花見ヶ原から赤城山(黒檜山)

大沼を望む

ここのところ3週続けて毎日曜日、日和らずに山に行きました。
今日は1月に雪に阻まれて登山口までたどり着けなかった、花見ヶ原からの
赤城山(黒檜山)です。

家を出発したのは、ぴよ家の定番7時を過ぎてから。
道の駅「くろほね」でトイレ休憩を必ずするのですが、今日は3連休という事もあってか、たくさんの車とバイクが駐車していました。

中でも目を引いたのが、黒のプリウス
矢沢永吉仕様というか、ステッカーなどが幾つも幾つも貼ってありました!
ここまで綺麗に貼ってあると「お見事!」と言いたくなります。
オーナーさんが戻ってきて、やおら車体を拭き始めたのには、彼のファン魂を感じずにはいられませんでした。

と、順調に登山口に到着。
今日は雷雨が来ないことを願って入山。樹林の中を緩やかに、ひたすら登る感じです。日が差し込んでくるのですが、木々の深緑に遮られ、快適な登りになりました。


頂上まで後500mか?というところで女性2人のパーティーとすれ違い「ピストンですかぁ?」などと声をかけたところ「ビジターセンターの方、大沼に行きます〜」との返事。
「えっ?大沼??このまま下ると大沼には行けず、花見ヶ原キャンプ場に着きますよ」

なんと、彼女たちは地図を持たずに来たらしく、分岐で間違えてこちら側に下山してきた模様。下山してしまえば彼女たちの車のある駐車場までぴよこも、交通手段が見当もつきません。

で、登り返して分岐まで一緒に歩いて、彼女達は正しく駒ヶ岳経由で下山、ぴよこ達は山頂を目指します。

頂上は大変な盛況ぶり。休憩後、頂上で写真をとっていると雨が落ち始めました。雨具上下をつけて下山です。今週も雨に降られてしまいました。
雷雲が遠ざかり、雨具も脱いで登山口を目指していると分岐で男性5名のパーティーに遭遇。「大沼はこっちですか?」

おおっ〜!ここにも迷える子羊が!!
「地図は?」「携帯の地図があります・・・」5人いて誰も地図を持っていない?
またぴよこの天蓋から地図を出し説明。ここから登り返すと約2時間。頑張れよ〜!若人よ!

地図を持たないで入山するパーティーに一日で二組も遭遇したのは初めてです。下山してキャンプ場の管理人さんと話をしていると、今日は男性が道を尋ねてきて、大沼のほうに行くにはどうしたらいいか?と聞かれたらしい。で結果登り返していったという事でした。
今日はこれで3パーティーが地図も持たずに入山したという事ですね。

ちなみに花見ヶ原から大沼の駐車場までタクシーを使うと2万円かかるそうです。

まっ、GWの八ヶ岳の地蔵の頭で「赤岳はどっちですか?」と行者小屋の方から登ってきた登山者に聞かれたことのあるぴよこは、地図なし登山にあんまり驚かないですけど・・・・