ちろうのレイブル日記

2017-07-13

家庭教師・出張個別指導のお知らせ

みなさんこんにちは、ちろうです。チロウショウジでは2017年夏、家庭教師・出張個別指導を開始したいと思います。世にある学習塾、集団指導塾、個別指導塾、登録性の家庭教師等々が何かイマイチ合わないなあと考えている方、一度騙されたと思って試してみませんか?中抜きがされないだけ、安価です。もしご満足いただけなかったら1回限りでも結構です。



【プロフィール】
岐阜大学、教育学部卒業。心理学専攻。小学校教諭免許、中学校教諭免許(数学)取得。
とある学習塾で働いております、現役の塾講師です。
明るく楽しく、人あたりのよい人間です。
学生時代は陸上競技を10年間やっていました。
お笑いからアイドルまで、エンタテインメントが広く好きです。

【対象】
小学校3年生以上、中学生、高校生、大検取得希望者、大学生、大人

【対応科目】
小学生:全教科(中学受験は算数・国語メイン)
中学生:5教科(得意科目は数学・国語・理科です)
高校生:数学現代文

その他
小・中学生向け:漢字力(語彙力)向上のための徹底反復演習、音読指導、作文指導、数学パズルの実施、等々
中・高校生向け:長期休み課題、テスト前課題、内申点のための課題のお手伝い・代行

【対応地域】
豊島区新宿区文京区中野区板橋区北区、その他東京23区応相談


【料金】
安心の明朗会計(お試し価格)
一コマ1時間2000円
ガッツリ3時間5000円(オススメ:9時〜12時、13時〜16時)
出張費・交通費として1回豊島区500円、その他応相談

【基本方針】
基本的にはお使いの学校の課題テキスト、ワーク、などをご準備下さい。それ以外にもコチラで何か準備するなど、できる限り希望に沿います。
基礎基本を徹底的に重視します。学習指導要領に則った学年相応の内容というよりは、現時点の力を見て、それぞれの子供にあった内容を指導します。特に積み上げ型の数学などでは、前段階での理解が抜け落ちていれば、到底次の単元には進めません(進んでも意味がありません)。ですから、例えば中学3年生であっても方程式の解き方、文字の扱い方、場合によっては分数の計算や小学校の割合にまで遡って指導します。
英語・国語では単語力、語彙力を重視します。英単語覚えていないのに英文が読める訳ありませんよね。国語の説明文・物語文では、最低限音読ができなかったらそれは読めていないということです。

もちろん、十分に身についている場合には先取り学習をどんどん進めていくこともできます。中学数学はあるていど数学的な頭の使い方ができる生徒なら大して難しいものではありません。より複雑で、考え方の工夫が必要な文章題などを積極的にチャレンジして欲しいです。

また、僕は思考力や集中力を身につけるためには、よく遊ぶことが必要だと考えています。ゲームとかトランプとか数学パズルとかを、積極的にやってみたいと思います。これは機会を見ながらですが。


よく言われるように、これからは個人事業主として小さく働いていく時代です。この出張個別指導はその一環です。もちろん、僕が大企業で働くという選択肢が選べなかったからこそなんですが。これは僕自身にとっても成長につなげたいと考えている案件です。

個別指導塾って、ぶっちゃけ高いですよね?あるいは派遣型の家庭教師。
値段を比較してみてください。
個別指導塾に中学生が週1回(月4〜5回)通うとしたら、教材費・維持費、等々が加算されて15000円〜20000円ってとこじゃないですか?

今回の家庭教師・出張個別指導なら、もし仮に週に1コマ1時間、1ヶ月4コマだとしても1万円かかりません。
1回試しにやってみるのでも良いし、不登校・引きこもり・夏休みの課題の手伝い。話し相手・遊び相手、何でも構いません。


そしてここがポイントですが、2人同時でも同じ料金でやります。個別指導塾って1:2が主流だったりするので。このような場合にオススメです。
・きょうだいで一緒に
・友だち同士で
つまり誘い合って申し込んでいただければ割り勘にしてもっとおトクです。
状況によっては1:3とかでも大丈夫かもしれません。ご相談ください。



