ちろうのレイブル日記

2017-01-17

2016年末のヲタ活についてのレポート

皆さん、明けましておめでとうございます。今年もチロウショウジをよろしくお願いします。本来であればここで2016年の振り返りと2017年の豊富を表明しなければならないところですが、まずは2016年を締めくくるヲタ活があまりにも充実していたのでその振り返りをさせてください。


12月23日(金祝)
アイドル劇場でICE CREAM SUICIDEを見ました。普段対バンライブというものに行かなくなってしまったので、アイドル劇場でのライブは僕にとって貴重です。ICS山田ゆとりちゃんとの出会いはこの一年を通しても大きな出来事だったと思います。ICSはデビューから5曲入りのミニアルバムをリリースして、この3ヶ月間もずっとその5曲を披露するライブをやっているので、次の展開を期待したいところですね。

この日は客の入りが多く、初めてあそこの椅子席が満席になっていました。ファンが増えて行っているのでしょうか。クリスマスということでサンタ衣装でライブと、チェキも撮れたので高まりました。奮発してお持ち帰り(宿題)チェキにしてしまいました。ゆとりちゃんが「チェキを書くのは得意」と言っていたので楽しみです。この日が年内最後になると思うことを伝えて、締めくくりの挨拶ができました。

そのあと越谷レイクタウンというところに移動し、スチガの仮面女子「ペルソニア」リリイベを見ました。


12月24日(土)
13:00〜ハンドレッドスクエアでアイカレが「体験授業」というものをやっていて無銭だったので行きました。お笑い授業の派生版なのかヴィンテージ先生も久しぶりに見れて良かった!特技披露を一人ずつしていくというもので、すごいものもあったりよくわからないものもありました(笑)。アイカレのこのイベントはある時期からほとんど行かなくなってしまったので、今のメンバーとヴィンテージ先生との絡みは初めて見たのですが、それぞれがしっかりキャラを発揮して大したものだと思いました。上水口姫香ちゃんとか、キョーレツですね。新しいメンバーもしっかり自分らしさを出しているように思いました。

物販のルールが若干変わっていて、1000円の写真で2グループのうち1つと握手。チェキ券は2000円で2分のトーク付きとかなりコスパのイイものでした!なかなかこんな機会がないと思って密かに推しているまいまいこと戸沢舞ちゃんとチェキ!すごくビックリされたけど、デビュー当時から気になっているよとか、チェキは1年ぶり2回目だよとか色々言っていたらすごく感謝された〜。アイカレは良いメンバーが揃っているのでぜひ頑張って欲しいな。新メンバーも加入したみたいだし。ワンマンライブも機会があれば行きたいと思っています。

その後パム無銭の部へ。桜雪ちゃんとチェキ!

12月25日(日)
この日もパム無銭の部。そして特典会では仮面女子メンバーがサンタ衣装に着替えてチェキが撮れるということで高まりまくり!はっきり言って撮りたいメンバーが山ほどいたけど2名に厳選しました。黒瀬サラちゃんと、月野もあちゃん。

その後1700〜はカレンダーの部ということでスチガメンバーが水着に。これもチェキ不可避(泣)。ヲタ充しすぎてアタマおかしくなりそうだった。。。サラちゃんの水着チェキは非公開(笑)

12月28日(木)
朝からコミケに。いろいろな方に挨拶できました。わざわざ買いに来てくれた人も、ありがとうございました。さて、そのまま渋谷に移動してDECEOでユイガドクソン2周年記念ライブ!楽曲もパフォーマンスも熱くて、むちゃくちゃすごい。曲もだんだん聴き慣れてきたんで、振りコピしてて楽しくなってきました。そして2年間の活動の中で、様々な紆余曲折があったことが語られました。キャンドールライブで優勝してパリのジャパンエキスポに出られたこと。マイ姉の喉の手術による離脱。バトルライブでの優勝、そしてパリでのライブ実績は本当に誇れるものです。しかしそれを経て、目に見えて動員が増えるということがなかった。ファンの熱さ、パフォーマンスレベルは十分あるので、もっと広く見られてもいいと思うね。とにかく一度ライブを見れば圧倒されると思う。僕はたまにスペシャルライブ(ワンマン)に行くだけのヲタクなのでほとんど力になれませんが、密かに応援しているという気持ちはあります。それぞれが違った魅力を持っていて、バランスが良いという印象です。

アルバムを買って、床爪さくらちゃんとチェキ!

