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頓智・日記 RSSフィード

2011-12-25 Happy Christmas !!

Happy Season Greetings

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みなさん、クリスマスはいかがでしたか?あっという間に2012年です。お互いどんどん面白い仕事をして素晴らしい年にしましょうね!

2011-12-16 SXSW Pitch Battle Award

SXSW Pitch Battle Award が決まりました!

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SXSW 2012で大いに活躍しそうな製品ポテンシャルと、プレゼンの迫力/熱意が重点的に審査されました。結果的には音楽系アプリ/サービスが健闘したのですが、音楽系中心に選んだ訳ではなくあくまで製品の魅力/伸びしろとプレゼンテーターの迫力中心に選びました。

1位 nana

2位 Beatrobo

3位 Picotube

特別賞 Facematch

参加した皆さん、本当にお疲れさまでした!まだまだ粗削りで未完成な段階とは言えそれぞれ光るものがあったと思います。あとは、その魅力をいかに磨き上げ顧客に伝えて行くのか?の積み重ねだと思います。「え?なに?」みたいな製品の方が意外と化ける可能性があります。周りの疑念や懸念を吹っ飛ばして初心を大切に突き進んで下さい!

__ エントリーしたスタートアップ一覧 __

・Conyac:ソーシャルトランスレートサービス:http://www.conyac.cc/

・Nana:音楽共有&編集アプリ:http://nana-music.com/

・Facematch:ソーシャルマに異性とマッチングできるサービス:http://facematch.jp/

・Curioucity:ジオ系サービス:http://curioucity.me/

・Grow:Social Tipping Platforw:http://growbutton.com/

・Bashscope(仮称):Collective Wall Service

・Picotube:動画版 Turntable:http://www.picotube.tv/

・Crowsnest:ソーシャル・ニュースリーダーhttp://www.crowsnest.tv/

・Vongno:すれ違いソーシャルマッチサービス:http://itunes.apple.com/jp/app/vongno/id462255138

・Beatrobo:グループリスニングサービス:http://www.beatrobo.com/

2011-12-14 5 min is Short or Long ?

明日のSXSW Pitch Battleのプログラムです。

なかなか濃密で目の離せない時間になると思います。豪華審査員達がちゃきちゃきのスタートアップを辛辣にこきおろす?あるいは大絶賛するかも知れません。ネットワーキングタイムもありますので、是非事前の情報交換とネットワークに使って下さい。場所は天王洲アイルのサムライインキュベートさんです。お間違え無く!

19:00 開場

19:30 開演

19:30 〜 19:40 SXSW 2011 主催者&事務局挨拶(10 min

19:40 〜 19:50 Startupの世界進出 -Le Web'11参加報告- (10min):Compath.me 安藤×サムライインキュベート榊原さん

19:50 〜 20:00 SXSW 2011 現地映像上映(10 min)

20:00 〜 20:10 Break&Networking Time (10min)

20:10 〜 21:10 Startupピッチバトル(60min)

21:10 〜 21:40 Startup Showcase&Networking(30 min)

21:40 〜 22:00 Closing

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2011-12-13 12/15開催のSXSW2012ピッチバトルに出場するスタートアップ

SXSW2012 Pre-Startup Pitch Battle in Tokyo

12/15開催予定のSXSW2012ピッチバトルに出場するスタートアップが正式決定しました!

イベントページ

http://www.facebook.com/events/290673020965021/

・Conyac:ソーシャルトランスレートサービスhttp://www.conyac.cc/

・nana:音楽共有&編集アプリ:http://nana-music.com/

・Facematch:ソーシャルマに異性とマッチングできるサービス:http://facematch.jp/

・Curioucity:ジオ系サービス:http://curioucity.me/

・Grow:Social Tipping Platforw:http://growbutton.com/

・Bashscope(仮称):Collective Wall Service

・Picotube:動画版 Turntable:http://www.picotube.tv/

・Crowsnest:ソーシャル・ニュースリーダーhttp://www.crowsnest.tv/

・Vongno:すれ違いソーシャルマッチサービス:http://itunes.apple.com/jp/app/vongno/id462255138

・Beatrobo:グループリスニングサービス:http://www.beatrobo.com/

激しいバトルをご期待下さい。あと、審査員も決定しました。mixi宮田さん、ユビイキタス清水さん、芸者東京田中さんなど豪華審査員登場です。熱いツッコミをご期待下さい!

2011-12-06 開発中新製品のプライベートテストへの参加をお願いします。

Welcome to Peek and Poke!!

