Hatena::ブログ(Diary)

vesの冒険の書

2016-12-03

こないだすげえ久しぶりにUOのトムから連絡があり、飲みに行こうぜってことで上野で飲んできた。10年ぶりくらいだったけどトムはあんま変わってなかったな。

ゲームの話とか当時のUOの話とかしてた。キャラネームでリアルで呼ぶの久々で最初気後れしたが、慣れると全然気にならなくなってた。

そのこともあってか、最近ふとソードアートオンラインというアニメみたらどハマりした。いや名前は聞いたことあったんだけどさ。俺TUEEE系ハーレムラノベかよって途中思うんだけど、これはMMORPGに熱中したことのある人間はくるものがある話だわ。

10年以上くらい前にMMORPGが流行ってた頃の没入感はすごかったわなーマジで。

2016-05-22

格ゲーそして最近

ちわVESです。みなさんお元気でしょうか。

最近週刊ジョージアウメハラ漫画を見て久しぶりに格闘ゲーム燃えたいなあと思って2月にps4スト5をやる気満々で購入。がいざ技を覚えようと思ったら途端にめんどくさくなって一日で放置ですわ。ちいさめだけどスティックも買ったのにw

ただ漫画にもでてくるスパ2Xがどうしてもやりたくなってアキバガンプラ買いにいくついでにheyに寄ったのね。ここは10円でできる体験台があるんだよ。台は10人くらい人いて結構盛り上がっててさ、俺はスパ2Xはあんまやりこまなかったけど5回くらい対戦してみた。全部瞬ころされたんだけどさ、なんかこういいんだよね。

当時聞き慣れたBGM、波動拳昇竜拳のボイス、なんもかんも懐かしくてね。軽くトリップでしたよ。ポリゴンのキャラも綺麗だけどさ、この頃のグラいいなあって。いい時代だった。

でさ、スト5もハマれなかったしなんかあんまりps4でやるゲームなくて。FF15体験版もワクワクできなかったし。久しぶりにps3のキャリバー4でオン対戦したらこれがまたおもしろくてさ。俺が今までで一番やり混んだ格闘ゲームってやっぱこれなんだよね。個人的には5でなくて4なの。これが最高。何気にまだps3版にはそこそこやってる日本人の人もいてさ、気がつくと20戦とか余裕ですよ。ps3はフルブもあるし、ps4の時代とはいってもまだまだ面白いソフトはps3だなーって感じですよ。

あ、ただねps4は内蔵アプリyou tubeがスイスイ観れるんだけど、最近はこれで実況動画観るのにもハマってる。自分は操作しないで楽しいプレイ見れるしさ、前まではなんで人のプレイみて楽しいのかわからんって考えていたんだけど、最近はそれわかるなあ。。って感じてますよ。完全におっさんの繰り言かもされんけどさ。

2016-01-02

[]あけおめでーす


VESです!今年もよろです。

最近は休みの日にガンプラづくりにハマってる。鉄血のオルフェンズ面白いよ!


f:id:romanciz:20160103195923j:image:w640

ガンダムバルバドス


f:id:romanciz:20160103195901j:image:w640

バルバドス第三形態&滑空法


f:id:romanciz:20160103195904j:image:w640

グレイズ改&武器セット2

武器セットつけるとハンパねぇかっこよさ…劇中じゃイマイチ弱いけどww


f:id:romanciz:20160103195920j:image:w640

マーク2リヴァイブ。

新規リメイクティターンズカラー。出来もいいけど最近のは関節がよく動いてどんなポーズでもできるのがいい。

2015-08-31

[]ジョードプル4・青の街へ〜マハラジャの城と二つのオムレツ



インドのような衛生的にイケてない国で腹を壊すと何が困るといえば、やはりトイレである。ホテルや高級レストランならまだしも、庶民的な店や公衆トイレなどは汚そうで行く気にはなれない。ホテルを出て周囲の青の街を探索していたのだが、三十分もするとトイレに行きたくなってホテルに一度戻らなければならなかったので、自然俺の行動範囲はホテルを中心として、いつ何時トイレに行きたくなっても戻れるくらいの距離になっていた。まるでコンパスの円のようだ……。