12月31日(土)
この日も朝からコミケに。買いに来てくれた人、顔出しに来てくれた人、ありがとうございました。そして一旦家に帰って体勢を整えてから、秋葉原に移動。1900〜ソフマップで全力少女R(とOne Stopin Step)の大晦日スペシャルライブ!直前に整理券をもらって50番弱という番号でした。参考までに。そして2列目に座れた。

とても期待していました。そして結論から言います。僕はこの日、大晦日にして、2016年で最も興奮させられるライブを体験しました。圧倒的な迫力、パワー、パフォーマンス!空前絶後の超絶エンタテインメントとはまさにこのこと。本当に素晴らしいライブでした。

まずこの近距離で見たのが初めてでした。途中でアキレス腱でも切れるんじゃないかと怖くなるほどとてつもない迫力で目の前から迫ってくる。皆が可愛いこと、百晴ちゃんとの思い出、えむろんのMCが安定していることももちろんですが、何といっても廣川かのんちゃんの存在が大きい。詳細は改めて書きたいと思いますが、最後の締めの挨拶も含めて「アイドルという星の下に生まれる」とはどういうことかについて考えさせられます。地下アイドル界は広いですが、これほどの逸材は珍しい。2017年はより一層、廣川かのんちゃんに注目していきたいと思いました。


そして2300〜仮面女子のカウントダウンの部へ。こちらは別エントリで。
怒涛の1週間で大小含めて、今の推し全員に挨拶をすることができたんじゃないかな。そのような意味で、充実していました。

2016-12-22

『本当によい教育を実現するための覚書』

2016年、チロウショウジの新刊『本当によい教育を実現するための覚書』を冬のコミケにて頒布いたします。
これまでのアイドルに関する文章から大きく舵を切って、今回はガッツリと教育について考えていることを書きました。
現在、まさに学習塾で働いている中で見えてきた問題点や、これまで考えてきたことを全てつぎ込みました。少しでも興味を持っていただけたら、ぜひ手に取ってほしいです。これは自分なりに、教育に限らず、生き方そのものについても射程を持った文章が書けたと思っています。

サークル情報:12月29日(木)東地区 ヒ51b「チロウショウジ」

『本当によい教育を実現するための覚書』
コミケ頒布価格:700円

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本当によい教育を実現するための覚書 目次


はじめに (こちらで公開しています

第1部  教育との関わりについて 

第2部  学童保育の問題点  

第3部  個別指導塾の問題点  

第4部  予備校の問題点 

第5部  公教育の問題点  

第6部  教育現場のあるべき姿  

第7部  私塾を作りたい―メンターの紹介― 
  
第8部  やりたいこと 

さいごに  

本当のさいごに 【補論】アイドルについて 

参考文献  


コミケでは1冊700円で頒布しようと思っています。そして、同時に申し込みフォームでの注文も受け付けます。こちらは全て送料込みで、1冊1000円でお願いします。少し強気な値段設定だと思われるかもしれませんが、約9万字、120ページとそれなりに文量があります。僕は本気で、本当によい教育を実現するための場所を作りたいと考えています。そのための協力を求めています。少しでも支援してやってもいいという方は、まずはこちらの同人誌を手に取ってみてください。そして意見などを聞かせてもらえたらうれしいです。

申し込みフォームは→コチラ

また既刊につきましては、全て500円にて頒布しています。こちらも送料はかかりません。カンパするような気持ちで一緒に申し込んでいただけるとなおうれしいです。いずれも各方面で評価していただきました。在庫がなくなったら終了になります。何卒よろしくお願いします。

