2012年 1月4日(水)
■2011年と2012年

毎年ブログでは1年の振り返りと新年の抱負を書いているつもりだったけれど、見返してみたら去年は書いていなかった。。 なんでだろうと記憶を掘り返してみたら「WEBデザイン受発注のセオリー」の原稿執筆に明け暮れていたからでした。原稿の更新日時を見ると2011年1月3日、4日に書きあがった原稿があった。当初のスケジュールでは、2010年の12月末までに原稿を書き上げ、1月から図版の原案作成や校正にはいって3月ごろ出版というはずでしたが諸々あって結局出版できたのは2011年の9月。そんなわけで去年の正月休みはブログ書いている暇が無かった。そういえば正月休み明けに同僚に「休んだ気がしない」と話してたのを思い出した。
去年目標としていたのは大きく二点。
結構ヘビーだけど何とかやりきった。もっと細かいところでは本を12冊以上読むとか、体重を60Kgにするとか、海外旅行に行くとかあったのだけど(体重と本は達成できず…)、重点項目をちゃんと達成できたのは良かった。本の出版は転職前に達成したかったのだけど出来なくて、転職後の一番大変な時期と最終校正の時期が重なってしまい、かなり精神的に追い詰められてしまった。しかしなんとか出版できたし、発売記念イベントとして東京、大阪で「Webデザイン受発注の実務ワークショップ」も出来ました。出版したことで雑誌WebDesigningにインタビューが掲載されたりして、改めて出版することの重さを体験することが出来て良かった。(Webばっかりやっていると、実態がWebの中にしかない事が多かったので)
転職は2010年の中ごろからスケジュールを立て始めていて、2011年の年明けてからすぐ動き始めていました。受託から離れる事と、新規事業の立ち上げに関われる事をテーマに転職をしたけれど、実は気になる会社が1社しかなくてそこ(今の会社)しか受けなかったので、かなり綱渡り的な転職でした。。転職当初はWeb担当者的なポジションだったけれど、今は新規事業開発専属になれたので完全に業界&職種のチェンジが出来た。ただ36歳で業界&職種チェンジだったので正直負荷も高くてキツイ1年だったけれど、得るものも非常に多く振り返ると充実した1年でした。異文化、異職種の人たちと関わると頭の中も変えざるを得なくなるので、とても世界が広がったし、自分の能力がだいぶストレッチされた気がします。
さて2012年はどうするか。本業集中。今立案している事業を成功させる、という事に尽きる。事業や自分の生み出す価値について、深めて実践をしようと思う。
2011年 12月18日(日)
■【大阪】12/11 Webデザイン受発注のコミュニケーション実務 ワークショップレポート

12月11日(日)デジタルハリウッド 大阪校 地下セミナールームにて書籍「Webデザイン受発注のセオリー」刊行イベント第二弾を行いました。大阪はWeb系のイベントが少ないらしく、割と早い段階で定員がうまってしまったため枠を増やしたのですが、それでも75名の定員が事前に埋まったともことでありがたい限りで大阪入りを迎えました。
前回のイベントの感想を受けていくつかの点を修正しました。仕事の関係で別の場所で、今回のイベントの内容を改変して喋っていたこともあって、内容自体は大分頭に入っており、今回は事前のリハーサルも2度ほどで充分でした。
※東京版とほとんど変わってませんが、途中の部分の問の解答が入っています。
会場のデジタルハリウッド 大阪校 地下セミナールームは東京よりもたぶん広くて、スクリーンも大きくやりやすかったです。内容は基本的には東京のイベントと同じでしたが、講義の部分は東京以上に真剣に、非常に静かに聞いていただけたのですが、ワークショップでは一転して東京よりも盛り上がり、関西の人はやはり話すの好きなんだなと感じました(偏見?)