街からは大体どこからでも、メヘラーンガル城というかつてマハラジャが住んでいたという大きな城塞が見える。この城塞はどっしりとした岩の高台の上にそびえたっていて立派なもので、街一番の観光名所だ。俺はせっかくなのでそこを見に行こうと思った。そこはコンパスの円の距離を超えていたが、あれだけの建物ならば観光客も多く訪れるだろうから綺麗なトイレもあるだろうと考えたのだ。う〜いちいちこんな心配をしなくてはならないのが辛すぎる。。



城塞に向かう途中で並ぶ青い民家の玄関先に子供が二、三人たむろしている。ふと別の民家を見ると二階の窓に腰かけて外を眺めている子供たち。こちらに気づくとハーイ!と手を振ったり笑顔を投げかけてくれる。ジョードプルの街並みは地方のそれらしく、デリーやバラナシなどよりも少し落ち着いた牧歌的な雰囲気が漂っていた。この旅ではインドの人の写真をよく撮っていたけど、子供はやっぱり特に撮るのが面白い。くるくると変わる表情や物珍し気にカメラを眺める子供たち。かと思えば二階のベランダの柵に両手で頬杖をついて、モデルみたいに小首をかしげて写真を撮らせてくれる子供もいる。それらを撮りつつ坂を上ってゆくとメヘラーンガル城に着いた。

この城塞はデリーのレッドフォートとは違い、白に近いクリーム色と薄茶色の石で造られている。石を削った装飾が素晴らしく、内部の部屋も白と金を基調とした、色とりどりの贅を凝らした作りになっていた。

間抜けな顔をしたライオンの装飾のついてる籠やら、曲刀や波型の剣など。様々なものが展示されていた。が、正直言って城塞に入って十五分後には既にそれらに飽きていた。だってどれも同じに見えてくるんだもん。

この城塞で唯一よかったのは丘から見下ろすことができるジョードプルの街並み。

城塞がかなりの高台にあるため、街が一望できるのだ。こんなドでかい豪奢な城に住んでいたという当時のマハラジャは「ほっほっほ。今日も下々の者達はあくせく働いておるのう」などと考えたりしていたのだろうか。俺がマハラジャならそう思う。

景色を見ていると、青の街といっても全ての建物が青いわけではないというのがよくわかった。半分半分くらいの比率で普通の茶色い家々も見える。ただ青い建物が9割を占めるくらいの一角もある。あそこに行って思いっきり写真撮ってみたいもんだ。が、城にいたインド人にあそこら辺は何という地区か。行ってみたいんだけども。と聞いても全然通じなかった。。







やがて城塞の丘から下りた俺は、街の中心地サダルマーケット(広場)へと向かった。

茶色い外壁に囲まれた小さな凱旋門のような立派な入り口をくぐると、向かいの広場中央にマーケットのシンボル時計台が見える。マーケットはお土産から茶葉の店、食器、衣類と何でも揃っていて、街の人達も日用品や食材の買い出しに出ていた。

このジョードプルのある場所をラジャスターン地方というのだが、このあたりの特徴として女性のサリーが派手というのがある。デリーやバラナシなどでも原色や派手な色使いの衣類をよく見かけたが、ラジャスターンではそこに更に細かな柄が加わるといった感じ。例えば食品店の前で物色している五十代くらいのおばちゃんなんかは、スカイブルーの地のサリーにオレンジと黄色の複雑な花の柄。そして上ににもう一枚ピンク、ブルー、イエロー、ペパーミントグリーンの虹のような布を袈裟懸けしている。こんな調子のおばさんやらお婆さんは多く、日本ならオシャレをこじらせたあまり髪の毛をピンクや紫に染めてどーすんだこの婆さんって感じになるのだが、うだるようにクソ暑くカラッと晴れたこの街ではそのド派手なサリーがよく映えていたし、派手ながらもセンス良く配色をまとめたおばさん達には品があった。