2016-12-19

同人誌新刊「本当によい教育を実現するための覚書」について&まえがき公開

皆さんこんにちは、チロウショウジです。2016年12月29日(木)、冬のコミケにて同人誌新刊『本当によい教育を実現するための覚書』を発表いたします。今回はそのまえがき(「はじめに」)を公開します。

前回『仮面女子の研究☆』から約1年半の沈黙を経て、これまでの自分の好きなアイドルについて語るものから一転、まさかの教育論をブチ上げることになりました。このような展開に皆さんは驚かれるでしょうか?しかし僕はここ数年、この日本の教育についてずっと考えてきた人間であり、また個別指導塾という場所で約2年間働く中で、いよいよどげんかせんといかん(by東国原氏)という思いが強くなってきました。そして、今なら書けるというタイミングを迎えたような気がしたのです。ですので自分的には「ついにこの時がきたか」というような心境です。

今回は全て一人で書きました(いろいろ引用はありますが)。しかしその思想は、両手では数え切れないくらいのメンターの著書、発言から影響を受けて形成されています。その結果、約9万字、全120ページという量になってしまいました。自分でも「何をやっているのだろう?」と思わないではありません。しかし自分で読み返してみると、今考えていることは一通り書けたのではないかなという自負があります。本書では、学童保育の問題点、個別指導塾の問題点、予備校の問題点、現行の公教育の問題点を順番に挙げていき、では本当によい教育を実現するための「場所」とはどのようなものかについて考えています。

その際に、特に僕が実際に働いた「学童保育」「個別指導塾」については、本当に目も当てられないような勢いでボロクソにこき下ろしています。これは万が一ですが、かつての職場の人間に見られたら本当にマズイものです。ですので、心当たりのある人はくれぐれも見ないようにしてください。お願いします。

さて、こちらは2016年12月29日(木)のコミケ1日目にお披露目、またコミケ3日目にもどこかの委託で頒布し、同時にこれまでと同様、申し込みフォームから取り寄せできるようにします。また改めてお知らせします。


それではまえがきを是非読んでみてください。


■はじめに

皆さんはじめまして、ちろうです。僕は今、教育についていろいろ考えています。そしてまた教育は、常に社会問題の重要なトピックでもあります。2020年には大きな教育改革が行われようとしており、例えば2019年度を最後にセンター試験が廃止され、高校内容の知識の定着を図るための「高等学校基礎学力テスト」と、大学入学希望者を対象に行われる「大学入学希望者学力評価テスト」という2つのテストに切り替えることが検討されています。これまでの正解を見つけるための「詰め込み教育ドリル」から、正解のない問いを探求する「アクティブラーニング」へと転換すべく、準備が着々と進められていると言われています。少子高齢化とグローバル化が進む世の中にあって、教育はますます社会の関心の中心となっていくでしょう。

本書では、自分なりに教育というものについて考えたことを書いていきます。僕は大学を卒業して上京、約8年間社会勉強と称してふらふらし、学童保育の仕事を経て、現在はとある個別指導塾で働いています。その中で、これまで本で読んだり、社会の問題として見聞きしていたことが、教育の現場にも間違いなくあるということを実感するようになりました。そしてこれは教育に限らないのですが、時代を経るごとに社会全体が息苦しくなっています。この状況にうまく適応するべく、今できることは何なのか。そこでまずは、自分自身のこれまでのことを少しお話しようと思います。

僕は岐阜県にある岐阜大学というところの教育学部を卒業しました。今から約10年前のことです。大学4年時に中学校の教員採用試験を受け、不合格に。このときに僕は人生の選択を迫られることになります。教員の道を目指すのか、全く別の道に進むのか。もし教員というものが将来の明確な目標であるならば、ここでやることは一つです。自分の住んでいる都道府県教育委員会に講師登録をし、常勤ないしは非常勤の講師となること。そして学校の先生として働きながら次の年の教員採用試験を受ける、ということをするだけです。よほど人格的に問題がなければ、教師としての人生を始めることができます。
しかし僕はそれをしなかった。それはつまり、少なくともその時点では学校の先生になりたくなかったということを意味しています。今考えれば、僕は教員採用試験に「受かったらどうしよう」「くれぐれも受かってくれるなよ」という気持ちで臨んでいたように思います。そんな甘い考えの人間が、教員採用試験に受かるはずがありません。まかり間違って合格などしようものなら、1年と持たずに逃げ出すに決まっています。その甘さを見抜いた岐阜県教育委員会は大したものだと言わざるを得ません。