さて、これから夏休みが始まります。特にダラダラしてしまいがちな平日午前中とかを有効活用していきましょう!!!気軽にご連絡下さい。大丈夫です。怪しい人間ではありませんから。現役で塾講師をやっています。まずはご相談を!
メールはコチラ→owarair@gmail.com

2017-07-03

新しい教育の場所を考える

皆さんこんにちは、ちろうです。僕には目標があります。それは、小・中・高校生向けの本当によい教育を実現するための拠点(場所)を作ることです。
学校とも、世の中にある既存の塾とも違う、第三の居場所を作りたいと考えています。それは、放課後を有意義に過ごせる場所です。皆さん、学童保育に行っている場合ではありません。

ハイレベルと合格実績を売り文句にレベルに合わない講座を取らせて高額な受講料を払わせる予備校や、きめ細やかな指導を売り文句に学生講師が週替わりで担当してコマ数分の料金はキッチリ取る個別指導塾は、本当に値段分の価値を提供しているのでしょうか。中には費用が高額でも、相応の結果を提供している場合もあります。しかし必ずしもそうなっていない場合もある。お金はキッチリ取るが、本当にその子供のためになっていないことがある。むしろ苦しめていることもある。不安を煽って、周りが行くからとりあえず塾に行かせる。そんな空気もあります。それは公益性、倫理観という観点でも問題があると思います。

学習塾とは本来、環境を整えてあげて後は子供たちの自主性に任せる場所ではないでしょうか。だから特別に高額なお金をかける必要もありません。それゆえこの場所は、ゴリゴリの難関大学を突破するための塾としては向いていないかもしれません。しかしそのような需要は学習塾業界においては一部ではないでしょうか。そうではなく、もっとマスに開かれた、あるいは学校のテストで良い点数を取るためだけではない、もっと世界や世の中のことに興味を持てるように仕向けてあげるような関わり方こそが大切なのではないだろうか。




仮称:「チロウ本質研究所」


具体的には以下のような場所です。


江戸時代の寺子屋をイメージしたような、学習の場所。拠点。
●個別指導、小規模な講義形式の授業、自習室、充実した図書スペース(貸出可)、イベントスペース(ゲームやトークイベントなど)。
●小・中・高校生は有料、定額(個別指導塾に週1回通う程度の金額を目指しています)。大人は基本無料。いつでも来れる。
●24時間、365日、通塾可能(ただし、年齢に合わせて門限を設定)
●定期テスト対策、学校の授業サポート、苦手科目克服、受験対策、長期休みの課題の消化・お手伝い。小論文対策、就活対策、SPI対策(大学生向け)。なんでもござれ。(中学校5教科、高校数学現代文は対応。それ以外は応相談)
●定期的に課外活動を実施(エンタテインメント全般、東京観光、文化的活動)
インターネットのこと、NSNのこと、お金のこと、世の中の仕組みなど、学校ではなかなか教わらないことも、日々の会話の中でお話します。
●不登校、ひきこもり、自宅学習のお手伝い、学びなおし、大検、浪人、何でも対応。一度ご相談ください。フリースクールとしても活用したいです。


今パッと思いつくものを簡単に箇条書きで書いてみました。もちろん僕の教育的思想とか、細かい規定については、書ききれないものもあったりまだ検討中のものもあります。より詳しいことは僕の同人誌「本当によい教育を実現するための覚書」の中に書きました。もしご興味がある方は、メールやツイッターで一声かけてください。


くわしくはhttp://d.hatena.ne.jp/routi/20161222



■お願い


この件について、ぜひ皆さんの意見を聞かせていただきたいです。実現可能性について。こうした方が良いというようなアドバイスとか。僕はこれを必ず実現します。それはいつになるかわからないし、ものすごく小さな規模かもしれません。しかし必ずやりたいと思う。

そしてもし協力しても良いよという方がいたら、ぜひお願いします。具体的には今、場所が必要です。ある程度大きなスペース、そして僕自身が塾長(?)としてそこに住みたいと考えているので、一軒家が良いのではないかと思います。

そこでお願いです。一軒家が余っているぞ、借り手がなくて困っている、格安で提供できる、なんていう話があれば、ぜひ一報をください。必ずや世の中の役に立てます。ちなみに豊島区近辺だとさらに理想的です(むろん、良い場所があるならその限りではありません)。