ここに来た目的は、一つはインド産の紅茶を買いたかったのともう一つは、お昼ご飯に地球の歩き方に載っている二つの有名な『オムレツ屋』に行きたかったのだ。二つの小さなオムレツ屋は門のすぐ近くに向かい合って営業しており、ライバル関係にあるらしい(笑)

 

ロンリープラネットオムレツショップ』と『チョーハンオムレツショップ』。俺はまず前者の店に行ってみることにした。ロンリープラネットオムレツショップはお菓子やパンなどが大量に積まれたり吊るされていたりして、それだけでなく携帯電話メモリーカードもありますよといった内容の大量の看板が掲げられている。店の端にケースに並べられた卵が何段も積まれていて、まるで雑貨屋と駄菓子屋をまぜこぜにしたような店だった。

近づくと髪を赤く染めた六十代半ばといったシャツを着た優しそうなおじさんが「やあ」と声をかけてきてくれて、俺はオムレツを注文した。覚えていないけど三十ルピーくらいかな?

すると卵の脇に小さな使い古したコンロが一台あり、そこでおじさんが立ちながら調理してくれる。卵を三つ割り入れ、ピーマンや玉ねぎやトマトなど刻んだ野菜とスパイスを振り入れて手早く丸い卵焼きを作る。いわゆる日本の楕円の形をしたオムレツではなく、見た目お好み焼きという感じ。そしたらそれをカットし、インドでよくある三分の一サイズくらいの小さな食パンの間にはさんでサンドイッチにしてくれるのだ。

『おおーっ!うまそう』と、俺は喉を鳴らしてしまった。

早速かぶりつくと、パンの間のオムレツはふわっとした食感で、味付けはカレーと塩味なもののそこまでカレー味がきつくなく優しくマイルドな味だった。これは今の俺には本当にありがたい味だった。インドのなんでもかんでもカレー味に飽きていたし、お腹の調子もよくなかったのでどぎつい味付けは避けたかったからだ。たまに添えられたケチャップで味を変えつつ、俺はすぐに完食してしまった。うん、これはうまい!


ロンリープラネットオムレツに満足した俺は、味を比べてみるべく数時間後、今度はチョーハンオムレツショップに足を運んだ。

カウンターの奥に二十代後半くらいの色黒な若い男がいて、男はすぐに日本人?と声をかけてきた。男はヴィッキーという名前で、ここの店主らしい。少し気難しそうな顔だが、笑顔を作ると中々モテそうだなという感じ。似たようなオムレツ屋が二つあるということはどちらかが後からオリジナルのパクリをしたのではないかと思っていたのだが、どうも俺はこっちの若いのが後から真似たのではないかと思った。


「ウチの店は日本人の客が多くてね。みんなこのノートに感想を書いていってくれるんだよ!アナタも書いてくれないかな!?」と、古びたノートを渡してくれるヴィッキー。見ると、「ここのオムレツは本当にうまい!」とか、「ヴィッキーさんは本当にいい人で街のガイドまでしてくれた!」などといった日本人の書き込みがたくさんある。だからここのオムレツ屋はいい店なんだ〜!とはもちろん思えるはずもなく、というよりこういった書き込みを強要されるのは自分としてはあまり好きじゃない。とりあえずはオムレツを実際に食べてみてどうするか決めようかなと思った。

ヴィッキーがオムレツをカウンターの奥で作り始める。おおよそロンリープラネットと同じような流れで作っているが、その途中で店の奥からヴィッキーの弟らしき十代半ばの子供が電話の受話器を持ってやってきて、どうやらヴィッキーに電話がかかってきたらしかった。すると、彼はフライパンにかけられたオムレツを火のついたそのままに、奥に電話をしにいってしまった(笑) おいおい俺のオムレツどーなんの。

弟はカウンターに残っていたのだが、どんどん火の通るオムレツを見て、ヴィッキーがなかなか戻ってこないようなのでとうとう彼がオムレツをひっくり返して調理の続きをしていた。が、どうも動きがぎこちなくて、普段から調理をしているという感じでもなさそうだった。

