「クロワッサンで朝食を」シネスイッチ銀座

シネスイッチ銀座で、初週動員・興収を約20年ぶりに更新しフランス映画NO.1となった人気の映画です。

公開直後から、シネスイッチの前をいつ通りかかってもチケット売り場には列ができていていました。
日によっては晴海通り近くまでまでその行列が伸びていることもありました!
シネスイッチは大好きな映画館なので、人気が高まるのはとても嬉しいことなのですが、
個人的には真夏の暑さの中チケット確保のために並ぶ勇気がなく、残念ながら今回はあきらめようかと思っていたところ、
偶然最終日に希望の席を予約でき、うきうきと映画館へ。

私が一番観たかったのは、何と言ってもジャンヌ・モローです。
ルイ・マル監督の『死刑台のエレベーター』のヒロインなどを演じてきた大女優が、オール私服で登場します。
圧倒的な存在感です。
もう、輝いています。キラキラではなく、後光というか、彼女自身から光が発せられるというか・・・。
ジャンヌの表情や立ち振る舞いに釘付けです。
そして、声もいい!すこしハスキーな意志のある女性らしい声。
ジャンヌ演じるフリーダという女性は、家にいるときでもきちんとメイクアップしてどこにでも出かけられる装いで一日を過ごします。
ですから、フリーダの自宅シーンが多いこの映画ですが、様々なジャンヌのファッションを楽しむことができます。
シャネルのパールのネックレスを素敵につけられる人を見たのははじめてだなぁ・・・と思いました。
自分をよく知っている女性は本当に素敵ですね。

映画自体は、3人の主な登場人物が織りなすこじんまりしたストーリーです。
でも、人生を重ねて来た3人なので、各人の人生の深みが味わい深いです。
主要メンバーが女性が二人と男性が一人なので、大人の恋のバランスも見え隠れします。

予告編から想像するほどパリの景色が多いわけではなく、エッフェル塔は登場しますが、少し残念でした。
その分、人物のストーリーの方に重心があります。

心わき立つようなラストシーンが用意されている訳ではありませんが、とにかく、
ジャンヌ・モローの女優としてというよりも女性としてのすごさを堪能できたことに満足しました。

それから、夏の間はすっかりやる気を失っていたフランス語へのモチベーションアップもかねてフランス映画をみたのですが、
久しぶりに聞くフランス語は、やっぱりとても耳に心地よかったです。
字幕を見ているせいかとは思いますが、会話を聞き取ることができて楽しかったです。
フランス映画を日本語字幕で観るの、いい勉強法ですね。


地域 劇場名 期間
大阪 梅田ガーデンシネマ 公開中
東京 吉祥寺バウスシアター 公開中〜9/27(金)まで
福岡 KBCシネマ 公開中
千葉 千葉劇場 公開中〜10/4(金)まで
愛知 名演小劇場 公開中
京都 京都シネマ 公開中
神奈川 横浜シネマ・ジャック&ベティ 公開中
埼玉 ユナイテッド・シネマ浦和 公開中
千葉 シネマイクスピアリ 公開中
兵庫 神戸アートビレッジセンター 公開中〜10/4(金)まで
熊本 DENKIKAN 公開中
北海道 シアターキノ 公開中
東京 角川シネマ有楽町 公開中〜10/4(金)まで
東京 新宿武蔵野館 公開中
神奈川 川崎市アートセンター 公開中
長野 長野ロキシー 公開中〜9/27(金)まで
石川 シネモンド 公開中〜9/27(金)まで
北海道 シネマアイリス 9/21(土)
北海道 シネマ・トーラス 9/21(土)
長崎 長崎セントラル劇場 9/21(土)
宮崎 宮崎キネマ館 9/21(土)
鹿児島 ガーデンズシネマ 9/21(土)
秋田 秋田フォーラス・シネマパレ 9/28(土)
群馬 シネマテークたかさき 9/28(土)
静岡 静岡シネ・ギャラリー 9/28(土)
兵庫 シネ・ピピア 9/28(土)
長野 松本CINEMAセレクト 10/4(金)のみ
青森 フォーラム八戸 10/5(土)
宮城 フォーラム仙台 10/5(土)
福島 フォーラム福島 10/5(土)
栃木 フォーラム那須塩原 10/5(土)
岐阜 CINEX 10/5(土)
新潟 シネ・ウインド 10/12(土)
岡山 シネマ・クレール 10/12(土)
沖縄 桜坂劇場 10/12(土)
山形 フォーラム山形 10/16(水)
東京 キネカ大森 10/19(土)
千葉 TKPシアター柏 10/19(土)
兵庫 塚口サンサン劇場 10/19(土)
広島 シネツイン新天地 10/19(土)
広島 シネマモード 10/19(土)
広島 シネマ尾道 10/19(土)
岩手 フォーラム盛岡 10/26(土)
静岡 浜松シネマイーラ 10/26(土)
三重 進富座 10/26(土)
佐賀 シアター・シエマ 10/26(土)
山形 フォーラム東根 11/2(土)
山形 鶴岡まちなかキネマ 11/2(土)
愛媛 シネマルナティック 11/9(土)
香川 ソレイユ 11/9(土)
富山 フォルツァ総曲輪 11/16(土)
大分 シネマ5 11/30(土)

madame FIGARO japon (フィガロ ジャポン) 2013年 10月号

madame FIGARO japon (フィガロ ジャポン) 2013年 10月号 [雑誌]