この場所は僕ことちろうの学びの場所でもあります。子供たちと一緒に勉強したいのです。記事の拡散、ご意見、情報提供などあれば、何卒よろしくお願いします。

2017-06-27

社会に開かれた教育プログラムについて

2017年6月25日(日)、一般財団法人・地域・教育魅力化プラットフォームが主催するイベント「社会に開かれた教育プログラム」に参加してきた。東京永田町にて。13:30〜17:30。長かった。


詳細はこんな感じ。


主催:一般財団法人地域・教育魅力化プラットフォーム
運営:認定NPO法人カタリバ


学習指導要領の理念として掲げられた『社会に開かれた教育課程』。

本フォーラムでは豪華ゲストをお迎えして、「社会に開かれた教育」
に関する考え方・実践事例について学び、「社会に開かれた教育」の
実現が全国で加速し、現場の取り組みがより持続可能かつ進化し続ける
ために必要なことは何かワークショップも交えながら考えます。

パネルトークゲスト:
文部科学省初等中等教育局財務課長  伊藤学司氏
岩手県大槌町教育委員会教育長    伊藤正治氏
岩手県大槌町教育専門官/NPOカタリバ  菅野祐太氏
島根県海士町隠岐國学習センター長  豊田庄吾氏
島根県隠岐島前高等学校社会科教諭 中村怜詞氏
五十音順

ファシリテーター:
認定NPO法人カタリバ代表理事/公益社団法人ハタチ基金代表理事
一般財団法人地域・教育魅力化プラットフォーム共同代表
今村久美


また上記ゲストによるパネルトークに加えて、本フォーラムを主催する
地域・教育魅力化プラットフォーム共同代表 岩本悠(島根県教育魅力化特命官)も登壇し、法人立ち上げの想いと、参加者の皆さんと実現したい未来について話します。

教員の方々はもちろん、行政職員、教育に関わるNPO等の職員の方など、
教育に関わる皆様のご参加をお待ちしております。


文科省の人の話。島根県隠岐島前高等学校の実践報告。岩手県大槌町教育委員会教育長のお話など。10年前の学習指導要領改訂で「総合学習の時間」というものが設けられた。それから10年、また新たに改訂される。その柱が「社会に開かれた教育」というもの。その理念やよし。意識高し。詳細は長いんで各自ググって下さい。でもよく分からない。そもそも「総合学習の時間」もざっくりと現場に任され、結局何をやればいいのか分からないままにグダグダに終わったのでは無かったか。僕は義務教育を終えた後なんでそれすらも分からないんですけど。最近だと、主体的な学び・アクティブラーニングという言葉だけが一人歩きしている。

話は変わるんだけど、僕は常にカバンに本を持ち歩いているんですが、このときも空き時間に読んでいて、それがホリエモンの「すべての教育は「洗脳」である」で、何か僕がすごく皮肉をアピールしている性格の悪い人みたいだった(笑)




何というかね。意識高いことを議論しているだけじゃダメだなと思った。やっぱ公教育ってダメなんじゃねえのって思ってしまった。ましてやワークショップしてる場合じゃねえ。学校の先生は大変だし、とても意義のある仕事だ。しかし僕は幸か不幸か(望むと望まざるとに関わらず)、学校の先生じゃないし、学校の先生になれなかったし、これからなれる見込みもないので、そことは関係ないところでやっていくしかない。

「よりよい学校教育を実現する」とか「子どもたちが社会や世界に向き合い、自分の人生を切り開いていく」とか「学校教育を学校内に閉じずに社会と共有・連携」とかさ、分かったから。これを理念として掲げるのは良いけど、結局現場の裁量に任されるわけでしょ。結局は、先生一人一人が意識高く(not意識高い系)あるしかない。んで力量も熱意もある先生が仮に一人いたとしても、現場の圧力や空気に邪魔されたらかなわん。

この抽象的(だけど崇高)な目標を、学校教育の中で実現させるって、ほぼ不可能だと思うよ。いろいろ問題が山積みで。空気読まなければいけないこと、モンペ問題、旧来的な価値観を植え付けられること(ホリエモン的に言う洗脳)、先生が忙しすぎる問題、ポリティカリコレクトネス問題。etc

やはり解決策は、大人が小さなコミュニティを作って、目の届く範囲で、時代に即した教育の場を作っていくしかない。学校とは別の場所で。僕は公文式教室とか、陰山先生の100マス計算を習慣的にやることの方が、よほど有意義だと思う。