するとヴィッキーが電話を終えて戻ってきた。フライパンを持っている弟をみると、「お前何勝手にやってんだよ!?」といった目つきで弟を睨む。おお〜ナンパそうな奴だが意外と職人気質なのかもしれん。と一瞬思った。これじゃ客に出せねえよというわけなんだろうか…。んが、ヴィッキーはフライパンのオムレツを数秒眺めた後、何事もなかったかのようにパンにサンドしはじめた。おいいっっ!!それ出すんかいっ!(笑)


そうして出されたオムレツは、見た目ロンリープラネットのとすごく似ていた。まあパクリだからなのかもしれないが、そもそも丸パク商品を相手の目と鼻の先で売るというのはなかなかすごい話だ。ともかくパンにかぶりついてみる……。んー。見た目は似ているが、ヴィッキーのはロンリープラネットのよりも具材も少なく、味の奥行きという点で劣っているように思えた。シンプルというか深みがないというか。ロンリープラネットのはもっとふわーっとしていて優しく包み込まれているような味がするのだ。俺にはさっき食べたオムレツの方がうまく感じた。

よって、ヴィッキーに渡されたノートに『向かいの店のオムレツの方が美味しいですね!』と俺は書いてやったのだ。

感想書いたよ!と言いながらニッコリ彼にノートを手渡す。もっと誠実な商売しろやヴィッキー!!

そうして、俺はまた市場を探索してみることにした。



f:id:romanciz:20110624144953j:image


f:id:romanciz:20110624185600j:image


f:id:romanciz:20110624135713j:image


f:id:romanciz:20110624150348j:image





ジョードプル5に続く。

2015-08-10

[]ジョードプル3・青の街へ〜到着


道中何度か目を覚ましてトイレに行った。便器の穴はそのまま車体の下に繋がっていて、つまり線路上にそのままブツが垂れ流しになるというダイナミックな作りだ。

自席に戻る途中で一等車両を通る。左右に個室のようにカーテンを閉められる二段ベッドがあり、広さにもそこそこ余裕があってさすがの一等車両という感じだった。あーあこっちの車両にすればよかったな〜……。

そんなことを繰り返しているうちに窓の外は白み始め、ジョードプルが近づいてきた。やがてあと10分くらいで街に着くという頃、俺は外の景色をじっくり見たくて降車口へと荷物を持って向かった。インド鉄道車両は走行中でも手動で降車口のドアを開けることができる。危ないのだがそんな危険意識も特になく、やっぱり降車口には大学生っぽいインド人の青年がドアを開けて立って外を眺めていた。

外はまだ建物もなく、荒涼とした砂地と背の低い草木がまばらに点在するだけの風景が続いている。生暖かな風が吹き込んでくるのを意に解さずに、大学生は顔だけを外に出して列車の進行方向を眺め続けていた。

「君は日本人?ジョードプルに来たのかい」

後ろに立っていた俺に気づくと男は俺に話しかけた。そうだよ。

「そうかい。ジョードプルは美しい街だから旅行を楽しんでくれ!」

『アンタはジョードプルに何しに来たの?』

「ここは僕の故郷なんだよ!久しぶりに帰るんだ!早く着かないかなあ」

と言って、大学生は待ち遠しそうに再び街の方角へ目をやった。

俺は東京生まれの東京育ちで、東京を離れて暮らしたことがほとんどない。

だから望郷の念というのをあまり感じたことがないのだけれど、久しぶりに故郷に帰るというのはこんなにも待ち遠しいものなんだなあと、後ろから大学生の顔を見ていた。やがて青々とした外壁の建物がいくつも立ち並ぶジョードプルの街並みが見えてきた。うわあ、ガイドブックの写真で見るよりもやっぱり迫力が違うもんだ!列車が駅に停車すると、大学生は喜び勇んで足早にホームへと降りてゆく。ついに着いたか、ジョードプル

