rompercicci::diary

東京中野にあるコーヒーお酒ジャズのお店ロンパーチッチ

★本文とは関係ありませんが同日に亡くなった堤清二氏のご冥福もお祈り致します。

こんにちは。中野の自称ジャズ喫茶ロンパーチッチです。
本日のご来店まことにありがとうございます。
陽が落ちるとぐっと寒くなりましたね。俳句でいう「夜寒」ってやつでしょうか。よさむが木を切る。よさむちゃんでーす。
…。

11月25日にドラマーのチコ・ハミルトンが亡くなりました。92歳で死因は老衰。これだけの情報で安易に決めつけるのは失礼極まりないとはいえ、字面だけ見れば見事な大往生だったように思えます。ご冥福をお祈り致します。
瀟洒に狂った室内楽ジャズといった趣の'50年代パシフィック録音が代表作として知られていますが、その作風を期待して'60年代のインパルス録音、'70年代のフライング・ダッチマン録音を聴くとえらいギャップにたまげるという。なんだかオリエンタルでフラメンコでアシッドな音楽をやる人に変貌しております。ジャケット写真もフェロモンぷんぷんのちょいワルスタイルになっているところ、やはりマイルス・デイヴィスのぶっとび具合を横目に「オレだって」なんて思ったのでしょうか。

さて、ジャズの世界でチコといえばハミルトン、そしてフリーマンといった名前が思い浮かびますが、個人的に「チコ」というと、もう少しこう、ヒスパニックな感じの苗字とマッチするような気がしているのです。ゴンザレスとか、ロドリゲスとか。名前だとミゲルとか、ホセとか、そういったのと親和性が強い感じ。もっと言えば映画に出てくるチョビ髭のチンピラってイメージが湧いてきます。

…とここで筆が止まりました。仕方がないのでWikipediaに頼ります。
チコ(Chico)というのはポルトガル語だとフランシスコという名前の愛称になるそうです。ロバートがボブになるっていうアレみたいな。ポルトガル語読みだと「シコ」でしょうか。シコ・ブアルキとかの。これがスペイン語だとフランシスコの愛称はパコ(Paco)になるそうです。
うん、トリビアというにしてもどうでもよすぎる話だ。

収拾がつかなくなりました。いちおう、オチは「ここ中野でチコといえばブロードウェイの地下1階、特大ソフトクリームで知られるデイリーチコですね」にするつもりだったので、これだけ書いて今日は失礼致します。
明日もみなさまのご来店を心よりお待ちしております。

本日の買い直し。ジャケット写真の画質が悪いから買い直すというかなり悪質なパターン。でも見比べるとやっぱり買い直して正解だったと思うのです。