現在、僕のチームで一生懸命開発している製品コードネームはPeek'n Poke http://techcrunch.com/2011/12/03/tonchidot-ceo-3m-downloads/ )のプライベートユーザーレビューを始めます。

非常にプライベートに進めますので、NDA機密保持契約)へのサインをお願い出来る方で、下記の条件を満たし方にお願いしたいと思っています。

iPhone 4 or iPhone 4Sのユーザーの方(iOS5がインストールされていること)

カップル、あるいは親しい友人知人同士(ペアでご応募下さい)

東京近郊にお住まいの方で、東京都新宿の頓智オフィスにお越し頂ける方(交通費を支給します)

宛先は下記のFacebook/Twitterへのメッセージあるいは頓智試験係の公式アドレス(今後公開します)までお寄せ下さい。

慎重に検討したうえ二組の方々にテスティングをお願いします。 家族、ご兄弟、お友達恋人同士、夫婦などのご関係をお伝え下さい。

http://www.facebook.com/takahito.iguchi

https://twitter.com/#!/iguchijp

テスト期間は12/17-18の二日間を予定しています。アプリケーションはネット経由でお送りします。

レビューを行う際に頓智オフィスまでお越し頂く場合があります(必須ではないですがお越し頂き、ディスカッション出来ると大変有り難いです)。

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2011-11-20 これが本当のキックオフ!

SXSW 2012作戦会議終了!

さて、最初のSXSW作戦会議が終わりました。結果12名が集合し、めいめい考えている製品プランや出展プランを語り合いました。そして、お互いの課題や懸念をどんどん交換、検討し合うと言うとても素晴らしい機会を持つ事が叶いました。

なにしろ、2011は最初のインタラクティブへの参戦でもあり、津波があったという異常事態にも遭遇し、ジャパニーズスタートアップとしては充分な戦いを展開できませんでした。

でも、やはり一通り経験したことは絶対に活かせますし、その失敗を活用しない手は有りません。寧ろ、そこでの体験を振り返る事で多くの闘える材料が見えて来ます。今日話し合う中で出て来たイシューメモ的に列挙してみます。

  1. 主たる戦場はブースなのか?イベントなのか?パフォーマンスなのか?
  2. 主たる対象は音楽?映像?インタラクティブ?それとも?
  3. 課題は製品そのものなのか?マーケティング?それとも?
  4. 巻き込むべき相手は?ジャーナリスト?ブロガー?オーガナイザー?その他?
  5. 発火点は?現地の人中心?SXSW 注目しているネットの人?テックメディア
  6. メッセージのコアは何?訴求するべきコア価値をどういうメッセージにする?
  7. 日本勢の中で組める相手は?組むとしてどうする?ジャパンブース活用法は?
  8. 北米パートナーは?取材メディアはどこがベストPRエージェンシーはどこ?
  9. 事前に準備出来る事。事後にすべき事。効果を計るべきインジケーターは何?

あと、今回の様に集まって情報シェアディスカッションする機会のメリットは大きかったです。

  1. お互い問題意識をシェアして建設的な議論ができる
  2. 実際、そこから良いアイデアがどんどん湧いて来る
  3. 単体じゃ出来ない相互作用が、かなり発揮出来そう
  4. 世界を席巻するやる気がドンドン出て来る
  5. 恐らくお互い刺激を受けて製品とマーケティングがそれぞれ向上する
  6. それぞれが独自のノウハウネットワークが持っているので広がりが出る
  7. こういう試みが続くと、日本のスタートアップは確実にレベルが上がる筈
  8. トータルとしてどういう問題意識、課題設定が有効なのか?俯瞰で見れる
  9. ゆくゆくはスタートアップを支援するマーケ、プレス、セールスなど周辺も繋がって強化出来るかも?

次回は来週土曜日の午後に新宿三丁目でやります。SXSW2012に進出するスタートアップの人は是非ご参加下さい!

SXSW 2012 作戦会議 SECOND

http://www.facebook.com/events/228346680563848/

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2011-11-16 嵐の前の静けさ?

