乳頭温泉郷 大釜温泉 (秋田県仙北市)

泉質:含鉄(II)-アルミニウム-硫酸塩泉(低張性酸性高温泉)
泉温:94.7度
pH:2.58
加水あり(温度調整のため)、加温なし、循環なし

妙乃湯の目と鼻の先にある温泉。本荘かどっかの廃校を移築した建物だそうで、なかなか雰囲気があってよろしいです。

ここのお風呂は、男女別の内湯と露天という、いたって標準的な感じ。妙乃湯と比べちゃうとだいぶ公衆浴場感があるかな。お湯はめちゃくちゃ濃い黄土色の濁り湯で、肌の色に近いこともあって、10cmも浸ると見えなくなる。さらに、泥湯温泉とかには到底及ばないものの、入ると細かい粘土が舞って、さらに見えなくなる。ここまで濁ってる温泉は久々だった。掛け流されてるところの岩が緑色に変色していて、さすが含鉄泉だなあと実感させられた。匂いはあまり強くなくて、なめてみると思いっきり酸性(グレープフルーツ食べてるくらい)。露天に入ったんだけど、お湯は適温で、気持ち良かった。酸性泉ということもあってか、浴後の感触がすごくさっぱりしてて、良かったなあ。しかし、目と鼻の先なのに、なんでこんな泉質が違うんだろう。。。