手をかける暮らし


暑い暑いと思う毎日の中にも
少しづつ秋の気配を感じるようになり
夜には秋の虫の声も聞こえ
部屋の中に流れ込んでくる風は少しひんやりとしていて
確実に季節は流れているのだなぁとしみじみ…

毎年
どこの親御さんも頭を悩ます子供の学校の夏休み自由研究。
私は、あれやこれやと口出しすることも
イデアを出すこともせず
基本的に本人に任せています

やらないつもりならそれでもいいし
何か興味があるものがあるならそれをやってくれればいいというスタンス。
もちろん、協力は惜しまないし
聞かれればアドバイスをしたり一緒に考えたりもします

今年は
娘が自分でネットを使っていろいろ検索をしていて
夏休み前からやりたいことを決めていた様子。

早い時期に
「枝とガラスと貝でモビールを作りたいの」と。

それは素敵!!と私の方がわくわくしてきて(笑)
ふたりで材料調達をし
娘がデザイン画を描いてイメージ作りを。

一日かけて夏のモビールを作りました

手作りが得意な私ではないけれど
娘が小さなころから
小物にちょこっとリボンを付け足したり
お菓子を一緒に手作りしたり
そんなお楽しみの時間は大切にしてきました

自分の部屋を片付けることや
ノートの使い方
モノを置く位置や
買う時の基準etc…

それらは
「しつけ」というより
彼女自身が自分の中で楽しみとして見につけてくれるといいなぁと
思ってきました
だって、素敵な毎日を作り出すのは誰でもない
自分自身なのだから。

娘がモビールを作る姿から
10年間、彼女の中に少しづつ育まれてきた
そんな「力」を感じて
何だかとても嬉しい母なのでした。