自業自爆で自画自賛

(注意:ちょいとグロいです)
部屋の中で小さい虫がやたら飛んでるなあ、とか思ってたら半端じゃなく悲惨なことになってました。
事の発端は昨日の夕方。
料理中に誤って豚ミンチをゴミを入れてる袋にひっくり返してしまったんですよ。
「上のほうは綺麗だから普通に食べれるよ、どうせ加熱するんだし〜」なんて適当極まりないことを考えつつ普通に料理を続けてそのときはまったく問題なかったんだけど、残りゴミ袋を軽く縛って玄関に置いたのが問題だったのです。
そう、生肉とは恐ろしいもので、たった一日でものすごい数の虫がわいてました。
ああもう、思い出すだけで寒気がします。
で、速攻でそのゴミ袋を捨てに行ったのはいいんだけど、部屋の中にもそこそこな量の虫が残ってしまいました。
30分ぐらい格闘してかなりの数を叩き潰したんだけど埒が明かん、ということで一計を案じて「飛んで火にいる夏の虫作戦」に切り替えました。
作戦内容は簡単、主戦場となっている台所の電気を消し、隣にあるのトイレの電気をつけてドアを少し開けておくだけ。
これで奴等は光に誘われてトイレに集中、そこを一網打尽にすればいいわけです。
うっはー、頭いいぞ自分。
ということで作戦続行中、さっき見に行ったらそこそこの数か集まってたので殲滅しときました。

○○するのが面倒くさい周期

megyumiさんが「アニメ見るの面倒くさい周期」について語っているけど、自分の場合は「ネット巡回するのが面倒くさい周期」と「ライトノベル読むのが面倒くさい周期」がたまにきます。
ライトノベルはマンガやアニメに比べて想像に依る部分が多いから、ネットは探索範囲がどうしても広くなってしまうから、とそれぞれの理由で楽しむのにエネルギーが必要なんですよ。
で、エネルギー不足で一度手を出さなくなってしまっても、大体の場合はエネルギーが回復すればすぐに元に戻るんですが、たまに回復してもなかなか戻らず引きずってしまうことがあったりします。
まあ、そういう場合でも時間はかかるにしてもそのうち戻るんですけどね。
趣味の世界なんで、やりたいようにやればいいわけですし。
ちなみに今は軽い「ライトノベル読むのが面倒くさい周期」だったりします。
日記を見ると「それなりに読んでるじゃないか」と突っ込まれそうだけど、最近読んだライトノベルは安定したシリーズ物ばかりだったりするんですよね。
惰性で動いてはいるけど新規開拓は面倒、というのが"軽い"たる所以です。

月の盾 (電撃文庫)(電撃文庫 岩田洋季)

電撃スレで名前が挙がっていて、調べると非シリーズ物だということで購入。
ちなみに岩田氏の他作品は未読。


正直言ってあまり期待してなかったのと見た目の分厚さから、読み出すまでがなかなか長かったんだけど、読み始めてしまうと予想以上に面白くて一気に読んでしまいました。
とにかく思ったが、綺麗にまとまったいい話だなあ、と。
あとがきにも書いてあるとおり「国崎桜花というひとりの天才少女の挫折と栄光の物語」なんだけど、桜花の心境はもちろんとして、桜花をとりまく周囲の人物までしっかりと描写されてるのがいいですなあ。
自分はわりと感情移入して読むタイプなんで、かなり物語に入り込んでしまいましたよ。
おかげで嫌味キャラの美咲に腹が立って仕方なかったです。
余談だけど、美咲みたいなストレートに嫌味な行動をするキャラってライトノベルでは珍しい気がした。
ライトノベルでは、悪役だとしても悪意を直接的にぶつけてくるキャラって少ない気がするんだけど、それは読んでる本が偏ってるだけなのかなあ。
で、こういった心理描写のような綺麗系の要素だけじゃなくて、桜花が認められていく過程でのカタルシスや、展開のスリリングさ、徐々に明かされていく過去の出来事あたりの要素もよく出来ているんで、全体で見るとよくまとまった小説に思えたのです。


一つだけ気になった、というかよくわからんのだけど、実際に名画といわれるものにはそんなパワーあるんですかねえ。
自分は美術観賞なんて縁がない人間で、絵といわれればマンガやライトノベルの挿絵ぐらいしか見ない人間なんだけど、名画というやつを実際に生で見たりしたら作中で描写されてるみたいに圧倒されたりするのかなあ。
わたし、気になります」ってことで、今度どこかに行ったら美術館にでも行ってみようかしら。