と言って感激ばかりもしていられなかった。依然腹の調子はいいわけではなかったので、まずは安心できる寝床(というかトイレ)を探さないといけない。駅前のロータリートゥクトゥクをつかまえて予め行こうと決めていたホテルに向かってもらった。「俺の知り合いがやっているもっといいホテルあるけどそっちにしない?」と何度も何度も運転手の親父が言ってくるので、それをバッサリと切り捨てまくっていく。もう余計なことを言わずにさっさとホテルに行ってほしい。体調が悪いときにこのインド人の商売熱心は中々きついものがあった。

ディスカバリー地球の歩き方にも載っているホテルだ。ジョードプルらしい青い外壁、中の壁も青というのが気に入った。広いフロントでチェックインを済ませると、屋上まで続く吹き抜けを見上げながら階段を上ってゆく。俺の部屋はエアコン付き104号室だったので二階だった。

インドを旅していると段々物価の安さに慣れてきて、エアコンなしの部屋とありの部屋の100ルピーほどの違いでも高いって感じてしまうのだが、体調もよくないので少しでも快適な部屋を確保したかったのだ。

部屋に入るとやっぱり壁が真っ青。早速エアコンをつけるかと思ったが、部屋の中にエアコンの類が見当たらない。ん??と思ったら、入り口のドアの脇に小窓のようなものがついている。それを開けると大型の四角い扇風機のようなものが部屋の中に向かって置かれており、スイッチを回すと微妙な風が部屋に舞い込むようになっているのだ……エアコンってこれかよ。しかも小窓と扇風機の隙間が結構空いていて、廊下の外がバッチリ見えるし。廊下を人とか歩いてたら気になっちゃうじゃねえかよ〜…。

とにかくもベッドに転がり、狭い寝台列車で窮屈だった体を思う存分伸ばした。少し休んだらジョードプルの街観光にでかけようと思った。




ジョードプル4に続く。

2015-07-28

[]ジョードプル2・青の街へ〜インド鉄道

軽く夕食を済ませた後デリー駅へ向かったのは搭乗の三十分ほど前。もうほぼ陽は暮れていて、午後6時を回っていた。

デリーからジョードプルまでの鉄道夜行列車で十数時間といったところ。あちらには昼前に着くことになる。このチケットはバラナシに行く前に事前にニューデリー駅で購入しておいたものだ。

バラナシは正直めちゃくちゃ楽しかったのだが、次の街への期待もあった。そしてアジアの国で独り寝台列車に乗り遠方の街へいくというシチュエーションの興奮が少なからずあった。パッカーならば誰もが一度は憧れる展開ではなかろうか。

これで腹さえまともだったならば…と思わずにいられない。いつ下腹部を襲ってくるかもわからない恐怖に打ち震えながら夜を過ごさなければならないのは目に見えていた。あ〜〜ホント早く治らないかなあ〜…。


さてそろそろ予約した列車に乗るか。とどの番線かを探そうとしたところでかなり迷ってしまった。デリー駅はここから国内の様々な地方へ鉄道が伸びているだけあって、番線が異様に多い。電子掲示板を見てもなぜか自分の探す列車が見つけられず無駄に焦ってしまった。何人かのインド人に聞いてとうとうお目当ての列車についたのは出発の五分前だった。インド列車の予約車両には入り口脇に席予約者のリストが張り出されている。俺はそこに自分の名前を見つけてやっと安堵したのだった。

予約していたのは二等寝台列車ニューデリー駅の外国人用チケット予約センターでは三段ベッドという説明があった。チケットの番号を頼りに席を探すと…あ、ここか〜!