■ダメ人間への道まっしぐら

さて、全く別の道を進むことを決意したわけですが、その別の道とは「お笑い芸人になる」と宣言して就職もせずに上京するというものでした。イヤな予感しかしません。ダメ人間への道まっしぐらです。これも今考えれば分かるのですが、モラトリアムを延長したかっただけです。お笑い芸人への道は2年ほどで挫折しました(うち1年は養成所)。しかしここで学びがなかったわけではありません。そこで強烈に学んだことは、芸能界というものは「強い意志(=努力)」と「才能」が必要な世界であるということ。何を当たり前のことをと思われるかもしれませんが、これは僕の中に体験を伴った大きな思想形成につながっていきます。そしてまた、自分がかつてお笑い芸人に憧れを抱いていたという気持ちはほろ苦くも大切な思い出であり、今でもお笑いが好きで、挫折した経験があるからこそ現役のお笑い芸人に対するリスペクトは人一倍持っているつもりです。これについてはまた別の機会に詳しく書くことにしましょう。

その後、アルバイトをしながらアイドルヲタクになったり、転売で生計を立てたり、ニートを満喫したり、コミケに出すための同人誌を作ったりと、やりたいことを赴くままにやってきました。気づけば上京して10年が経ちました。貯金はゼロです。これまでに親にかけた経済的な負担、精神的な苦労は、とても計上できないものになっています。でも安心してください、生きています。犯罪も犯していないし、精神も病んでいないし、盆と正月には実家に帰り、親に顔を見せる程度には良好な関係を築いています。

■教育への回帰

この10年は放蕩の日々ではありましたが、それは同時に勉強の日々でもありました。そして30歳の大台に手が届き始めたときに猛烈に焦りを感じ、本当にやりたいことはなんだろうと考え始めました。やりたいことというのは少しニュアンスが違うかもしれません。これこそが自分がやるべきことだと言えるようなものは何か。そのヒントは、好きなこと、得意なこと、他と比べて相対的に苦に感じないようなことの中にあります。そのように本に書いてありました。そして自分は文章を書くこともわりと好きで継続しているのですが、いろんな分野に限らず、自分が知っていることを初心者にあれこれ教えることがかなり好きなのだと思いました。それでおぼろげながらに見えてきたものが「教育」だったのです。それも公教育を変えるとか、世界の教育格差をなくすとか、正しい教科書を作るとか大層なものではなくて、対面の、フェイストゥフェイスの教育です。大学進学時に「他に適当な学部がないから」と消去法的に選んだ教育の分野でしたが、そこに回帰してきたのです。これには自分でも驚いたのと同時に、こうも思いました。「まあ分かっていたんだけどね」。ただそれを始める勇気がなかった。仕事としては全くの未経験。大学時代に教育実習と、少しの家庭教師をやったことがある程度です。

「教育」とはいっても、もう一度教員採用試験にチャレンジするということではありません。公教育は違うと思ったからです。昨今、学校教員の職場環境の悪さが叫ばれています。モンスターペアレントの問題、長時間労働、学級崩壊、いじめ問題、心を病んでうつになる、人手不足が常態化している、部活という名の休日出勤など、それはさながらブラック企業のように言われています。すでに覆われてしまったある種の空気に対して、まさにその空気の中に入って抗うことは相当に難しい。これは責任感とか根性とか、子供が好きという気持ちだけでどうにかなるレベルを超えています。現役の先生方には最大限の敬意を払いますが、僕にはできそうにありません。

