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2004-04-24

[][] Eric の RELAX NG

RELAX NG asin:0596004214Relax Ng、実は後半部分は精読できてないのだけど、とりあえず書評を書いてみた:

本書は RELAX NG を解説した現在唯一のもの。RELAX NG は特定の企業や団体ではなく、インターネットを通じて緩く連合した XML 技術者が中心となって設計、標準化された経緯があり、ネット上には入門に適した小規模なドキュメントが散見されるが、本書のようにまとまった分量のものは初めてであろう。

RELAX NG の仕様書は RELAX NG の開発者の側(各種処理系を設計・実装する側) に立った、いかに validation するかというコンピュータサイエンス寄りの内容になっていて、RELAX NG のユーザ(スキーマを読んだり書いたりする側)にはとっつきにくい。そのためユーザの多くは OASISRELAX NG チュートリアルで RELAX NG を学んでいる。このチュートリアルは川口耕介氏による邦訳があり、日本人ユーザのほとんどはこれを通じて学んでいるのが現状だろう。

しかし、このチュートリアルは分量上の制限もあって、あまり触れられていない部分や深く掘り下げていない部分がある。例えば interleave の仕様の詳細はチュートリアルからは理解しにくいだろう。それを知ろうとすると仕様書にアクセスする必要がありぐっと敷居が高くなる。RELAX NG ユーザのために書かれていて、それでいて正確かつ詳細に解説する本書のようなドキュメントは待ち望まれていたものだ。

本書は図書館の蔵書目録を題材に RELAX NG の様々な機能を解説する。説明のために個別に用意された恣意的なサンプルではなく、ある程度実践的なスキーマを一貫して再利用する本書のスタイルはストーリー性もあり、学習者がとり組みやすい。特に個々の機能がどういう目的で使われるのかといったあたりが理解しやすいのが良い。これは単なる文法解説にとどまらない、より良いスキーマを書くための実践的なテクニックが学べるということでもある。

サンプルコードでコンパクト文法を常に並列して提示しているのも本書の特徴だ。その圧倒的な読みやすさ・書きやすさから、RELAX NG ユーザのコンパクト文法に対するニーズは大きい。最初からコンパクト文法をメインに使うつもりの初学者も本書なら早い段階からコンパクト文法で例題を試すことができる。

また、本書には XML Schema データ型の詳細な解説とリファレンスを含んでいる。RELAX NG では高度なデータ型については XML Schema Pert 2 のデータ型を利用するが、その詳細については今まで XML Schema のドキュメントを参照するしかなかった。その点、本書は詳細な解説(正規表現の詳しい解説もある)があり、しかもそれが RELAX NG で利用することを前提にした書き方で書かれているところが優れている。

これから RELAX NG を学ぼうとする人、ネット上のドキュメントなどで一通りは学んだが実際にスキーマを書くとなるとまだ迷いや疑問が残る人、DTD も含めてスキーマ言語には全く初心者だがせっかくなら良い言語で学びたい人(本書は DTD の知識がなくても読める)、そして XML Schema に疲れて落ち込んでいるそこのあなたに、本書は文句なしにお勧めの一冊である。

Amazon に投稿してみました。ベタ誉め過ぎか? でも実際これと言って欠点ないんだよね。ということで邦訳の出版が待ち遠しいわけですが、、、っていうか実は僕が個人的に翻訳を進めています。原書のオンライン版は FDL ライセンス (GPL のドキュメント版みたいなの)で公開予定なので勝手にやってます。出版には至らなくてもいずれ日の目は見るはず。。。

とはいえ僕の英語力はかなり DQN なので訳の品質は怪しいし仕事のスピードは超遅いしで、本当はもっと英語の出来る人がささっと訳して出版してしまった方が世のため人のためのような気も。でもオライリージャパンの方では邦訳の出版企画が通ってないみたいだし、オンライン版の方も現在ドラフト版のみで決定稿への更新がまだで再配布制限がかかったままってことで、今のところはまぁいいか。。。