SXSW作戦会議やります(プライベートで)

SXSW 2012 Kick-Offに来て頂いた方々お疲れさまでした!来れなかったけどSXSWへ行くぞ!という方々、こんにちは!今週土曜(11/19)夕刻より、非公式にSXSW 2012攻略に向けた勉強会(別名作戦会議)を新宿三丁目のブルックリンパーラーでやろうと思います。

対象は IT StartUpでSXSW 2012 にて製品PRを仕掛ける予定の方に限ります。それ以外の分野や、そもそも出るかどうか悩んでる!っていう方は今回はご遠慮願います。

あとは、僕のプライベートな試みなので、その分お仕事と言うよりは僕自身も楽しんで一緒に製品を語り合える様な環境を望んでます。なんでもよろず相談って訳には行きませんので、その旨ご理解ご了承下さい。詳しくは、後ほどここでお伝えします!(ブログに金曜日とありましたが、正しくは土曜日です)

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Photo by Takehiko Seki

SXSW 2012 作戦会議を土曜日11/19 20時から新宿三丁目のブルックリンパーラーでやります。SXSW参加予定のスタートアップの皆さんは是非ご参加下さい。

http://www.facebook.com/event.php?eid=147880321980617

2011-11-03 SXSW 2012 KICKOFF !!

南南西に進路を取れ!キックオフやります

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11/10に渋谷でSXSW KickOff Partyをやります!2011の参加者起業家、SXSWアジア事務局さん、TechWaveさんや各種メディアインフルエンサーなど大勢参加する前代未聞のキックオフになります。

ATNDでも既に300名を越える応募を集めています。ぜひ、お越し下さい!あと、そこで行う「受付作業、道案内」などアルバイトの方々の応募を始めます!フェイスブックの「1000人で行くSXSW」グループに名乗りを上げて頂けると非常にあり難いです。特典は無料参加特典です!なにとぞ、よろしくお願い致します!

ちなみに、下は震災直後にSXSWで募金活動開始したとき、日本の頓智で何が出来るか!?テキサスから頓智メンバーに向けて書き送ったメール本文です。この思いはこの時から余り変わらず、、というか益々募っている気がします。セカイを変えるチャンス、それは誰かが造ってくれるんじゃなく自分で作るんじゃないでしょうか?SXSWに行きましょう!

とても重要視点を、ありがとうございます。下に僕なりの意見を記します。実際、位置情報は別として、世界中からTwitterを使って、多くの素晴らしいメッセージが日本に向けて寄せられています。Twitterははやくに公式ハッシュをアナウンスしましたね。このあたりの配慮と行動は実に迅速で的確だと思いました。

また、僕らも Facebook を通じて、募金プロジェクトを伝達しています。これの有用性と効果は少なくとも募金を進めるうえでとても有用で、その手軽さと運用の簡単さは実に素晴らしいです。感心しています。

その他にも、 Ustream を用いた自家放送、Google の各種施策(人や場所を探す上での有効な手段の提供/カスタマイズは様々な被災状況で、限りなく多くの貢献に繋がっただろうと想像します)など、多くのエンパワーメントをもたらしてくれました。これらは改めてシリコンバレーのスタートアップが持っている「世界を変える力」の再確認もでありました。それは素朴に凄い!と思いますし、素直に尊敬をします。流石だな!!と思います。

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その一方でセカイカメラの価値は何なのか?と言うことを自分なりに考えました(マイナス面はあとで挙げますね)。簡潔に言うと、「見えない物を見える様にする感覚」「その場にある想念を浮かび上がらせる驚き」「現実空間情報に直接触れるかの様な感触」といった独自のリアリティではないか?と思います。

それはむしろユーティリティと言うよりは、ある種のアートインスタレーションと言うべきではないか?と感じます(肯定的な意味かどうかは兎も角、そういう位置付けで観た方がしっくり来ます)。

以前、赤松さんがエアタグを東京からパリの間の上空に大きなベルト方式で並べて、それをアート表現にしようとした壮大なアイデアがありました。とても大きなビジョンでした。もちろん、実際には、位置情報データを空間に配置してライブビューに重ねているだけなのですが、あたかも地球をイメージで覆う様な感覚を伝えようとしていました。もちろんそれを現実に行うととんでもない天文学的オーダーのコストがかかる訳ですが、セカイカメラだと実に取るに足らないコストで簡単に実現出来ます。

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ですから、世界の彼方此方からその場にメッセージを書き込んで、その復興や再出発を祈るという行為そのものは実用的なツールと言うよりは、ある種のアートプロジェクトではないか?と思います。そこで改めて感じるのですがアートの表現と言うのは実は大きな力を持っています。

ゲルニカがもたらした力を思い出して下さい。あの一枚の絵が、スペインの内戦に対して果たした影響は計り知れません。そうです。絵が日々の栄養や安全を提供することはまずありませんが、それを通じて人々の心を動かして、より良い、より美しい何かに人を突き動かす何かが存在しており、その力は決して侮れる物ではありません。震災に於けるセカイカメラの使いどころは、むしろそういった所ではないかと感じます。