そうなると次に思いつくのは学習塾です。学習塾にも東進衛星予備校に代表されるような難関大学合格を目指すための予備校、難関中学・高校の合格者数を競うSAPIX、鉄緑会などの進学塾、学校の授業についていくことをサポートするための個別指導塾など様々あります。自分は地方出身のため、残念ながら中学受験を経験していないし(中学校、ましてや小学校に受験がある世界を知らなかった)、難関大学を目指す生徒を指導するだけの学力もありません(学歴も自信もありません)。申し訳程度に、小学校・中学校教諭免許を持っているだけです。ここでもやはり消去法の結果、またそのハードルの低さから、チャレンジしたのがとある個別指導塾でした。これが30歳の時です。
これは学生がするアルバイトとしても定番であるくらいに手軽に始められ、時給も悪くないという、好条件が揃っている仕事でした。そこから2年が経過し、貴重な経験を積ませてもらっていると同時に、ある種の限界を感じています。青天の霹靂で時給が下がるという憂き目にも遭いました(詳細は省きますがM&A的な何かです)。しかし本質はそこではありません。一言で言うと、本当によい教育が行われていないと感じています。規模の大きな塾は大抵、全国展開をしています。そうなれば教室運営も指導方針も一括管理になり、きめ細やかな対応は難しくなります。ある時点でどうしても売上至上主義に舵を切らざるを得ず、マニュアルが優先されるようになります。これは構造的に避けられないのでしょう。そして中学校の目の前の定期テストで良い点数を取ること、具体的には教科書に沿った問題集をやらせているだけで手一杯になっています(しかも全く効果が上がっていないという大問題があります)。

ここに来て、手詰まりになってしまいました。本当によい教育はどこにあるのだろう。そんなことをずっと考えながら、この個別指導塾での2年間の経験(未だ継続中です)に加えて、教育に関する本を読み漁ったり、評論家・思想家の言葉に耳を傾けたり、意識の低い学習環境(職場)に嫌気がさして成績上位者(富裕層)向けの塾講師の求人に応募してあっさりと不採用になるなどの経験をする中で、ひとつの結論に達しました。それは、自分にとって完全に理想的な教育を実現するには、自分自身でそれを実現するための場所を作るしかないということです。
それは従来型の集団指導の塾や、個別指導塾ではありません。一言で言うとサロン的・コミュニティ的・寺子屋的なイメージでしょうか。それが具体的にどのようなものなのかということは、本書の中で説明していきたいと思います。本書は、僕が実際の経験の中で感じた現行の教育現場の問題点と、そう考えるに至った経緯、そして本当に良い教育が行われる場所とはどのようなものかという考えを形にしたものです。

ちろう



近日中に、目次などの詳細、頒布方法なども公開していく予定です。コミケに来られない方にも、通信頒布や秋葉原での直接手渡しをすることもできるので、ぜひよろしくお願いします。もしご興味がある方は、Twitter→@tirou_exのフォローをお願いします!!!

2016-12-18

12月17日の桜雪ちゃん生誕祭のレポとメッセージ

2016年12月17日(土)、秋葉原PARMSにて桜雪ちゃんの5回目の生誕祭が行われました。僕自身は去年に引き続き2回目の参加。→去年の生誕レポ

去年の生誕からの一年は桜雪ちゃんにとってものすごく大きな一年だったんじゃないかと思う。まず大学を卒業し、就職も考えていたこと。そして7月に自身初の著書を出版。「雪ごはん」の継続。喉の手術。「Qさま」での躍進。小池都知事の「希望の塾」に入塾。今の地下アイドル界で、これだけの活躍を継続的にできる存在は珍しいんじゃないかな。

スチガMCではメンバーの「雪ちゃんが彼女にしたいスチガランキング」の発表(坂ちゃん調査)

1位、まいぷう。理由:心にゆとりがある。包容力がある。
2位、サラちゃん。理由:サラちゃんを喜ばせたい。
3位、夕佳ちゃん。理由:愚痴を聞いてあげたい。
4位、えりな。理由:言い合いになっても良い感じで折り合いがつけられそう。
5位、坂ちゃん。理由:めんどくさいから。