東京だとワークショップの時間があまるとチーム内で話さなくなってしまうため、時間配分が結構むずかしいのです、大阪では合図するまでずっとしゃべっていたのが特徴的でした。
質疑応答では、普段の業務の中での切実な悩みや相談系が多かったので、頭をフル回転させながら答えましたが、結構濃いやり取りができたので自分自身一番今回のイベントを通して面白い時間が過ごせました。
そもそも今回の本を書いたのは、「大きな案件のやり方を知っていたら、小さな案件もより上手く回せるようになる」という自分の実感があって、大きな案件のやり方と小さな案件へのフィットのさせ方を伝えたいと思っていました。今回の大阪のイベントではちょうどその辺りの狙いにフィットする方々に来ていただけたので、東京以上に喋り甲斐がありました。
大阪滞在の二日間で5回たこ焼きを食べて、それ以外にもお好み焼きとモダン焼きも食べられたので満足でした。機械があればまた地方イベント出てみたいです。
2011年 11月23日(水)
■Web Designing2011年12月号にインタビュー記事が載りました

Web Designing (ウェブデザイニング) 2011年 12月号 [雑誌]
- 出版社/メーカー: マイナビ
- 発売日: 2011/11/18
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内容としてはWebの受託における見積もりについての特集の中で、2Pほどインタビュー形式で見積もりについて語っています。見積もりにはいくつの考え方があると思いますが、オーソドックスな考え方と手法について語ってみました。
今回改めて受託の見積もりについて考えてみて思ったのは、受託って基本的には請負契約の形態をとっていながら、同じRFPでも価格と出来上がるものがみんなバラバラだったりするのが難しい点なんだと思います。
【民法 第632条】
請負は,当事者の一方がある仕事を完成することを約し,相手方がその仕事の結果に対してその報酬を支払うことを約することによって,その効力を生ずる。
請負契約という契約形態を本質的に考えていくと、「仕事の完成」という定義がまずあり、それに対して報酬を見積もる事になるので、「仕事の完成」が定量的に量れるような形で測定できる事が望ましいということが言えます。それは「完成」したかがどうかが明確に測定できなければ、報酬がもらえない可能性が高くなるからです。
つまり、RFPの時点で仕事の完成が明確になっている事が本来的には非常に重要で、しかもその完成の定義が人によって異ならない方が良いともいえると思います。
しかし実際にはRFP提出後に発注側、制作側双方で話し合いがあり、完成の定義が提案などにより変更されていき、両者の頭の中でなんとなくイメージされ、言語化されないような状態で契約が交わされることになるのだと思います。
価格の差というのは、それぞれの制作者の生産性の部分だけでなく、そもそも完成の定義を変えている部分に関しても見積もられているため発生している、という点がこの問題を難解にしているのだと思います。たとえばグローバルナビゲーションを作るときに画像を貼り付けるだけなのか、JSを使ってロールオーバーにするのか、プルダウン形式にするのかなどといった部分は、完成の定義を提案により変えてしまっている部分といえるでしょう。
たとえばこういった提案の余地がまったく無いRFPだった場合、基本的には作業スピードや、作業する人員の時間単価などによって価格が算出されることになるため、自給が安くて手の早い人が有利になります。この部分は非常に単純な計算ロジックになるはずです。難しいのは提案部分の価格付けです。ここは相手により、価値観が違ってくるのと、競合がどの様な提案をどの様な価格でしてくるかが見えないので悩むことになるのだと思います。この2点(生産性と提案などの付加価値)を分けて考えると、請負の場合の見積もりの仕方が少しクリアになるのかなと思いました。
2011年 11月13日(日)
■【東京】11/12 Webデザイン受発注のコミュニケーション実務 ワークショップレポート

11月12日(土)ベルサール飯田橋駅前 会議室Room1にて書籍「Webデザイン受発注のセオリー」刊行イベントを行いました。イベント1週間前の打ち合わせでは「動員は40名程度かも」との事だったのですが、実際ふたを開けてみたら70名でいっぱいの会場がかなり埋まったような状況でした。(たぶん60名程度の動員)