みんなで集まって議論して、意識高いことを確認し合って、ワークショップしてもそこからは何も生まれない。実践のみが求められている。そんな気がしています。

2017-06-20

「第一回ゆび祭り」について、たった一つの伝えたいこと

皆さんこんばんは、ちろうです。2017年6月17日、第9回AKB48シングル選抜総選挙が行われ、HKT48指原莉乃ちゃんが前人未踏の3連覇を達成した。それを受けて、あの伝説のイベント「ゆび祭り」の開催がにわかに現実味を帯びている。

そこで、僕が約4年前に作った同人誌指原莉乃に会いに行く」に収録された、第一回ゆび祭りに関する文章「「第一回ゆび祭り」について、たった一つの伝えたいこと」をここに大公開いたします。もう4年も前に書いた文章ですが、この激動のアイドルシーンを振り返る意味でも、ぜひこのタイミングで読んでいただけると幸いです。そして第二回ゆび祭りに向けて、モチベを高めていきましょう!!!


「第一回ゆび祭り」について、たった一つの伝えたいこと



■その日、日本武道館は世界の中心となった


2012年6月25日。指原莉乃がAKB48の第4回シングル選抜総選挙で4位に入選し、週刊誌のスキャンダル記事を受けてHKT48への移籍が決まった直後に開催された、アイドル史的にもエンタテインメント業界においてもメルクマールとなりうる「指原莉乃プロデュース『第一回ゆび祭り〜アイドル臨時総会〜』」というイベントがあった。僕は今、これについて語られる言説が世にあまりにも少ないと感じている。前回の同人誌指原莉乃2・0」の中では、アイドルヲタの戦友でありクソDDでもあるアンチッチ氏によるレポートを収録したが、それは僕にはまだこれについて語るほどの言葉が自分の中で確立していなかったことや、また僕自身がライブレポートというものがあまり得意ではなかったからお願いしたのだ。AKBグループだけでなく、同イベントに参加していた他のアイドルグループにも精通しているアンチッチ氏だけに、とても完成度の高いレポートとなっている。

しかしあれから一年の時を経て、今のアイドルシーンや指原莉乃の活躍を見ていると、とんでもなく大きなことを成し遂げてしまったという思いを日増しに強くしている。2012年の末には、そのライブの模様と舞台裏を記録したDVD・ブルーレイも発売された。今となってはあまり語られることのなくなってしまった、そして第二回は果たしていつ行われるのだろうか?という期待をせずにはいられない「第一回ゆび祭り」というイベントについて、この機会に改めて語っていきたいと思う。


■「ゆび祭り」とは何だったのか

このゆび祭りというイベントは、指原莉乃の呼びかけによって集まった全10組のアイドルグループが出演するライブイベントで、日本武道館で行われた。その出演アイドルは、私立恵比寿中学乃木坂46PASSPO☆渡り廊下走り隊7ももいろクローバーZ東京女子流SUPER☆GiRLSBuono!アイドリング!!!指原莉乃である(出演順)。

これらのアイドルは、2012年時点での日本アイドル界を牽引しているトップ集団と言っていい。アイドルを一堂に集めたフェスと言えば、TOKYO IDOL FESTIVAL(TIF)があり、これは東京で2日間(注:現在は3日間)にわたって行われる大きなイベントでアイドルの出演組数で言えば日本最大級ということができる。しかしTIFはデビューして間もない地方のグループがその存在を全国のアイドルヲタに知らしめるものであったり、アイドル活動を始めた者がまずはその舞台を踏むことを目標とするようなイベントという側面がある。ところがこのゆび祭りの出演者は、すでに第一線で活動しており、アイドル本人からも憧れられているようなグループばかりであり、それらのグループが一堂に集結した、まさに現時点での最高峰といえるイベントである。

その出演者のバラエティは、筆舌に尽くしがたいほどの豪華さだ。現時点でアイドル界のみならずバラエティ番組、オリコン等も席巻してしまっているAKBグループから渡り廊下走り隊7。AKB48の公式ライバルでもある乃木坂46。かつて隆盛を極めたハロプロのさらに実力者ばかりから厳選されたモンスターユニット、Buono!。後に紅白歌合戦にも出場し、現時点でサブカル・アイドル界の雄として君臨するももいろクローバーZ。その妹分の私立恵比寿中学PASSPO☆東京女子流SUPER☆GiRLSは中野サンプラザ、Zeppクラスでは満員にするほどの集客力があり、後半2組は後に日本武道館での単独公演も成功させている(女子流が2012年12月、スパガが2013年6月)。バラエティタレントとしても名高い菊地亜美を擁し、AKB48よりも長い活動歴を持つアイドリング!!!

