夢のつづき

 高尾の日。午後の授業を休講にして「同朋総会」というお寺の会合に出向く。仏法の事柄だから立派な「法事」である。
 会合のことは後日あらためて書くことにして、今日は、最近手に入れた焼酎の話。
 横浜市の都筑区を拠点に活動している「都筑ハーベストの会」という特定非営利活動法人があるが、この法人が運営する「都筑ハーベスト」という地域活動センターでは、心に障碍のある人たちを「農」を通じて支援している。その活動のひとつに「紅あずまプロジェクト」というものがある。これは、都筑区内の農場で紅あずまを栽培し、収穫したものを鹿児島の蔵元に送り、醸造してもらって焼酎を作るというものだ。2006年から始められ、今年で3回目を迎えたとのことである。
 僕がこのプロジェクトのことを知ったのは昨年のことだが、なかなかつながりを持つきっかけを得られずにいた。今もまだこの組織やプロジェクトに関わっているわけではないのだが、できあがった焼酎を分けてもらう方法があることを知り、さっそく買い求めてみた。
 焼酎の名前は「夢のつづき」。同じ名前の歌をつくった村下孝蔵さんの命日にあたる今日、どうしてもこのことを書きたかったのである。