そこには三段ベッドのはず…が、三人掛けの横長シートが二つ向かい合っていているだけで、五人のインド人の親子連れが座っているだけだったのだ。一応彼等の頭上には細長い寝台が天井からあまり高さのない場所にかかっていたのだが、はて?三段ベッド…。

はっ!まずい!!そこでようやく気が付いたのだが、インド人が座るシートのちょうど中間くらいの高さのところに、壁に畳まれているシートがもう一つあった。この車両では就寝時間になるとそのシートを倒し、下段、中段、上段と分けて寝るようになっていたのだ。俺はよりによって中段のシートが割り当てられていた。何がヤバいって俺は腹が痛くて一刻も早く横になりたいのに、中段はこのインド人達が「さ〜そろそろ寝ようか」という気になりシートを倒さないと寝ることができないってことなのだ。


ぐぬおおお〜〜!キツイ、これはキツイぞ。いや別に普段の状態ならばどうってことないのだ。インド人の間の席に座り、ちょっと片言の英語で話してみたり、車内販売の弁当を食べながら窓の外を見たりするのも楽しいかもしれない。しかし今は緊急事態なのだ。そんなことをしていたら気絶してしまうのではないかと言うほど腹は不安要素を抱えていた。こんな時に小さな子供の無邪気な騒ぎ声がしようものなら、鬼の顔で睨んで泣かせてしまいそうだった。普段天使のピュアスマイルと呼ばれるこの俺が。マジで休ませてあげないとヤバい。


『〜〜〜〜………ッ!!』

一瞬の交錯の後、俺は上段のシートに寝てしまうことにした。元々上段が席だった人には申し訳ないが、まあ緊急事態なので許してもらおう。寝るシートの高さが変わったくらいでそんなには怒らないだろう。何か文句を言われたら狸寝入りでごまかすしかない。スマン!上段シートに寝るはずだったインド人!

脇の梯子を使い上段シートに上ると、思ったよりも天井との高さがキツイ。寝るならともかく、上半身を起こしたままでいるのは厳しい高さだ。まず俺はシートを支えている鉄棒に自分の荷物をチェーンで括り付け南京錠をかけた。一人旅なので盗難にもよく気を付けないといけない。そして列車が動き出すと車掌が毛布を配り始めたのでそれをもらって、早速横になった。

ふ〜〜これでなるべく眠ることができて早くジョードプルに着いて欲しいな。腹の調子からすると何回かは列車のトイレに行かないとダメそうだけど。あ〜列車のトイレとか汚そうだしいきたくねえ……。

とかなんとか思いつつ、俺はすぐに泥のように眠ってしまった。




ジョードプル4に続く。

2015-07-27

[]ジョードプル1・青の街へ〜個室と友達

まいった…。


俺はバラナシからの飛行機が着いたデリーの空港ターミナルの椅子でずっとそう考えていた。隣には同じ飛行機に乗っていたyuiノートパソコンを開いて香港へ帰る飛行機待ちをしている。

『ちょっと行ってくるわ…荷物よろしくね』

「また…VES大変ね。うん荷物は見ておくわよ」yuiがパソコンから顔を上げて、かわいそうな人を見る目で言う。俺は尻に刺激を与えないようゆっくりとした足取りで向かいのトイレに向かった。


そう、とうとう腹をくだしてしまったのだ。機中のトイレに行った時、便というより水に近い下痢が滝のような勢いで出た。あ、これヤバイ…とうとう来やがったと思った。

原因は考えるまでもなく一昨日飲んだ冷えたラッシーだった。あの時暑さにイライラして三杯立て続けに飲んでしまった。あの清潔そうとはとても言えない店に悪い細菌がいたのだ…。

インドに来てからというものラッシーのような生ものは控えていたはずだったのだが、旅行も中盤に差し掛かったという慣れとあまりの暑さに誤った判断をしてしまったのかもしれない。そんなうかつな自分がうらめしかった。

『ふうぅ〜〜…』ジャー。

幸い空港のトイレは清潔な洋式トイレで、なおかつ個室の横に小さなシャワーがついていて、それによってウォッシュレットのようにお尻を綺麗にできるという至れり尽くせりな作りになっていた。

初めの頃こそ紙ではなく水で洗い流すインド式に辟易していたものの、この頃既に水で尻を洗い流すのにちょっと快感を覚えていた。どこのトイレもこのくらいの機能と清潔さを保っていてくれたら最高なのだが…。