そしてこれを束ねるのがこのイベントの発案者でありプロデューサーでもある指原莉乃なのである。およそこの21世紀のあいだに、これ以上にファンタスティックでエキサイティングでソフィスティケイトされたイベントを、私たちは想像することができない。ずいぶんと大仰な言葉を連ねてしまったが、一言で表すならば「すごいイベント」だった。


■大人の事情を乗り越えて

このイベントのオープニングで、指原莉乃「これだけのグループが集まった時点で成功」という趣旨の発言をした。これはもちろんその通りである。活動歴も違えば活動方針も違う。もちろん所属事務所もレコード会社も違う。そんな中、大人の事情を乗り越えてアイドルたちが一つになった。そしてそれぞれのファンたちも一つになった。アイドルという方法論で、世界が一つになり得ることを証明したのだ。そしてその核となったのが他でもない指原莉乃なのである。

それぞれのグループについていくらでも語ることがあるが、その中でもいくつかのグループについて、指原莉乃との関連について考えていきたいと思う。まずは渡り廊下走り隊7。このメンツを見ていると因縁がありすぎる。もちろん同じAKBのメンバーで、かつ元々チームBで同じだったメンバーが多いから仲良しではあるが、シングル選抜総選挙で戦うことを考えればライバルと捉えることもできるのだ。AKB全体のエースでもある渡辺麻友はるごんからはるかへと進化を遂げ、今ではインドネシアで奮闘している仲川遥香。長らく仲の良い後輩として可愛がってきた小森美果。指原のチームB昇格時には最年長として独特な存在感を放っていた浦野一美。そして指原昇格の直前に男性とのプリクラが流出してAKBから脱退し、後に7期研究生としてカムバックしてきた菊地あやか。後に同じHKT48のメンバーとして活動してくことになる多田愛佳。歌唱力に定評が有り、後に演歌歌手としてソロデビューする岩佐美咲。これらのメンバーが、AKB陣営として同じステージに立った。

ももクロは元々はAKB48の後を追って出てきたグループだが、今では独自の進化を遂げ、AKBに劣らないほどの圧倒的な存在感を放っている。AKBのヲタとももクロのヲタは、しばしば対立する。これだけお互いに大きな存在になってしまうと、それぞれの熱狂的なヲタからするとそれは致し方のないことだろう。だからこそ、もはやAKBとももクロは共演することができないだろうと思っていた。しかしその壁を、指原莉乃はいとも簡単に乗り越えてみせた。お互いにいがみ合って何の意味があるのだろうか?アイドルたちがこれだけ楽しそうに共演しているのだ。手と手を取り合った先に、何倍もの幸せがある。そんなことを教えてくれている。そしてまた最大瞬間風速という意味では、ももクロの声援が最も勢いがあったというのは否定できないところであろう。ももクロのヲタはアツいのだ。だからこそ、ここにももクロが参加している意味はとてつもなく大きい。

そして極めつけはハロプロから唯一の参加、Buono!である。嗣永桃子鈴木愛理夏焼雅というメンバーは、元々ハロヲタでもなかった僕ですらその活躍と実力を知るとてつもない存在である。活動歴という点でも群を抜いて長い。ましてやガチのハロプロヲタであった指原莉乃にとってどんな思いがあるかは想像に余りある。しかし今、そんな憧れの存在と日本武道館で共演してしまっている。これもまた指原莉乃の呼びかけによって!ハロプロはAKB、ももクロの勢いに押されかつてほどの存在感を失っているかのように見える。しかしここでのBuono!のパフォーマンスは、その実力はひとつも衰えていないということを証明してみせた。圧倒的な歌唱力と表現力を見せつけたのである。このときのBuono!については、長くハロプロを見てきたアイドルヲタクの友人たちも口を揃えて大絶賛している。僕を含めて、ここ数年でアイドルヲタという趣味に目覚めさせられた者にとってノーマークだったハロプロの実力を、改めて知らしめる結果となった。