本の執筆には結局1年ぐらいかかってしまったのですが、本を執筆中、発売後を通してネット上では反響はあるものの、実際に読者の方々や書籍に興味を持ってもらった人たちと会う機会はなかったので、何となく現実感がありませんでした。しかしこのイベント会場に来て、ずいぶん広いセミナールームが開演の時間が近づくにつれいっぱいになる様子を見ていたら非常にありがたい事だなぁという感情がこみ上げてきました。たぶん本に書いた内容って「そんな事当たり前なんだけど、、」という人もきっといる訳で、自分でも出来るようになってしまったことってそんなに大したことのように感じられないため、どれだけ役に立つのか疑問を感じていた部分もあったのですが、十分意味のある出版だったように思えました。(思い返してみると、制作者側にいたときに色々苦労してきたので書けた内容だったのだとは思いますが、人間過ぎてしまったことは忘れてしまっているんですね。。)
最初の60分の講義はともかくとして、ワークショップがうまく機能するかという点が一番の心配事項だったのですが、いい感じに回答の内容もばらけたようで、同じテーブルで共有してもらう事で色々気づきが得られるようなワークショップにしたいという意図通りになったように思います。今回のイベントの中身は主催であるイマジカデジタルスケープの林さんに色々アドバイスをいただいてイベント設計を進めていったのですが、やはり教育のプロだなぁという視点でアドバイスをいただけたので、ワークショップも機能する形にできました。
またワークショップ後の質問でも参加者の方々から的確な質問をいただけたので、説明不足の部分を質疑応答の形で補う事がうまくできたように思います。
当日の資料はこちら。(※一部大阪のイベントでの事前ネタバレにならないようにカットしている部分があります)
http://training.dsp.co.jp/shopdetail/012000000005/order/
ワークショップはテーブルごとにやってもらいましたが、非常に盛り上がりました!
2011年 11月3日(木)
■【東京】11/12 【大阪】12/11 Webデザイン受発注のコミュニケーション実務 ワークショップ

告知が遅れてしまいましたが、「Webデザイン受発注のセオリー」出版に伴い、東京と大阪でセミナーを行うことになりました!
http://training.dsp.co.jp/shopdetail/012000000005/
執筆で疲れ切ったこともあり、最初は本の内容を抜粋して説明しようかと思っていたのですが、せっかくなのでと資料を作っていたら80P程度になってしまいました…。自分が事業者側(発注側)になったことで見えてきたことなども織り交ぜ、より詳細に解説をするつもりです。
最初50分程度は講義で、後半は簡単なワークショップ形式も取り入れ、聞くだけでなく、軽く手を動かすことで実際に使える知識に昇華できるようなセミナーにしたいと思っています。
【東京】
2011年11月12日(土)13:30〜16:30(開場13:00)
住所:東京都千代田区飯田橋3-8-5 住友不動産飯田橋駅前ビル
【大阪】
2011年12月11日(日)11:00〜14:00(開場10:30)
住所:大阪市北区西天満6-5-17 デジタルエイトビル 地下1F
【交通手段について】
2011年 9月4日(日)
■見本誌できました

見本誌が出来ました。献本も昨日発送完了。そしてAmazonにも商品登録されました。見本誌見ておもったけど、やっぱり現物になるといろんな意味で重みがあります。
仕事しながら1冊書き上げるって思っていた以上に大変でした。全体のアウトラインを考えてざっくりと原稿書くところまでは割りと最初の勢いで出来たけど、付随する部分の原稿だったり、図版を考えたり、フォーマットを整えたりというところがかなりの分量があって気が遠くなりました。今回執筆途中で転職してしまったこともあって、編集の部分でだいぶ出版社の方や編集の方に頼ってしまった部分も多かったのでだいぶ助かったのですが。
Webデザイン受発注のセオリー デザインコントロールが身につく本
- 作者: 片山良平,宮崎綾子,ケン・サイトー
- 出版社/メーカー: ワークスコーポレーション
- 発売日: 2011/09/08
- メディア: 単行本
- 購入: 2人 クリック: 24回
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↓は今回の書籍の話をくだったワークスコーポレーションの岡本さんと去年の6月に話をしたときに描いていた本書のゴール。1年以上前だけどそんなにぶれていない本になったと思います。
■ゴール
クリエイティブへの向き合い方を知る。
より良いクリエイティブを生み出せるための適切な情報のインプットの仕方、コンテキストの共有、生み出されたクリエイティブのジャッジメントとそのコントロールを学ぶ。
・どう発注すればいい結果が得られるのか?