別冊付録の「2013-14AW Organic Hair Style Book この秋は髪型もケアもオーガニックで!」がおすすめです。

今秋取り入れてみたいナチュラルでおしゃれなスタイル写真がたくさん掲載されています。

私は、ちょうど髪を切りたいと思っていたので、この付録を目的に購入しました。

季節先取りのグラビアにも、おしゃれテンションが上がります。


最近、なぜかELLEよりもフィガロが好きです・・・。


また、この別冊のヘアスタイルについては、

スマートフォンアプリ「フィガロ・プラス」と連動中。「フィガロ・プラス」をダウンロードして、気になった靴やバックを撮影してみて。

ということもできるそうです。


madame FIGARO japon (フィガロ ジャポン) 2013年 10月号 [雑誌]

madame FIGARO japon (フィガロ ジャポン) 2013年 10月号 [雑誌]

「ココ・シャネル 女を磨く言葉」高野てるみ 

今週あたりからなんとなく街が秋めいてきて、あまりの暑さに夏眠していた私のおしゃれ心も復活しつつあります。
コスメの秋物が気になったり、店頭のファーやストールを手に取りたくなったり。
書店でも、ファッション関係の書籍を手に取ることがおおくなりました。

今週購入したのは、「ココ・シャネル 女を磨く言葉」。

女を磨く ココ・シャネルの言葉

私には初のシャネル本です。

シャネル関係の書籍はたくさん出版されていますが、
導入編として読みやすいかなと思い、PHP文庫から発売されているこちらを購入しました。

内容ですが、
「ファッション」、「恋」、「仕事」、「美意識」の4章に分かれており、合計60個のシャネルの言葉が著者の解説とともに綴られています。

どのページから読んでも、シャネルの優美で力強い言葉に圧倒され、どの言葉も心に残ります。

生活の中で些細な決断をするときにもふっとその言葉が浮かんできて、もし彼女だったら・・・と考えることもあり、自分でもびっくり。
影響力甚大ですね、さすがです!


本の中にも掲載されていますが、私が一番影響を受けた言葉です。

「香水をつけない女に未来はない」

大げさな表現に聞こえるかもしれませんが、雷に打たれたように、自分の中で革命がおきました(笑)
香水に限らず、あらゆることに関して。

女性に生まれた喜びをもっともっと肯定してみたいです。

こちらのご本を読んでみたいと思っています。

シャネル

「クローゼットとマットレス」 スミルハン・ラディック+マルセラ・コレア展

「クローゼットとマットレス」 スミルハン・ラディック+マルセラ・コレア展
The wardrobe and the mattress by Smiljan Radic and Marcela Correa


会期:2013年9月4日(水)〜 11月30日(土) 月〜土曜 11:00〜20:00 (最終入場19:30) 日曜 11:00〜19:00 (最終入場18:30) 会期中無休 入場無料

会場:メゾンエルメス8階フォーラム(中央区銀座5-4-1 TEL: 03-3569-3300)

主催:エルメス財団


スミルハン・ラディック(1965年チリ、サンティアゴ生まれ、同市にて活動中)は、革新的動向を見せるチリ現代建築業界において、ひときわ注目を集める建築家です。
素材や環境を活かした建築を手掛ける一方で、マルセラ・コレア(1963年サンティアゴ生まれ、同市にて活動中)との協働により彫刻や映像作品も発表しています。
街中にふと出現し、また去っていくサーカス団のテントのように、簡素で痕跡をとどめない仮設建造物や束の間の隠れ家など、移ろいゆく環境と人間の営みへの哲学的な考察を提案しています。

今回の展覧会ではマルセラ・コレアと共に、クローゼットとマットレスという、二つの家具を題材とし、記憶の持つ領域を象徴的に表現する作品を制作します。

クローゼットには、私たちの持ち物、過去、思い出などが収められています。扉で隔てられたその内部には、ハンガーにかけられた洋服たち、
それらは持ち主の身体の一部として主の記憶を宿しています。
マットレスは、身体を横たえる人のあらゆる動きを柔軟に受け止め、眠る人を夢という異次元へと誘います。その無防備なやさしさは、私たちの身体を記憶し続けます。