PASSPO☆東京女子流SUPER☆GiRLSも負けず劣らず素晴らしいパフォーマンスを見せた。それぞれのグループのヲタが一同に集まっているから、元々の自分たちのヲタのみならず、他のグループのヲタにアピールする場としても最高の舞台である。彼女たちからすれば、胸を借りる思いだっただろう。だから10分間という一発勝負にかける気迫が違うのだ。おかげでどのグループのことも好きな僕たちDDにとっては、最高に贅沢な時間を過ごすことができた。元々は無名のところからスタートし、僕のようなカスヲタに手紙の返事まで送ってくれたPASSPO☆のみおみおとさこてぃ、どれだけ催促しても最後まで手紙の返事をくれなかったまこっちゃんが今、指原と共演しているという現実がとても感慨深い。

東京女子流は実力派ガールズロックユニットとして圧巻のパフォーマンスを見せた。皆さんにとって「メイちゃん」という名前を聞いたとき、誰を一番に想像するだろうか?ジブリ映画「となりのトトロ」のメイちゃんだろうか、あるいはNゼロの長谷川めいちょりん芽依ちゃんだろうか?この日の東京女子流のパフォーマンスを見た今、我々は「メイちゃん」と言う言葉を聞いて真っ先に東京女子流庄司芽生ちゃんを想起することになるだろう。SUPER☆GiRLSは華やかさと可愛さを全面に押し出した衣装・セットリストで魅了し、さらにはアイドル界の至宝でもある溝手るかちゃんの歌唱力をも存分に見せつけた。これも非常に素晴らしかった。


■見逃した君たちへ

2012年6月25日、僕は幸運にもこの歴史的なイベントを現地で目撃することができた。このイベントを目撃できた者も出来なかった者もいるだろう。このイベントを目撃できなかった者は、ただ「かつてそんな伝説のイベントがあったのだ」と黙って諦めるしかないのだろうか。断じてそんなことはない。何故なら、我々にはライブDVDといういわば天からの贈り物が与えられているからだ。

僕はこれまで何度も周りの人間に「ゆび祭りのDVD(及びブルーレイ)」を入手することを勧めてきた。すると大体こんな答えが返ってきた。「現地で見たからいい」あるいは「NHKで放送してたからいい」。確かに生で目撃することができたイベントの模様を、改めてDVDで見返す必要はないのかもしれない。あるいは、NHKでそのライブの模様を放送していたのは事実だ。もしかしたら録画もしていることだろう。しかしそのNHKでの放送は、各グループ1曲だけに短縮された簡略版だった。それだけではおよそこの「ゆび祭り」というイベントの全貌を把握したことにはならない。否!否否否否イナ稲いな伊奈INA!!!問題はそんなことではない!パフォーマンス時間が短いとか、MCがカットされているとか、そんな次元ではない、もっと重大な意味がそこにはある。


■メイキング映像で切り取られる「夢の世界」


それはつまり、DVDには実に一時間以上にも及ぶ「メイキング映像」が収録されているからだ!この「メイキング映像」こそ、全てのアイドルの、そしてアイドルヲタクの夢・希望・未来であり、この世界の真実である。これを見ることによって「ゆび祭り」というイベントの全ては完結する。逆に言えば、これを見なければ「ゆび祭り」を見たことにならないのだ。それだけ重大な作品なのである。そしてまた、僕がこのイベント直後にこれについて語ることができなかった理由でもある。そう、このDVDが世に出なければ「ゆび祭り」は完結していなかったのだ。

このメイキング映像では、リハーサルの様子や出番直前・直後の舞台袖での様子を収録しているのだが、最も重要なのは楽屋でのアイドル同士の絡みである。今をときめくアイドルたちは、その多くはアイドルヲタでもあるのだ。であれば、これだけのアイドルグループが集結する現場は夢の世界である。お互いがお互いの推しメンを告白し合い、記念撮影をする様子はまさに「夢の世界」という言葉以外の表現が思いつかない。その中でもやはりBuono!のメンバーが圧倒的な貫禄を示していることや、司会進行に奔走している指原莉乃がその場にいないことは見逃せない点だ。もし指原が一出演者に過ぎなければ、彼女たちに混じって撮影会に興じたかっただろう。しかし主催者であるから進行に徹するというプロ意識を感じることができる。このように、我々アイドルヲタクは一生参加することもなければ覗き見ることも許されない夢の世界を、このゆび祭りDVDは映像として提供している。だからこれは奇跡の作品なのだ。そしてまた、それを実現させたのも元をたどれば指原莉乃である。

