●親孝行のことをなぜか新歓コンパ、もしくはオプションのコンパニオンのグレードを変えることでスーパーコンパ、ハイパーコンパということになっているらしい下で、伯母さんとぶつかりそうになるのを肩を押さえて止める。いとこの家の廊下の角っこで。親孝行、いや新歓コンパの話題から僕は祖母を面倒見るようなことになっていて、伯母さんはそのまま促すようになぜか玄関で大きなビンに入ったゆずジュースを振舞ってくれる。ゆずジュースのコルク栓をすぽんっと抜いていると、そこに従姉がいて、同時に地を走るものが足元を蹴散らしたような印象を受ける。貴(従弟)はいるんだかやと僕は聞き、いるよーでもこうしてっと弟みたいらね貴の方が年下らけど、みたいなことを言われ、地を走るものの形がラジコンカーになり、靴を踏み台に玄関の上へ上っていた。僕はちょっと取って来るものを思ったのか思い出したのか、祖母のいる実家に駆けている。普段よりものすごく早く駆けてカーブなんかでものすごく遠心力を感じる街頭では、コンパのグレードについて語るLEONとか読んでいそうな中年の夫婦を尻目にし、なぜかそこは本郷三丁目らへんの交差点で実家とは全く関係ないのだった。そういう夢を見る。