ここオースティンでは様々な日本へのメッセージが生まれ、伝えようという努力が進められています。たとえばユニセフ子供の絵をホワイトボードに集めて、それを日本に伝えようとしています、日本を応援しようとする子供達の絵は心を打ちます。僕らのHelpSaveJapanProjectでも、募金をして下さった方々の笑顔をスナップしてフェイスブックのウォールに張り出しています。

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これらの事がどの位被災地に良い影響を及ぼせるか分かりません。場合によっては、限りなく安全な場所で自己満足に浸っていると思われるかも知れません。でも、少なくともここではそういった所で躊躇するよりは、元気に、明るく、素朴な善意を形にしたいと思って、大勢の力がそれこそ驚く様な支援金を集める力になっています。黙ってうつむいていては全く出来ない様な支援の力を引き出しています。

ですので、もちろんバッテリーの消耗のダメージは周知をするべきでしょうし、利用環境が限られることも事実です。

ただ、その被災地の空間そのものにメッセージを届けられる。そしてそれがその場に浮かび上がって来る様な効果を与えられるといったある種のインスタレーションは、少なくとも視覚的な表現としてはとても効果的に被災地を応援していると言う状態を伝達出来るのだろうと想像できます。そしてそれはある種の自己表現であり、見方によっては宣伝がましい見え方もあるかも知れません。ですから、宣伝してやろう!と言う取り組みであってはならないと思います。

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その一方で、世界からのメッセージが現地に届けられているビジュアルプレゼンテーションをさらに世界に発信出来るという能力は表現としてはとても強い伝達が出来るのではないかと考えます。そういった視点で活用できるのであれば、セカイカメラを作った甲斐があると思いますし、その利用イメージがユーザーからわざわざ届けられたと言うことにも大きな感銘を受けます。

そういう前向きな、独特のメッセージ表現が出来ると言うことをセカイカメラのユーザーの方が気付いて下さったと言うことに大きな喜びを感じます(ちなみに僕はそのTwitter タイムラインをほぼリアルタイムに観ていまして、本当に感動しました。例えに有ったウルトラメッセージと言うのは、ウルトラマンエースとかウルトラマンタロウの世代かな?)。

1000人で行くSXSW2012展示者、参加者グループ

http://www.facebook.com/groups/229825107081054/

2011-10-31 StartUp Dating

アプリケーションの新時代

2011年のアプリ環境を考えたとき、「一発ネタじゃない」「固有の体験性がある」「継続的な発展性がある」アプリが続々リリースされている事を強く感じます。かつてはスマートフォンアプリを開発する事そのものに意味があった時代があり、2009年頃であればネタさえ面白ければ、あるいは既にあるウェブサービスリモコン的位置付けでも充分に価値がありました。

たとえばカメラアプリはかつて撮影編集機能の中心でした。それがInstagram以降は撮影体験にシェアリングの要素を加え、フィルタリングコミュニケーションの結合した新しい体験性が人気を博し、その結果としてカメラアプリを入り口にしたソーシャルサービスが普及しました。

最近リリースされたばかりのBatchなどは、イベントを作成して参加者同士がそこでシェアをする体験性をうまくすくい取って、ソーシャルなシェアを現実体験に結びつけるユニーク製品価値を実現しています。My 365の場合は一日一枚をカレンダーに並べ、それをソーシャルにシェアすることで個々のユーザー個性価値観をお互いが伺い易くしています。これも固有の体験性と継続的発展性に繋がる製品価値と言えます。

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日本のスタートアップはそういった競争環境で、ユニークな体験性や新しい関係性を発見創造する力を充分に持っていると思います。あとは、それをいかにグローバルな環境でも闘えるだけのスケールに成長出来るのか?そのための組織や資金をいかに準備して行くのか?のフェーズに差し掛かっている様に感じます。

そこで思うのはシリコンバレーのプレイヤー達が、例えばアップルだろうがグーグルだろうが、ある意味ゴールデンステートの教育機関を中心に人脈形成し、その底流で高度な協力関係を構築している事です。それは結果として、組織と資金の双方に大きな効果をもたらしています。

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今回SXSWに向けて1000人のサムライが集結するというプロジェクトに向き合っているのは、ある意味急ごしらえとは言え日本のスタートアップが共に力を出し合い、限られた時間と空間で闘う機会をシェアすることに非常に期待をするからです。それがシリコンバレーの"場"が持つ力にどの程度拮抗出来るかはともかく、そういった土壌を形成するキッカケ程度でも良いので機能をすれば、本当に大きな意味が有ると考えるのです。