ということだった!なんとなくわかる気がするなあ。まいぷうは全体的に余裕を感じさせますね。「金持ちケンカせず」「貧すれば鈍する」という言葉もありますしね。僕も夕佳ちゃんの愚痴を聞きたいな。そしてサラちゃんについての重要な指摘がありました。メンバーによると、サラちゃんが楽屋で笑うと場が和むということ。これはとてもよくわかります。「笑ってくれた」というだけで人を幸せにしてしまうのってものすごい才能です。普通は赤ん坊とかがまさにそういう存在なのですが、大人になってもそういうチカラを持ち続けるのは、そういう星のもとに生まれたものだけの特権です。まさにアイドルそのものと言ってもいい。

スチガパートでは雪ちゃん入りのアリスの檻」もありました。雪ちゃんといえばやっぱりこの曲ですよね!(参照記事→「スチームガールズ「アリスの檻」の解釈可能性について」)
落ちサビの伸びやかな歌唱が最高でしたね。普段聞けないバージョンということでレアさもありました。

さて、生誕パートは仮面女子つけ麺☆極MEN」からスタート!これは盛り上がったなあ。そして「ハピ☆バデ」では歌い出しをメンバー全員で歌って、これも「ハピ☆バデ」ヲタとしては高まらざるを得ませんでした。

基本的に落ちサビを担当するからたくさん聞けて良かったし、雪ちゃんが初めてセンターが実現した伝説のユニット「秋葉仮面」の「選挙行こうぜ!」も聞けた(公式サイト)。今年の夏の選挙のころを思い出すなあ。7月の参院選に向けてのユニットだったのに、何の因果かその後都知事選も行われることになったんですよね。それが希望の塾に繋がるわけですが。クリスマスソングの独唱も素晴らしかったです。



そして最後の挨拶。今回は僕の中ではこれが最も印象的でした。それはまさに桜雪ちゃんのこの一年間の軌跡と、心情の変化を吐露するものだったからです。昨年の生誕祭の時点で、芸能の道をやめることを考えていた。だからこそ、去年の挨拶では「変化を恐れない一年にしたい」と言った。これは非常にクレバーだと思いました。そしてとてもよく分かります。僕も同じ立場だったらそういうことを言うかもしれないなと思いました(笑)。

今年の初めころだったか、結構本気で就職活動をしていたことも明かされていたと思います。最終的に芸能の道を続ける決断をしたのは、就職が決まらなかったことも大きいのでしょう。まさに人生の岐路といったところですね。人生において一つ一つの決断、合否、あるいは進路というものは実はそんなに重要じゃなくて、人生を長い目で見ればそれはいくらでも修正できるし、大事なのは今いる道にいかにコミットするかということだと思います。そして「人間万事塞翁が馬」ですから、何がどうよい方向に影響するか分かりません。そのために現在の状況と自分の位置について客観的に観察し続けることです。

芸能界で活動することを選んだことは、僕個人の感覚では正解だと思います。それは現在の活躍が証明しています。すでに十分なスキルと気概を持っているのだから、わざわざ自分から身を引く必要はない、というのが僕の考えです。今は間違いなく上昇しているのだから。いつか伸び悩んだり下降していくこともあるかもしれないけど、それはその時に考えれば良いことです。



■桜雪ちゃんへ

今、桜雪ちゃんは誰も成し遂げていない新しい「地下アイドル像」というものを築き上げているという気がしています。その道を全力で突き進んでほしい。「仮面女子」と並行して「クイズ番組出演」も「希望の塾」も「雪ごはん」も全部やり続けてほしい。前例がないことだから不安もあるかもしれませんが、きっと大丈夫です。全部いい結果が出ると思います。