改めてこのメイキング映像を見ると、指原の奔走ぶりもまた伺い知ることができる。各グループがパフォーマンスを終えるとMCとして舞台に上がり、トークをこなした後は次のグループを迎え入れる。そのグループがパフォーマンスを行っている間は、ずっと舞台袖から見ているのだ。そしてそれが終わるとまた舞台に戻りMCをする。楽屋に戻ってゆっくりしたり、打ち合わせをする時間はない。そのまま自分の出番を迎えて3曲を歌いきると、すぐにアンコールでYeah!めっちゃホリデーを披露。そのまま全員でのヘビーローテーションへとなだれ込む。およそ2時間の間、まさに出突っ張りだったのだということが、舞台裏映像を通して改めて思い知らされるのだ。

なんというタフネス!そしてなんという度胸!この映像を見て、改めて我々は指原莉乃というパフォーマーへの信仰を深めることになる。こんなことを滞りなくこなすことができる能力を持ったメンバーが、AKBグループ、あるいは広くアイドル界の中に指原を除いて他にいただろうか。どこにもいないのだ。自分自身がアイドル大好きで、これだけのグループアイドルを一堂に集めてまるで自分の欲望のままに企画をしておきながら、それを見に来たおよそ八千の観衆をも楽しませてしまう。そんな奇跡のようなライブを、指原莉乃は実現しているのである。このことはもっと広く認知されてもおかしくはないだろう。


■中心にはいつも指原がいた

このイベントのラストは、出演者全員による「ヘビーローテーション」で締め括られた。これはAKB48が世に出した、不朽の名作と言っても過言ではない楽曲である。オリジナルでは大島優子が務めるセンターポジションには渡辺麻友がつき、指原莉乃はそのサイドをそっと支える。このようにセンターを譲るところも指原らしさと言えるのではないだろうか。ステージ全体に広がるグループの枠を超えたアイドルの共演は、一言で表せばまるで「世界平和」だった。争いの絶えないこの世界も、いつか一つにできるのではないか。このゆび祭りというイベントは、そんな夢さえも見させてくれる最高のステージだったのだ。その中心には、やはり指原莉乃がいたのである。

だから僕は何度でも、世界が続く限りこのように主張し続けなければならない。
おまいら、今すぐゆび祭りのDVDを入手せよ!ブルーレイでも良いよ〜)」と。

(チロウショウジ「指原莉乃に会いに行く」所収。2013年8月)

2017-06-18

第9回AKB48選抜総選挙お疲れさまでした

AKB48の第9回選抜総選挙が終わりましたね。沖縄での開催、梅雨前線停滞のため開票イベントの中止、無観客での開票イベント開催。いろいろ大変でした。僕は、なぜこの時期に屋外のイベントをやろうとしたのか、とツッコミを入れてもしょうがないと考えます。結果論ですので。まあその点では、屋内の方が安心というのは間違いないですよね。メンバーの皆様、運営・放送関係者の方々、現地観戦のために沖縄に行かれた方々、パブリックビューイングの皆様、お疲れ様でした。


いろいろと心がざわざわする総選挙でした。


指原莉乃ちゃん3連覇達成

まずは、僕も3票を投じた指原莉乃ちゃんが、去年よりも少し票数を伸ばして24万6376票を獲得して3連覇を達成!!前人未到の領域に!おめでとうございます。2位の渡辺麻友ちゃんとの票差は10万票。異次元です・・・僕の3票とか要らなかったやん(笑)。もし余裕があったら、朝長美桜ちゃんとか、松岡はなちゃんとか、入れたかったです。

スピーチAKB48の現状を危惧するメッセージでさすが王者の貫禄だと思いました。圧倒的です。本当に推していて良かったなと。僕の感覚は間違っていなかったんだなと。もちろんご存知のとおり、今は積極的に現場に行くような推し方はしていません。心の中で推しているのです。彼女は本当に今年の総選挙が最後になるのかな?まあプレッシャーも相当なものですし、永世チャンピオンの称号をもって退くのも良いかもしれませんね。