・良い製作者かどうかどう判断するのか?
・社内でどうクリエイティブをジャッジするのか、させるのか?
どういうタイミングでどういう情報を与えることで適切な意思決定がされるのか、適切な仕事をさせることが出来るのか?(逆にデザイナー的にはどういうヒアリングをすればいいのかが判る)
2011年 8月29日(月)
■自著「Webデザイン受発注のセオリー」が9月6日発売予定です

去年の9月ごろから執筆を開始した自著「Webデザイン受発注のセオリー デザインコントロールが身につく本」が2011年9月6日(予定)に発売されることになりました。
まだAmazonには登録されていないようなのですが、刊行元のワークスコーポレーションでは予約受付中です。Amazonよりもこちらのほうが早く届くとの事なので早く手に入れたい方はこちらからどうぞ↓
【先行予約】[本] Webデザイン受発注のセオリー デザインコントロールが身につく本 /片山良平 著|ワークスコーポレーション
「なにかこのデザインしっくりこない、でもどうデザイナーにそれを伝えていいかがわからない」そんな経験をしたことがないでしょうか。逆から言えば、Web担当者とうまくコミュニケーションができない、そんなWebデザイナーやディレクターの方はいらっしゃいませんか? この書籍は、これまであまり語られてこなかった、Webデザインのクリエイティブ面に目を向け、いかに成功に結びつけるかを解説しています。
↑こちら発刊元のワークスコーポレーションの書籍紹介文ですが、ここに書いてあるように、主にこの本は事業者側のWEB担当者や、受託側でもデザイナーとやり取りするディレクターに向けて書きました。
Webのなかでもデザインに関する書籍というと、デザイナーの人が書いたデザイナー向けの本や、デザイナーの人が書いたデザインの啓蒙的な本が多く、デザイナーに依頼する人の視点で書かれた物がほとんど無かったように思います。デザイナー視点で書いてしまうと、構造的にどうしてもデザイン至上主義になってしまうため、デザインに予算をかけようとか、デザインですべての問題を解決しよう、というような視点になりがちです。
この本では視点を「デザインを道具として利用する発注者」というところにおいて執筆をしました。なので、デザインで解決できる問題と解決できない問題があり、まずはそれを仕分けしようという事も書いています。TIPS的な明日から役立つノウハウ集ではありませんが、デザイン(特にビジュアルデザイン)というのがどの様に考えて作られているかを示し、センスではなくロジックでデザインに向き合えるように執筆しました。そういう意味では駆け出しのデザイナーの人にも自分がやっている事を俯瞰してみたときにどのようなポジションでデザインに悩みがある方には役立つ書籍だと思いますので是非読んでみてください。
興味ある方はfacebookページで「いいね」してください! →facebookページ「Webデザイン受発注のセオリー」
2011年 5月9日(月)
suehiro2000
元NGCの山崎です。片山さんがんばって。
rk611
お久ぶりです!元気?