ダウンタウンDX」で松本さんに「近いうちにいなくなると思う」って言われてたね。アレ結構ドキッとするよね。僕もドキッとしたくらいだったから。まあ松本さんはテレビバラエティのドンみたいな人だからああいう笑いの取り方をするんだけど、一点突破で何か目立って出てきた人は「一発屋」として消えていくことが多いから、まあ分かりやすい発言だと思う。でも雪ちゃんの場合は活躍の場がそもそも「テレビバラエティ」だけじゃないはずなんだよね。だから「消えようがない」と思うよ。その時々に応じてジャンルを変えながら、同時多発的に、高い水準で活躍の場を広げつつあると思う。そういう人は強いよ。だから自信をもって、今の活動を続けてください。

地下アイドルとしての成功モデルを示すことによって、また多くの地下アイドルの皆へ自信や希望を与える存在になれると思います。応援しています。


東大アイドル・桜雪、24歳の生誕祭「情報番組のオファー待ってます」

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■桜雪生誕祭セットリスト

登場
1.つけ麺☆極MEN(仮面女子
2.ハピ☆バデ
3.beleive road
4.真・アドベンチャー
5.ぱらだいすいーつ(仮面女子
6.全開☆ヒーロー(仮面女子
7.選挙行こうぜ!(秋葉仮面)
8.大!逆!転!(仮面女子
9.夏だね☆(仮面女子

2016-12-03

ここ1か月の雑記(「アイドルと文学」、林修先生、宮台真司先生)

■「アイドル文学vol.1」について

11月23日(水祝)に行われた文学フリマにてお披露目されたアイドル評論の同人誌アイドル文学vol.1」偶像少女文学会)に記事を寄稿しています。このサークルを立ち上げた2人が僕のことを知っていてくれたみたいで、とつぜん執筆の依頼をいただきました。僕としては非常に嬉しかったのですが、僕のようなものに書けるものはたかが知れているのでどうしたものかと思いました。それでアイドル現場として、あるいは現場デビューとして仮面女子がオススメ」という内容の記事でしたら書けますとお返事をしたら、それでも良いということだったので引き受けることにしました。

アイドル文学。これがいかに接続されるのか。とはいえ僕自身がここ1年くらいで「日本文学について知っていないとなあ」と焦って出口汪先生の「早わかり文学史や林修先生の「林修の「今読みたい」日本文学講座」を読んだり、さやわか氏の文学の読み方」を読んでアツくなって書評も書いたようなタイミングだったので、運命的だったように思います。そして書くとしたらだいたい内容は見えていました。

それは一言でいうと、「仮面と文学親和性が高い。ゆえに仮面女子はもっとも文学的なアイドルである」という内容です。ええ、こじつけです。文学的なアイドルってなんやねんというツッコミはあるかと思いますが、それは置いときましょう。しかしこれは言いたかった。つまり、私たちの日常と仮面は決して無縁ではない。ゆえに仮面女子は決して異質なものではなく、むしろ私たちの日常を映す鏡なのだ。それをアイドルという手法で体現したとき、そこに生まれるエンタテインメントはどのようなものになるのか。それを見届けたい、そして黒瀬サラちゃんが可愛い。といったような動機です。

その超絶論考のタイトルは「あなたは仮面女子を推してもいい」というものでした。これには一応意味があるのですが、簡単に説明すると、どちらかというとアリスプロジェクト自体を避けていた約3年前の自分自身に伝えたい言葉なのです。当時はアリス十番スチームガールズしか知らなかったと思うのですが、推すに値する対象だと思っていなかったし、いずれ消えゆくものだとも思っていました。知らなかったんだから当然ですよね。だからそんな3年前の僕自身に言いたい。「あなたは仮面女子を推してもいいんだよ」と。そういうつもりでタイトルを付けました。

本論考では、中村雄二郎「術語集―気になることば―」という本の中から「仮面」に関する記述を引用しながら、仮面女子の身に着ける仮面の効果について当てはめていく、というアクロバティックなことを展開しているのですが、自分でもなかなか熱がこもった文章が書けたのではないかと思います。自分でも笑っちゃうようなお気に入りの文章です。

