フランス一人旅―そしてまたパリ、最後の難関

パリにもどってきた。
しかしまだ予断は許さない。というのも、最後の1泊は、ユーロスターに乗るのに便利だということで、北駅近くのホテルに泊まることにしていた。
しかし、この北駅って怖い駅らしい。エリア的にかなりワイルド。

フランスで出会った人に聞いた話ですが、始発の電車に乗るために北駅に向かっていたら、2人の少年に囲まれ、お金やパスポートなど取られた日本人女性が複数いるらしい。

ちょっと待ってくれ、私のユーロスターも朝が早いから、7時前にはホテルを出ないといけない。駅から近いといっても、600mはあるし、その距離でタクシーは乗れないし。誤算だったのは、ヨーロッパって日の出が遅い!朝の8時位になってやっと明るくなるんやもん。
日本と同じように考えてたよ〜。


とりあえず北駅に向かう。やっぱり怖いかも。昼間だけど、きょろきょろしながら歩いてたらねらわれそう。
これはやっぱり朝の暗いうちに駅に向かうのは怖いし、危険もあるかもしれないので、ユーロスターの時間を変更することにする。


変更にかかったお金は……オーノー!
しかしこれも勉強料と思いあきらめる。高い授業料です。

朝の早い時間での移動は、効率よく昼間動けるという思いで予約していたのだけど、やはり一人旅なら、もう少し移動の時間を遅くするのがベストですね。

 愛の国、フランス。

もしかしてフランスでは日本女子がもてるかも!?
または私はカモになるところだったのか???


パリの北駅近くのケバブ屋さんの人に、「店が終わったら飲みに行こうよ!」と誘われました。
断ったのに、しつこく誘ってきます。ちょっとびっくり。それにお前結婚しとるやろ!


パリ観光中にも、道をおしえてくれた親切な人だと思っていたら、「僕と今日の午後一緒に過ごす?」みたいなことを聞かれたので、「お土産を買いに行くので」と断ったつもりが、「僕と過ごすか、君が一人で過ごすかそれは君しだいだよ」「?? えーっと、一人で過ごします」「えっ、あっそう……」と彼はさっていきました。


皆さん、甘い言葉には気をつけましょう。
それにしても、パリで何回キスシーンを目撃したか。じっと見てしまいました。やはり愛の国、フランスですね。



カモにされるは、"get reamed"