こちらはなかなか面白い業界です。
2011年 5月2日(月)
■[book] M&Aドキュメント 事業売却

- 作者: 藤田浩
- 出版社/メーカー: 商事法務
- 発売日: 2004/03
- メディア: 単行本
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事業売却の流れを小説形式で書いた本。次の仕事ではビジネスモデル上、IPOやM&Aのイグジット戦略が非常に重要になってくるので、実務的にどんなことが起きるのかを知るために読んでみた。
著者が弁護士の方なので、M&Aにまつわる法律や手続き、契約交渉に関してより詳しく書かれている。逆に会計的なことやデューディリジェンスで具体的に何をどのように調査するのかといったことは書かれていない。
話の筋が「ハゲタカ」を思わせるようなところもあって、この手の話が好きな人だったら面白く読み進めることができると思う。物語調なので話が頭に入ってきやすくて、全体の流れや、ポイントをつかむのにはとても良いテキストでした。
ビジネスって法律とか契約によって大きく縛られているので、ビジネスを追求するならば法律はざっとは勉強しておくべき領域なんだなというのを、この本読んで思った。。いろいろ勉強することが山盛りだな。
2011年 4月29日(金)
■ネットイヤーグループを退職しました

このほど約4年ほど勤めたネットイヤーグループ株式会社を退職しました。正確には5/8までだけど。次の会社は既に決まっていて5月9日から。今回の転職は、やめるときに有給をたくさん使おうと思っていたけど結局数日ほどしか使えなかった。。
ネットイヤーグループには2007年6月に入社したので正確には3年11ヶ月の在籍でした。ネットイヤーグループの前に在籍した会社は、調布の20名程度のプロバイダー兼システム開発兼Web製作をやっている零細企業だったので、もっと大規模で、フローがある程度確立されていて、ナショナルクライアントを手がけられる環境でWebの受託を極めたいと言う思いでネットイヤーグループに転職したのを覚えています。
ネットイヤーグループの前の調布の会社の時は、地元の仕事を直受けで内製でこなしていたため、Web業界の知り合いも少なく、自分がどのぐらい出来るのかが良く分からなかったから、腕試ししてみたいと言うような気持ちも強かった。当時割とさくっと内定もらえたけれど、ネットイヤーグループで手がけてる仕事の10分の1以下の規模ばかりやっているような(しかも当時外注コントロールの経験さえもない)人間を良くとってくれたなという気がする。今考えるとIPOを目指していた時期で、景気がまあまあ良かったというのも実に運が良かった。今だったら、当時の自分のスペックだったら落とされて可能性もあると思う。
ただ実際はいってみたら、逆に小さいところで何でもやっていた経験が活きて、最初に手がけた案件で、プロジェクトマネージャー(自分)+IA+アートディレクターという社内の体制のはずが、一人プロジェクトになってしまったのだけど、IAワークを自分でやったり、デザイン周りは極力省力化させるとか、死に物狂いな感じでやってみたら割りとすんなり廻すことが出来た。
ネットイヤーグループで自分が配属されたグループは、1クライアントをずっとやっているグループで、それまでに積み重ねたしがらみが色々ある関係で、「慣れるまで1年かかるよ」と盛んに言われたのだけど、結局その最初に手がけた案件を一人で廻すことで色々学んで、割りとすぐパフォーマンスを発揮することが出来た。
そのおかげで入社二つ目の案件で、誰もが知っている非常に大きなブランドのフルリニューアル案件のプロジェクトリーダーを任された。前の会社で普段やっていた案件規模と比べると予算規模で約100倍、ページ数でも50倍、前の会社の最大の案件と比べても予算規模で40倍とかそんな規模だった。期間も1案件のみ専業で8ヶ月という、Web製作で考えると結構大きい規模。これもすごく大変だったけど、会社近くに引っ越すとか、仕事以外のものをかなり切り捨てて仕事に集中する環境にしたら、大きなトラブルも無くローンチすることが出来た。人間やれば出来るのだ。
その後、社内の業務改善とか、ユニットリーダー、統括PM、プロデューサーとかをやりつつ最終的にはチームリーダーになって、組織的には派遣さんとか、常駐のパートナーとか含めると、自分の下に、前の会社の全員より多い人が居るような状態になった。