ところで本書「アイドル文学vol.1」は文フリ当日で即日完売だそうです!!
ちょwwwwwwおまwwwwクッソwwwww

人生とは世知辛いものです。その時、その瞬間に動き出さないと手に入れられないものがある。というわけで、これから入手することは不可能になってしまいました。

もしこの本についてどうしても見てみたいという奇特な方がいらっしゃれば、現場でお見せすることもできるかと思いますので、ぜひ声をかけてください。ちなみに、姫乃たまさんの巻頭グラビア・ロングインタビューもかなり必見です。これは見ないとヤバいレベルです。何卒よろしくお願いします。



■林修先生の講演について


11月22日(火)に、関内くんだりまで出かけて林修先生の講演を聞きに行きました。どこでその情報得ているんだという話はさておき。前回の朝日新聞主催の回に続いて2回目。今回は平日昼開催(14時〜)ということで、必然的にといいますか年齢層が高い!男女比2:8という感じ。つまりジジババですね。

冒頭で客層を察知してからは、綾小路きみまろばりに観衆をいじるモードにwwwwwwさすがでした。皆さんは逃げ切った世代ですよ、という話から、この後東進に行くんだけど今の子どもたちは本当に大変という話。子供がだらしないのは、親の振る舞い方がすべて。自分が子どものころ、本棚にいろんな文学作品が置いてあって、隅々までメモがあったり線が引かれたりしている。親父はこんなところまで読んでいるのかと畏れた。そしてなにくそという気持ちで文学を読み始めたんだという話。そういう圧倒的存在であるべきだと。しかし今の親は一緒にゲームをして、負けて喜んだりしている。

だから日本全体的に、男がだらしないという話。それは男親がだらしなくなっているから当然という話。これとてもよくわかる気がします。林修先生は超絶エリート学生を自分のサポート役として雇っているのですが、それは15人くらいいて、来年もお願いしたい人をピックアップしていったらそのうちの13人が女子、2人が男子。それくらいの比率なんだって(しかも女子のうちの8割が○○出身。○○は良いですよ〜、全然違いますって言ってたw)。

そして格差がどんどん広がっている。それを表す一つに東大生女子が可愛くなっている」ということを言っていました。先日テレビの企画で東大女子50人と高学歴女子50人がスタジオに集まったとき、明らかに東大女子の方が可愛い子が多かった。自分が学生だった時代からは考えられない。これが明確な格差社会の表れだと言っていました。その理由は自身の経験から弾き出された、いかにも林修先生節炸裂なのですが、ここでは割愛しておきます。

そして父方の親より、母方の親の関わり方が大事という話もしていました。だから皆さん、まだやるべきことが残っていますよ!と煽っていました。面白かったです。



■宮台真司先生の講演について



今日(12月3日)に町田くんだりまで出かけて宮台先生の「男親の社会学 第3回」というものを見に行きました。今回のテーマが「教育と学校」ということで、楽しみにしていました。客が少なくて僕としてはおいしかったです。

いや〜、本当に素晴らしかったですね。
もちろんこれまでいろいろは場所で喋っているのを聞いているし、「14歳からの社会学」はバイブルなので何度も読んでいるのですが、改めて本人を目の前にして聞くとすごくよかった!!
速記ばりにとんでもない量のメモをしたのですが、ここに書いてもアレなんで、書きません。たまに見返そう。

教育の問題はもはや目に見えている。しかし中に入って変えるのはおそらく無理だろう。とはいえ、「学校はクソである」と断じてオルタナティブスクールだインターナショナルスクールだ完全自宅学習だと言ってもそれは極端でしょう。公教育、個別指導塾、集団指導塾、予備校、etc。本当によい教育はどこにあるのか。その内のこれが正解という答えを求めるのではなくて、それぞれの良いところを抽出し、洗練させた新しい解決方法、アウフヘーベン(止揚)こそが解答なのではないか。


実は今僕はこんなことを考えていて、文章にしています。それは今度の年末のコミケまでに僕は発表する予定です。何卒よろしくお願いします。


宮台先生の著書にサインをもらった!!
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