常識を捨てる。オリジナル視点を持つ。それを鋭く貫き通す。

先週土曜には NOMDAD NEW'S BASE で開催された StartUp Dating イベントに参加して来ました。そこで幾つか素敵な製品出会って来れたのでメモしておこうと思います。

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まず、その一つ目は「Facematch」です。僕も少しだけお手伝いさせて頂いた Breakthrough Camp のベストに選出された製品ですが実際に触るのは初めて。でも、その利用導線/体験価値が非常にしっかりしていて驚きました。

顧客に訴求すべき付加価値が明確で、ユーザーシナリオが非常に良く練られていると感じました。なかでもUI/UXデザイナーが何回か交代して制作されたと言う体験性のデザインが秀逸で、ここまで操作性が優れていると同じコンセプトで開発したとしても、ひと味もふた味も違う製品になるなと思いました。チームとしての結束力とそれを牽引するリーダーシップが製品の背景に有るのかも知れません。

あと、もう一つは「SnapDish」です。これは一見グルメ系Instagramの外観で、そう受け止めた際には余り面白く有りませんでした。ところが、現実コンテンツ主婦が家庭で手作りした手料理のスナップが中心で、ある意味手料理を軸にしたライフログなのですね。

ですから、目に飛び込んで来る料理写真がなんとも温かく、自然とそれを食べてくれる子供達の笑顔がこぼれてくる印象です。なるほど、同じ料理を扱っても、家庭料理をシェアすることで巻き起こるインタラクションはまるで異なるでしょうし、そのパーソナル性や共感の強さは独特の求心力を持っていると感じられます。非常に面白い製品でした。

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ちょうど同じタイミングで「My 365」という「一日一枚の写真を公開して行くフォトログ形式のアプリ」を体験した時にも思ったのですが、モバイルアプリならではのエンゲージをうまく活かし、独自の価値軸でユーザーを巻き込んで行くタイプの製品がこうして出て来る事に、日本のスタートアップのある種の成熟を見る思いがします。

Facematchの場合の「気になる女の子との出会い」にしろ、SnapDishの「手料理を通じた共感共有」にしろ、My 365の「一日一枚の写真に想いを込めるフォトログ」にしろ、要するに固有の価値軸で何を軸足にするのか?何を出会いの切り口にするのか?どういうコンテキスト(情報の糸口、情報のつなぎ目)を追求するるのか?が、非常にシャープです。

そして、そのシャープさはアプリケーションに於ける価値軸の明確な仮説化を起点にしているのではないか?そして、そのシャープな仮説が有るからこそユーザーシナリオが明快であり、開発者と利用者の間に強い紐帯が生まれるのではないか?と思います。

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何か価値を提供するには多くを捨て去らないと行けない、その1000のNOを言い続ける事、それは気まぐれなYES/NOではなく固有価値を追求するシャープな仮説が起点であるべきでしょう。

日常の生活感覚を切り換える固有の視点、新鮮な気付きが必要です。"小さい発見発明"こそが大きな世界観の変革をもたらすのだろうと思います。

2011-10-30

理想工場NEXT

先週金曜日のad:tech Tokyoで「理想工場NEXT」というセッションをやりました。これは電通藤田さんやGCAサヴィアンの久保田さんと始めた実験的な試みです。

ソニー創業者の井深大盛田昭夫のような世界規模のアントレプレナーシップを実際に経験者から学びたい!という欲求がそもそもあり(僕がフェイスブックでそれを書いたら久保田さんと藤田さんにすぐにご賛同頂いたのでした)若手起業家で集まってソニーの理想工場の勉強会をしよう!と思いついたのが発端でした(理想工場とはソニー設立趣意書に述べられているキーワードです)。

それがあれよあれよと言う間に井深さんや盛田さんとお仕事された元ソニーの郡司さんや松本さんのご参加を頂き、勉強会も盛況でったので、それではその学びを元に次世代の理想工場をいかにして実現しようか?という話になりました。

実にいろいろなアイデアが出たのですが、最終的にやろうということになったのは「幸いにもスタートアップすることの出来たカンパニーが世界レベルの製品やチームを手に入れる機会づくり」でした。12月14日の初回ミーティングに向けて「製品とチームはあるけど、次のグローバルレベルに展開する段階に向けて模索している」 そんなカンパニーの公募を開始しました。ぜひ、エントリーしてみて下さい!

理想工場NEXT

http://www.facebook.com/risokojo?sk=wall

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画像は ソニー共同創業者 盛田昭夫を讃えるスティーブジョブズ(1999年10月5日)です。