[][] はてな雑誌遍歴出し

id:ayakomiyamoto:20040422#p1/id:bouya12:20040423#p5 を見て僕も。サークルや研究室、会社等での購読を含む。但しエロ系は除外。。。

  • 小学生時代: 学研の科学と学習(学習は途中でやめて科学のみに)
  • 中学生時代: ASCII、天文ガイド
  • 高校時代: ASCII、GUN、天文ガイド、アサヒカメラ、日本カメラ
  • 大学時代: Super ASCII、プロセッサ(後に Software Design)、Linux Japan、UNIX MAGAZIN、UNIX USER、トランジスタ技術、アサヒカメラ、日本カメラ、月刊カメラマン、イマーゴ、SPA!、ジャンプ、ヤンマガ、スピリッツ、マガジン、サンデー、モーニング
  • 社会人時代: Java World、bit、噂の真相サイゾーヤンマガ、スピリッツ、マガジン

子供の頃は空を飛べたよ、、じゃなくて天文とか昆虫とかが趣味で、漫画やゲームとは縁がない生活でした。父が手塚治虫以外の漫画を認めなかった*1のも理由。学研漫画はいくつか買ってもらいましたが。中学以降は兄が漫画の単行本をいっぱい持ってたのでそれを借りたり盗み読み(ゴルゴ13とかは性的描写等を理由に貸してくれなかった)したり、高校になると通学路に貸本屋(コミックレンタル屋)があったのでそこで借りて読んでました。

GUN は兄がモデルガンとか集めてた関係で古いバックナンバーを読んで、後に自分でも不定期購読。でもバックナンバーが実銃のレビュー主体の記事構成だったのが、僕が買い始めた頃にはエアソフトガン中心にシフトしてきたので買わなくなりました*2。カメラ雑誌は高校の写真部で買っていたもの。

大学に入ってからは写真部の部室でカメラ雑誌と漫画を、研究室で一部のコンピュータ雑誌を購読していたので、そのへんの雑誌を多く読んでいます。文系の読み物に興味を持ちだしたり、付き合ってた女性の趣味でサブカル系の雑誌にも手を出すように。宮台真司のファンサイトをやるようになってネタ拾いのため色んな雑誌をザッピングしてた時期もありましたが、どれも継続的には読んでないので省略。

社会人になってすっかり雑誌を読まなくなったのはネット依存度が高まったからでしょうね。ネットの方が情報速いし、コンピュータ関係だとネットが一時情報になることも多々あるし、深い情報は書籍の方がいいしで、雑誌はなんか中途半端と思うように。付加価値のある雑誌ということで噂の真相サイゾーみたいな裏話的なもの(ネットでもあるけど自分では裏をとれないし)、純粋に内容が濃いものが残りました。漫画雑誌はたまたま好きな連載が多かったのが惰性で続いてる感じ。

(追記) ARTIFACT 人工事実にて晒されましたw でもやっぱり似たような遍歴の人いない。。。加野瀬さんの遍歴で思い出したけど、『I/O』と『マイコン』は中学高校時代に月ごとにどちらかをみたいな感じで買ってました。どちらも広告がいっぱい載ってて分厚い雑誌でしたが、大学に入る頃にはすっかり薄くなってしまって内容の方も(略、ということで買わなくなりました。『I/O』はイラストが味があってよかったのと、ページ下の読者欄(ヤンマガのBE-BOPアジア選手権みたいなの)がおもしろかった。

*1手塚治虫を認めたのは作品をというよりは彼が自分と同等以上の学歴だったからだと思う。

*2:最近久しぶりに見たら永田イチローがすっかり老いぼれてて(しかも危ない感じに)泣けた

bouya12bouya12 2004/04/24 23:41 めっちゃ理系サンなんですねー。憧れます。

rnarna 2004/04/25 01:39 bouya12 さんとは一個も一致してない… (;´Д`) とか言いつつ実は「スーパー写真塾」は一致してると告白してみたり。

ayakomiyamotoayakomiyamoto 2004/04/25 02:13 理系雑誌っていろいろあるんですねー。雑誌界は奥が深いですね。