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もっと最高の夢を【〜鼻呼吸〜】

2012-12-17

話数単位で選ぶ、2012年TVアニメ10選

1.ココロコネクト 第12回 雪降る街へ
2.夏色キセキ 第9回 旅のソラのさきのさき

3.TARITARI 第6回 笑ったり 想ったり
4.君と僕。2 第10回 cherry
5.坂道のアポロン 第9回 ラブ・ミー・オア・リーヴ・ミー
6.お兄ちゃんだけど愛さえあれば関係ないよねっ 第1回 おにあい
7.氷菓 第9回 古丘廃村殺人事件
8.じょしらく 第1回 普段問答/ふく違い/叫び指南
9.アクセル・ワールド 第14回 Arrestation;策略
10.ソードアート・オンライン 第1回 剣の世界




詳細コメント

ココロコネクト#12

おすすめ度:☆☆☆
個人的な好み:☆☆☆☆☆

<コメント>
最も好きな話に、余計なコメントは必要ない。
暗くてジメジメした内容だったけど、僕はこのクールで一番好きなアニメでした……その一言に尽きます。

夏色キセキ#9

おすすめ度:☆☆☆☆
個人的な好み:☆☆☆☆

<コメント>

夏色キセキって、なんか、ファジィ(?)なものを描いてていいと思うんですよね。この食事シーンとか。日常の当たり前の風景みたいなものがある。


まず、この回の放映中にこんなツイートをしたら、かなりの反応があって手応えを掴んだということ。

とくに印象的だったのが旅館で夕飯の膳が出されるシーンで、夏海がおいしそうにそれを食べる姿が、本当に幸せそうで、日常の当たり前の「小確幸」と地続きになっている。
やはりアニメで食事シーンは重要なのだ。


あたりまえのことを、あたりまえに描く。そういうことが、困難だったり、できるのにできていないアニメが多い。その点、水島精二は頑張っていると思う。今回は風景の描き方が本当に上手くて感心した。



上ふたつは旧ブログからの引用だが、このあとに、超常現象はエブリデイ・マジックだから違和感なく幅広い層に受け入れられるという風な記述が続く。

だからこそ、こんなアニメが「夜更け」に放送されたという、日本のアニメ界の現状を嘆かざるを得ない。
NHKでもどこでもいいから、この番組は夕方枠で放映されるべきだった。
無理か……。

近年の日本におけるエブリデイ・マジックの最優秀作がこのアニメだと、わたしは確信している。
そこでは藤子不二雄に端を発する「すこしふしぎ」モチーフと、青春・風景が絶妙にマッチングしていた……!

TARITARI#6

おすすめ度:☆☆☆☆
個人的な好み:☆☆☆

結局、ココロコネクトに水を開けられてしまったTARITARI。
やはり、後半トーンが落ちるのは否めない。
「TARITARIは6話まで」そういった意見が残っていくのだろうか……。
そういった意味で、TARITARIを象徴するのが第6回。

しかし、近年で1番続きが楽しみだったアニメというのも事実。
次回が気になって夜も眠れない。そんな焦燥感を感じたという意味では、大げさかもしれないが『カレイドスター』を彷彿とさせるものがあった。
もちろんアニメ史上最高傑作議論でも俎上に上がるような『カレイド』とTARITARIを比べるのは、かわいそうだ。
しかし、TARITARIには、『カレイド』以来、久々に駆り立てるものがあったのだ。

君と僕。2#10

おすすめ度:☆☆☆
個人的な好み:☆☆☆☆

個人的にドツボにはまってしまった回。

今まで張った伏線が、最高の結実を見せた。今回、演出も超ハマってる。フラッシュバック的に挿入される海岸のイメージが刺激的すぎる。



今回に限っては、「これまで」を知らない人でも、「わかる」。(中略)あたしゃ、初めはどうしようもないクズアニメだと思ってたんですよ。『ソ・ラ・ノ・ヲ・ト』に続いて神戸守やらかしちゃったなーと。第一印象は最悪だった。それが、このような巻き返しを見せるとは。ほんとうに、ここまで大きくなって・・・・・・。



また旧ブログからの引用になるが、当時はものすごいテンションでこの記事を書いていた記憶がある。

しかし冷静に考えると、わたしはストーリーを読み違えていた。
春たちが卒業するのを茉咲が哀しむ回だと勘違いしていたのだ。
冷静に考えたら、そんなことあるわけないのに!
春たちは2年生であり、茉咲は1年である。
基本設定すら頭に入ってなかったのか。

やっぱり、放映中から感想を書き始めるからだめなのだ。
裏返すとそれは、俺が各話感想に向いてないっちゅうことだったんだな。

坂道のアポロン#9

おすすめ度:☆☆
個人的な好み:☆☆☆

「風景」と「青春」は、近年のアニメを語る上で重要なタームだ。
風景を描き、青春を描く。そんな作品が増えている。
坂道のアポロンも、「60年代・佐世保」という風景の中でノスタルジックな青春を描く作品だった。
そういった青春群像劇こそが、実は「普遍性」に最も近づいていることに、ようやくアニメ制作者も気づき始めている。
9話の旧ブログ感想記事は、ずばり普遍性がテーマ。
しっかり観ながら記事を書けたから、記憶に残っている。

お兄ちゃんだけど愛さえあれば……#1

おすすめ度:☆☆
個人的な好み:☆☆☆☆

今期は『ガルパン』『おにあい』がお気に入りであることは以前書いた。
ただ両作品は、特定の回が飛び抜けて面白いというのではない。あくまで流れの中で。

ただ強いてあげるならば『おにあい』の1話冒頭を観た時、その丁寧な描写に「これはいける!」と思ったから、秋アニメで一つも出さないのもなんだかなあと思って選んであげたのだ。
結局、アニメは「描写」なのである。

氷菓#9

おすすめ度:☆
個人的な好み:☆☆

氷菓からは地味な回を。
なぜこれを選んだかというと、おそらく氷菓で一番綿密に見返したのがこの回だから。
というのも、当時アニメの「語り」という要素にすごく関心を持っていて、この回を題材に構造分析をしようと思ったことがあるからである。
エクセルにセリフを書きだしたりね。
その成果がこの記事

じょしらく#1

おすすめ度:☆☆
個人的な好み:☆☆

水島努ガルパンではなくあえてこれを。
俺が久米田好きなのとは何の関係もなし。
第一回の放送をたまたまリアルタイムで観ていて、「えらく人物を小さく見せるコンテだなあ」ってのが印象に残ったから。
それを文章にまとめたのがこの記事

泡#14、竿#1

今年もっとも稼いだラノベ作家、川原礫
でもアニメは、両方共俺の印象にゃあまり残らんかった……。

川原礫という作家らしい作品は、アニメを観た限りではアクセル・ワールドのほうな気がした。
作家の本質というか、ね。
SAOは1話のクオリティは文句なかったのだけれど……。

あとがき

ブログで盛り上がった記事は、やっぱりかなり印象的です。
あと、個人的な意見。
テレビアニメって、必ずしも最初から最後まで観なくてもいいんではないでしょうか。
とくに全体の1/3くらいの「観こぼし」なら許されると思っています。
もともと歴史をたどれば、テレビアニメは全話見られることを想定してなかったしね。
「シリーズ単位」ではなく、「話数単位」という考え方がもっと浸透してもいいんじゃないでしょうか?
上のベスト10の中にも、途中で「切っちゃった」アニメが何本かありますし、ね。

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