腹を壊してからというもの短い周期で腹と尻に違和感を感じ、トイレで水のようなブツを出してはげっそりとした気分になるというのを繰り返していた。このトイレに来るのももう5回目だ。

俺とyuiはなにをしているかというと、yuiが自国へ帰るフライトの時間になるのを待っていた。俺もこの後鉄道のチケットを予約しているのだが、それは夕方過ぎの時間でまだまだ時間に余裕がある。

今の腹の状態で、どこにきちんとしたトイレがあるのかどうかもわからないのに何時間もデリーの街をうろつくことは危険だと思った。ギリギリまで空港にいたかったのである。


「そろそろ時間だからいかなくちゃいけないけど…VES一人で大丈夫?」

先ほどのトイレからさらに三十分が過ぎた頃、yuiノートパソコンをしまい荷物をまとめた。飛行機の時間が迫っていた。

『だ、大丈夫だよ』

ホントはあんまり大丈夫じゃないがそう言うしかない。

「そう…それじゃ行くわね。VESまた会いましょうね!」

『うん!俺は香港によく旅行に行くからさ、そしたら必ず連絡するよ』

「必ずね!!」

そう言いながらyuiはゲートに消えて行った。見えなくなるまで手を振る。


『………』

ふー。これでとうとうまた一人旅だな〜。

一人旅は慣れてるし好きなんだけど、気のいい奴らと一緒の数日間だっただけになんとなく寂しさもあった。でも俺もそろそろ空港を出てニューデリー駅へと向かわなくてはならないのだった。



『よしっ、行くか!』キューゴロ〜〜…。。

うっ、、!


…空港出る前にもう一回だけトイレに行かなきゃっ(泣)!


はぁ〜〜俺の今度の相棒はトイレってわけかよ〜…マジ泣けるわ……。


『くっそおおぉ!早く治ってくれよマジで俺の腹さ〜!!』

と、自分の腹の具合を恨めしく思ったのだけれど、その想いとは裏腹にまだまだお腹の細菌は出て行ってくれそうな感じがしなかった…。

ホントにこんな状態で悪名だかいインド鉄道に乗るのか〜〜っ!はぁ〜〜〜…。





ジョードプル2に続く。

2015-07-25

[]バラナシ20・最後の朝焼け〜バラナシ出立



f:id:romanciz:20150213092205j:image

バラナシでの最後の朝焼けも見たくて時計をセットしていた。起きて窓の外を見やると、もう空は明るくなっていた。けれど、その朝焼けはかつてないほどにドラスティックで美しかった。

俺はいてもたってもいられなくなってカメラ片手にホテルを飛び出した。するとYuiもホテルを出たところにいた。


「あ…VESあなたも朝焼けを撮りに?一緒にガートに行きましょう!」

『うん、けれどFennyは』

「まだ寝ているから」

『そっか』

というわけで二人でガートに向かう。


f:id:romanciz:20150213092206j:image


『うわっ…すげえ…』

薄暗い路地を抜けてガートまで出るともうまばらに沐浴に出ている人がいる。オレンジ色に彩られたガートの風景を写真に収めようと俺達はひたすらシャッターを切りまくった。

河岸のギリギリから撮ってみたり、沐浴インド人を撮ったりしているとふとYuiの姿が見えなくなった。ヤバいはぐれたかな?と思っていると、ああ色んな写真を撮ってきちゃった。とYuiが現れた。彼女も俺と同じように最後の朝焼けに興奮してはしゃいでいたのだ。

階段状のガートに少し出っ張ったように祭壇のような台がある。目の前は穏やかな流れにさざめくガンジス川Yuiはその祭壇の端の方に足を投げだして座り込み、静かに河をながめていた。

その様が絵になるなあと思って俺は後ろから彼女を撮影する。なんていうかシチュエーションがドラマチックすぎて、Yuiが俺の好みのタイプだったらここで迷わず告ってしまいそうな程美しい朝焼けだった。