私たちを外界から守るために、巨大化してしまったクローゼット。まるで記憶を取り出して形にしたかのようなマットレスの彫刻。その謎めいた組み合わせは、異質さとともに、
日常の奥に押しやられていた記憶を呼び起こし、その領域が不意に可視化する瞬間を思わせます。ラディックとコレアは、現実を作り上げている時間たちを、
この二つの家具を変形させることで、フォーラムという舞台に取り出して見せているようです。

また本展示では、上記のインスタレーションに加え、街中に存在する脆弱な建築「Fragile Construction」の写真をシリーズとして紹介します。

隠れ家のように質素でありながらも親密な空間、あるいは常に移ろいゆくはかなき構造体、どちらもラディックとコレアが問いかける記憶の領域を獲得するための方法論といえるでしょう。

キスマイ、デビューから10作連続1位 史上6組目の快挙

やったね、キスマイ☆☆☆!!

【オリコン】キスマイ、デビューから10作連続1位 史上6組目の快挙
 人気グループ・Kis-My-Ft2の8thシングル「キミとのキセキ」(14日発売)が初週26.1万枚を売り上げ、8/26付週間ランキング首位に初登場。
前作「キ・ス・ウ・マ・イ 〜KISS YOUR MIND〜/S.O.S(Smile On Smile)」(3月27日発売)の初週売上21.4万枚を上回る好スタートとなった。

 シングル首位獲得は、デビュー曲「Everybody Go」(2011年8月発売)から8作連続。アルバムも『Kis-My-1st』(昨年3月発売)、『Goodいくぜ!』
(今年3月発売)で2作連続1位を獲得しており、デビューからの連続首位数を10に伸ばした。

 男女グループ、ソロを通じてデビューから10作連続首位獲得は、ジャニーズ事務所の先輩グループ・光GENJI(1989年7/31付)、KinKi Kids(1999年8/16付)、
NEWS(2008年3/10付)、KAT-TUN(2008年6/16付)、Hey!Say!JUMP(昨年3/5付)に続く史上6組目の快挙。
また、デビューから8作連続シングル首位は、光GENJIに並ぶ歴代5位タイ記録となった(歴代1位はKinKi Kids=32作連続)。

 本作は、メンバーの玉森裕太が主演を務めるTBS系ドラマ『ぴんとこな』(毎週木曜 後9:00)主題歌の表題曲などが収録されている。

没後40年記念 ピカソ愛と芸術の版画展

渋谷パルコで行われているピカソ展へ行ってきました。

ピカソの創作の原動力となったのは、数多の恋であり女性たちであったそうです。

そんな背景を踏まえて絵をみると、難解と言われるピカソの絵の中に非常に人間らしい部分が見えてくるような気がして、巨匠ピカソがぐっと身近に感じられました。

私が印象的だったのは、ピカソの描く「目」です。
とても優しく、きれいで、引き込まれる瞳だなぁと心に残りました。

版画展ということで、少ない線で描かれた作品が多かったのですが、身体の筋肉の動きなど複雑なものをたった一本の線で表現できるなんて、ほんとうにすごいなと感動しました。
大切なのはここなんだ!ということがこの人には瞬間でみてとれたのでしょうか。

また、音声ガイドが2種類用意されていました。
山田五郎さん、友近さんの2バージョンで、スマホアプリを利用するもので、1種200円です。
私は友近さんバージョンをききながらみたのですが、解説がわかりやすくておもしろくて、とてもよかったです!!
スマホの画面には真面目な解説も表示されるので、聞き逃したところは文章を読んで補足することもできます。

展示スペースが狭いので、人が多いと少し見にくいかもしれません。
できれば空いている時間帯に行かれるのがおすすめです。


熱くて濃密で、夏にぴったりな展覧会だと思います。


補足ですが、渋谷でキスマイの「キミとのキセキ」がたくさん流れていましたー!!うれしい☆

没後40年記念 ピカソ愛と芸術の版画展
スペインが生んだ20世紀最大の画家パブロ・ピカソ
彼の芸術を語る上で欠くことのできない要素が、女性たちとのロマンスです。
ピカソが出会い、恋に落ちた女性たちは、ピカソの芸術に、幸福感を与える一方で、人間の醜さや、確執、嫉妬をも生み出しました。
本展覧会は、「ピカソ愛と芸術の版画展」と題し、ピカソが生涯に制作した約2000点にものぼる版画作品のなかから、
男女をテーマにした作品、女の肖像作品を中心におよそ60点を展示します。

会 場 パルコミュージアム  渋谷パルコ パート1・3F
期 間 2013/07/19 (金) −2013/08/19 (月)  10:00〜21:00 ※ 最終日は18:00閉場 ※ 入場は閉場の30分前まで
入場料 一般500円 学生400円 小学生以下無料
主 催 パルコ
企画制作 パルコ/テクノプロ
お問い合わせ 03-3477-5873  (パルコミュージアム
協力  一般財団法人荒井記念美術館/SMILE VEHICLE/クウジット/TOKYO FM
協賛  西武運輸