。そしてあのころはまだ恋しいような気持ちがときどきあった。彼女への嫉妬みたいなものも。でも今は憎らしいとかねたとかうらみとかそういうのににたような気持ちばかりが大きい。こんなに深い傷をのこされたのにあのひとは彼女つくってしあわせになっている(しらないけど)とかされたことへのものばかりが残った。こういうことをぐずぐずくすぶってるだけでもむだなエネルギー使うし自分の心にもからだにもよくないと思うからすっかり忘れたい。もうあのひとともどりたいという気持ちはまったくなくなった。名前をみかけるだけでもにくらしいぐらいに。だけどそんな感情ばかりがくすぶってどうでもよくなったりちがう意味で忘れられなくなってしまった。しもださんの本に書いてある未練に恨みがくっついて忘れたいのに忘れられなくなってしまったってほんとそのとおり。やっぱりすきなひとができてみたされるまではきっとだめなんだろうなあと思う。これからいろいろたのしみなことはありそうになってきたし出会いなんて探せばいくらでもあるかもしれないとも思うしあのひとはもうまったく必要なひとではなくなったと思うからふりむかないで前だけをみてたい。だけど未だに日曜になったりそうでなくても毎日どこかでくすぶっている。あのひとのしあわせなんてたぶん一生願えない。みにくい顔して笑いながら簡単に婚約破棄したあのひとを。たぶんゆるすことも一生できない。だからもうせめて考えないでいいようにうかぶこともないぐらいにわすれたい。もうまったく関わりたくない。彼の幸せな動向なんて二度としりたくない。別れたとか聞いたらふっきれるかもしれないなと思うけど。ひどいかもしれないけどそれだけしりたい。彼が別れたらわたしはきっとふっきれる。もてそうにはないけどひととかかわるのがうまいからまた別れてもうまく女の子つかまえるんだろうけど。