リアリズムの勝利

近所の庭の木蓮が咲くのを今か今かと心待ちにしてる洸本ユリナ、久々の復活でし。ご心配かけました。また落っこちるかもしれないけど必ず復活をお約束いたします。サイト休止してても、アクセスが減ってなかったことが嬉しかったよ。心配してメールをくれたそこのあなたありがとう。ユリナはやっぱり読んで欲しいのかもしれないよ。昨夜N氏に叱られながらも、気付かされたよ。ああお馬鹿な私、それでもここにいたいんだもの。

昨夜は林佑次氏が客演した劇団ペピン結構設計のお芝居。久々のお芝居でした。脚本が面白かった。書いてるのは私の同い年の演出もする子で、脚本で賞も取ってる。お芝居は横浜のBANKARTという倉庫跡?であった。横浜って色々面白いことが多い。ちょっと引っ越してよかったなと時々思う。林氏の演技はやっぱり凄く良くて、彼の演技力はどうやっても見るものの心を捉えて離さない。空気を切って言葉を空間に放っていく技術。それでも最小限に抑えられた無駄の無い息、動き、セリフ、その空間に立つ人間のふつふつと湧き上がってくるエネルギー。しかしそれは他の役者を邪魔しないもの。いくつか彼の演技は見たけど、うおーやっぱりこの人凄いやって思いながら、私はやっぱり私も立って動きたくなった。この人に影響されるプラスのエネルギーって凄い。意志とエネルギーと力の塊。いい人に出会ったと思ってる。誰にどう邪魔されても、洸本ユリナの憧れ。

週末はN氏に叱られ(結構何回も…)、終電を逃がし、タクシーで1万も使った。阿呆だ。給料日はまだまだ先なのにお金がありません。泣きたくなってきた・・・。そうそう、まだまだこの頭の中には書きたいものがあってこの体で表現したいものがあって、その小さな意志の芽生えで生きていくしかない。先週はものすごい落っこちていったけど、結局自分の中でぐるぐるやって、どこか飛び跳ねられる空間を見つけてちょっとづつ飛び跳ねて這い上がっていくしかない。誰も私のことなど見ていない、誰も私を振り向かない。うまい文章は書けない。けれども書くしかない。「頭が悪い」自分自身に逃げる行為が頭が悪い。私はこれまでもくだらないものしか書けなかったけど、その中でちょっとづつ変化してきた。私の変化は私しか知らない。少しずつ、自分ではない文章を書こうとしてるんだ。浅はかな自分自身からの脱却。自分自身で見つめる世界のまなざし。大丈夫。言葉はこの胸の中を通したこの目の中にある。


これまで通り、私は私のやり方で飛び跳ねる土を探す。これまでも落ちながら、そうして這い上がってきたさ。