あいのりだったら確実に前の晩帰りのチケットもらいにいって、CMののち朝告白の流れになる展開だ。まー結局俺はそんな展開にはならなかったわけだけど。


ゲストハウスに戻るとFennyがもう起きていた。彼女はちょっと残念そうな、ムッとした顔をしていた。なんでかというと、Yuiが彼女を起こさないように朝焼けを見に行く時に外側のドアノブに南京錠をかけて施錠したから、出たくても出れなかったらしいのだ。このゲストハウスでは外出する時そのように鍵をかけることになっている。

「ま〜〜〜いいけど〜〜」

と、ちょっと拗ねた振りをするFennyと平謝りのYuiが可笑しかった。


いよいよ三人ともバラナシを出立する時がやってきた。この後の三人の予定はバラバラで、俺はいったんデリーに戻りジョードプル行きの鉄道に乗る。Fennyはブッダガヤへ。仕事の休暇が終わるYui香港へ帰らなくてはならないのだ。

俺の宿泊する部屋であるゲストハウスの塔屋で荷物をまとめていると、その窓から見えるガンジス川や、広いベッド、青と白でまとめられた部屋が急に名残惜しくなる。バラナシに来てまだ三日だというのに色々な思い出がありすぎて、離れ難かった。こんな気持ちはデリーにはなかったことで、どんなにか自分がバラナシを楽しんで見て回っていたのかと思う。

また香港の二人との別れのこと。基本的に一人旅が好きな俺にとっては、行き通りの旅行者とこんなに数日も行動を共に過ごすことはあまりなかった。バラナシを楽しめたのは間違いなく彼女たちがいたからというのもあったと思う。

しかしともあれゲストハウスを出る時間になった。俺とYuiは飛行機に乗るため空港まで来たときと同じようにトゥクトゥクに乗って行く。鉄道の駅に向かうFennyはそれを見送る形になった。

『ありがとう。一緒にバラナシを回れて楽しかったよ!この後もいい旅をね』

「こちらこそ!VESも気をつけてね。またそのうち会いましょう!」

と言ってFennyはYui中国語で二言三言話すとトゥクトゥクは走り出した。手を振って彼女は反対方向に歩き出す。人によって違うと思うが、俺はこんな時何回か振り返る派の人だった。二回ほどFennyの方を振り返る。彼女は全く振り返ることなくスタスタと歩き去っていくところだったのだが笑。

でもそんなサッパリした別れが彼女らしいと思った。一緒にいても常にニュートラルな感じでいて、我を通すことはあまりない、サッパリとした笑顔で人に気を使わせない人。彼女が飛行機で声をかけてくれたからバラナシが楽しかったのかもしれない。


バイバイFenny、バイバイバラナシ!!




ジョードプル編に続く。


f:id:romanciz:20150223090406j:image


f:id:romanciz:20150213092207j:image

2015-07-22

[]電脳九龍城


電脳九龍城ことウェアハウス川崎に行ってきた。



f:id:romanciz:20150722083215j:image


1〜3階までのゲーセン内部が当時の九龍城を模した内装になっている。かなりのクオリティ香港好きにはたまらん。


f:id:romanciz:20150722083216j:image


奥の方はめっちゃ広いフロアの普通のゲーセン

f:id:romanciz:20150722083217j:image

普段ゲーセン通わない俺でも、ここが近くにあったらたまにいってしまうかもしれん。


f:id:romanciz:20150722083218j:image


f:id:romanciz:20150722083220j:image


ってわけで一見の価値ありのすげーゲーセンだった。こんなところがあるなんて最近まで知らなかったよ。

しかしあれだな、本場香港の九龍城は取り壊さなければ今頃世界遺産にでもなってたと思うんだけど。もったいねえなー。

2015-07-21

支援

シェンムー3に160ドル課金完了!あとは2年半後の発売を待つのみ。

どんなゲームができあがってくるのか。1、2よりもスケールは小さいだろうけど、遊び込めて、なおかつこれぞシェンムーってのを出して欲しいもんだ。