roundone

2010-06-22

ローソン子会社不正経理

ローソンのチケット販売子会社「ローソンエンターメディア」(LEM、東京都品川区)の資金不正流用事件で、東京地検特捜部は21日、同社元専務の山岡武史容疑者(38)ら3人を会社法違反(特別背任)で起訴した。損害の認定額は約345億円になった。

 ほかの2人は取引先の企画会社「プレジール」(港区)元社長、竹原章介(のりゆき)(38)▽同、岩本陽二(39)両容疑者。

 起訴状によると、山岡被告はチケット代金を興行主に支払うべき任務に背き、岩本、竹原両被告と共謀し、プ社に一時プールされた代金を、食肉取引などの投資に流用して利益を3人で分配することを計画。07年12月から10年1月まで101回にわたってLEMからプ社に計約345億円を送金し、損害を与えたとしている。

 特捜部は、送金額から興行主に支払われたチケット代金など約230億円を差し引いた約115億円を損害額として3人を逮捕したが、LEMからプ社へ代金が送金された時点で背任行為が成立するとして送金全体を損害と認定した。

コンビニエンスストア大手「ローソン」の子会社でチケット販売などを手掛ける「ローソンエンターメディア」(LEM、東京都品川区)の不正経理事件で、LEMに約345億円の損害を与えたとして、東京地検特捜部は21日、会社法違反(特別背任)の罪で、LEM元専務の山岡武史容疑者(38)ら3人を起訴した。

 ほかに起訴されたのは、チケット販売を仲介した企画会社「プレジール」前社長、岩本陽二容疑者(39)と元社長の竹原章介容疑者(38)。

 起訴状などによると、LEMはコンサート企画会社からチケット販売業を直接受託していたが、山岡被告らは企画会社に支払うチケット代金が、2〜6カ月間プールされることに着目。代金をプレジールを通じて支払うようにして一時的に投資へ流用し、運用益を3人で分配することを計画し、平成19年12月から今年1月にかけて101回にわたり、プレジールに計約345億円を送金し、LEMに同額の損害を与えたとされる。

 特捜部によると、山岡被告らは流用した資金を豚肉輸入業への投資などに充てたが、投資に失敗。回収不能となった実損額は134億円に上るという。

ローソンのチケット販売子会社「ローソンエンターメディア」(LEM、東京都品川区)の資金不正流用事件は、高配当をうたう食肉ブローカー(46)の投資話から始まった。誘いに乗った同社元専務山岡武史容疑者(38)らは、投資で資金を増やしてチケット販売事業を拡大し、個人的な利益も得ようと図ったが、現実にはブローカーに食い物にされただけだった。東京地検特捜部は二十一日午後、LEMに約三百四十五億円の損害を与えたとして、山岡容疑者ら三人を特別背任罪で起訴する。

 食肉ブローカーとの取引で中心的役割を果たしたのは、LEMのチケット販売を仲介した「プレジール」(港区)前社長の岩本陽二容疑者(39)だった。

 関係者によると、岩本容疑者は二〇〇六年に豚肉取引への投資を始め、〇七年からブローカーと取引をするようになった。投資は、輸入豚肉の仕入れ資金を出せば、転売益から配当を得られる仕組みだったが、買値以上で売却できる保証はなかった。

 しかし、岩本容疑者は当初、高配当を得たことから、十分な知識もないまま食肉会社を作って本格的に取引に乗り出すことまで計画。〇七年六月ごろ、プレジール元社長の竹原章介容疑者(38)を通して知り合った山岡容疑者に「豚肉に投資してくれる人を紹介してくれませんか」と掛け合った。

 この際、月5%の配当という投資話に山岡容疑者自身が乗り気になり、「肉の取引ですごいもうけ話がある」と周囲に語るほどの入れ込みようだった。二カ月後には、逆にプレジールを使ってチケット代金を投資に流用する計画を岩本容疑者らに持ち掛けた。

 当初は配当が順調に支払われたため、出資額は急増。しかし、〇八年三月、ブローカーが詐欺容疑で警視庁に逮捕され、計画は崩壊した。ブローカーは〇七年夏ごろから、冷凍食品大手「ニチロ」の社員と組んで、架空の豚肉売買で代金をだまし取っていた。

 岩本容疑者によると、このブローカーとの取引に多額の資金を投じており、ブローカーが逮捕された影響で四十億円近くを失っていたという。

 その後は自滅の一途をたどった。損失を取り戻そうと、アパレルメーカー、人材派遣会社、エステサロンなど、手当たり次第に投資したが、いずれも失敗。どこにいくら出資したのかも把握できていないほど乱脈な投資だったという。

 ある食肉業者は「ブローカーとの取引が危険なことは業界の人なら誰でも分かっていた。素人の岩本容疑者がブローカーの誘いに乗らなければ、今回の不正流用も起こらなかったはずだ」と話す。

コンビニ大手ローソンの子会社でチケット販売会社「ローソンエンターメディア」(LEM、東京)に約345億円の損害を与えたとして、東京地検特捜部は21日、会社法違反(特別背任)の罪でLEMの元専務山岡武史容疑者(38)ら3人を起訴した。

 ほか2人はチケット販売に介在した企画会社「プレジール」(東京)の歴代社長で、竹原章介(38)、岩本陽二(39)の両容疑者。

 特捜部は、3人がコンサートの興行主に支払うチケット代金をリスクが高い投資に回そうと、プ社に代金を送金した時点で犯罪が成立するとして、立件額を逮捕段階の約115億円から上積みした。

 起訴状によると、3人は共謀し2007年12月〜今年1月、チケット代金など計約345億円をプ社の口座に送金、LEMに同額の損害を与えたとしている。

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