それなりの人数のマネジメントを経験できたのは自分的にすごく大きかった。組織運営の難しさを知ることも出来たし、組織の問題解決にずいぶん時間を使えた(使う羽目になった)のも経験になった。修羅場的なものもいくつか潜り抜け、精神的にだいぶタフになった。
この4年間は、120%で走ることをずっと求められるような4年だったのだけど、前の会社がぬる過ぎて、自分の力を注げる仕事がなかったので、そういった面でネットイヤーグループは高い要求を求められたのでやり甲斐があった。辛い事も多かったのだけど、仕事に120%徹したかった時期だったので、いろんな事を切り捨てて仕事に集中することが自分的に結構好きだったりもした。おかげでこの4年でかなり成長できた気がする。けっこうな社畜系男子だったかもしれない(笑)
しかし仕事も猛烈に忙しかった一方で、結婚もできたし、社内公募プロジェクトで自分のプランが1位通過したり(諸々事情があり実現しなかったけど)、社外勉強会のWebsig24/7でしゃべったり、本を出すことになったり(実際出るのはもう少し後です・・・)と色々充実していて、それまでの苦労がだいぶ花開いた気がする。俯瞰視点の戦略と、目の前のことを誠実に真摯に取り組むって事が大事なんだなぁと言うのがよく分かった。
こうして振り返ってみるとこの4年は充実していて、ネットイヤーグループに入ってよかったなぁ、としみじみ思う。
ただ、これ以上居て、自分が考える「自分が向かうべきところ」に近くなるかと考えたときに、そうではなくなってきてしまった。当初やりたいと考えていたことは概ね達成できてしまって、まだ学べることはたくさんあるだろうけれど、自分的にここに居てこれ以上追求したいものが殆どなくなってしまった。
ここ1年営業側に仕事の軸が移って、お客さんとべったり仕事してる中で、Webだけが問題解決の手段ではないのに、Webしか売れないことにも疑問を感じるようになってきていたし、ビジネスへの興味が以前より強くなってきていて、様々なビジネスモデルを見たり、ビジネスのアイデアや事業立ち上げに関わりたいという思いが強くなってきていた。
Webサイトの問題解決を真剣に考えたらWebサイト作りをしてるよりクライアント側の組織の問題を解決したほうがよいし、組織の問題解決を考えるならば組織を作る側に居るべきだし、組織を作る側に行くということは経営のレイヤーで関わっていかなければいけないし、そのためには自らビジネスを作り出せなければいけない。
そういう風に考え方が変わってくると、Webの受託産業はもう卒業してもいいかなと思うようになりました。このままいても、Webの受託ビジネスを改良していくことは出来ても、ビジネスを作り出せるようになれる気がしなかった。
と言うことで、脱Webの受託産業です。今後は業種を変えて、スタートアップファクトリーを標榜するハンズオン型のインキュベーター業(なのか??)に移ります。インキュベーター業というとちょっと語弊があるかもしれないのだけど、他にない業態で説明しづらいので、それは入社後おいおい報告します。
今後Webはツールとして使う形でキャリアを積んで行こうと思います。これまでお世話になった皆様、本当にありがとうございました!!
chibirashka
あらま。そうだったんですね。
今までお疲れさまでした。
次もすでに決まっているとのことなので、ぜひ落ち着かれたら色々聞かせてください。
「ビジネスを作り出せるようになれる気がしなかった」というのはまさに共感!
rk611
アウトプットを変えるには環境や枠組みを変えた方がいいと思い、「ビジネスを作り出す」環境・枠組みに身をおくことにしました。それでダメだったら自分がダメだったということでw 落ち着いたらどこかで情報交換しましょう!
蒲田人
HPの文字化け事件のときは、すぐに助けていただき、ありがとうございました。春になったら〜〜って思っていたのに、地震があったり、店が人手不足で毎日の生活がいっぱいいっぱいになってしまって、ようやく夏休みで一区切りしたところです。片山さん元気かな?と思ってブログみたら、て・て・転職! 可能性は無限ですね!ご活躍祈ってます。 もうちょっと落ち着いたら、冬かな?(先延ばし)お会いできるかなぁ。
rk611
お久しぶりです。今度時間作って奥さんとお店行きたいと思います。お店運営の話とかも聞かせてください!




















夫は申し込みました! よろしくお願いします。