皆さんお忘れかもしれませんが、僕はかつて指原莉乃ちゃんを主題にした同人誌を作るくらい推していたんですよ。指原莉乃2.0」絶版)「指原莉乃に会いに行くアイドル〈ヲタ〉になる方法」というタイトルでね。もしご興味ある方は、僕に声をかけてください。若干の在庫があります(笑)。AKB48劇場の200MVP(チェキが10枚撮れる権利)を指原莉乃ちゃんで最初に使ったのも僕です。これは自慢ですが。


●須藤凛々果さんが結婚発表

リアルタイムではよく分からなかったです。また彼女独特の冗談なのかなと思いました。でもよくよく聞いていると、またネットを見る限り、本当に結婚するという発表だったのですね。正直僕は心の中がざわざわしています。「おめでとう」なのか?僕はそんな風に祝福はできない。もし自分が彼女を本気で推している立場であったら。いやいや、アイドルヲタクとしてもそれはないだろうと言いたくなります。

才女であるということ、少し変わったセンスを持っていること、著書の「人生を危険さらせ!」も読んでいますし、わりと好意的に見ているメンバーでしたが、アイドルとして推すのは難しくなってしまいましたね・・・アイドルヲタクとしては祝福できない。むろん、これまでにないタレント像を作ってくれるかもという期待はありますが。

後に文春で熱愛報道が出るということで先手を打ったのかもしれませんが。次善の策ということでしょう。でもその状況を作った原因が本人にあるのは間違いない。そこにアイドルとしての覚悟はあったのか!?



●次世代メンバーの決意


上記を受けてということなのかもしれませんが、高橋朱里さんと岡田奈々さんのスピーチが良かった。バッチバチ。特に高橋朱里ちゃんは震えましたね。あそこまで強い気持ちを持っているメンバーだとは知りませんでした。また、次期総監督とも噂されるほどだとか。これからAKBグループに推しメンを作るなら、彼女かなと思いました。

惣田紗莉渚ちゃん、良かった。いや、僕が推している仮面女子の桜雪ちゃんが推しているからそれに引っ張られているだけという理由も否めませんが、それでも初の選抜入り、そしてスピーチを聞く限りホンモノだと感じました。彼女のやり方が邪道?なんでも、握手会で人気を獲得しているメンバーだそうじゃないですが。これこそライブアイドル時代の王道、ど真ん中ですよ!

明るくて良かったのが吉田朱里ちゃんと松井珠理奈ちゃん。荻野由佳ちゃんは大舞台で堂々としたスピーチで未来を感じました。

やはり総選挙の舞台は神聖なものだと思いますよ。ワッと沸くようなことを言えば良いというわけではない。アイドルとしての覚悟と決意を、僕は聞きたい。


●NGTの躍進

今回の総選挙でおぎゆかこと荻野由佳ちゃんのことを知ったし、初ランクインのメンバーがたくさんいて、すごく良いなと思いました。やはり若くて勢いのあるメンバーは良いですね。あたらしい風を吹き込んでくれます。



●総括

王道だとか、邪道だとか、泥臭いとか、いろいろな表現がありますが。正直僕にはよくわかりません。ゆえにどうでもいいと考えています。いや、何が王道で、何が邪道かなんて、決められない。言葉なんてしょせん恣意的なものです。誰かを腐すためには(むろん褒めるためにも)何とでも言える。王道だから良いとか、邪道だから悪いとかいう言葉もあてになりません。指原さんは邪道か?まゆゆは王道か?僕あまり気にしたことはありません。

どんな言葉がピッタリなのかよくわかりませんが、僕は能力があり、センスがあり、覚悟があり、真摯で、本気(マジ/ガチ)なメンバーが好きです。僕の中ではそれこそが直球ストレート王道アイドルなのですが。そして指原莉乃ちゃんはまごうことなき王道です。今現在推している他のアイドルも、もれなくそれに該当します(仮面女子とか)。

そして今回の総選挙スピーチを見て、特に高橋朱里ちゃんと、惣田紗莉渚ちゃんにその魅力を感じました。魂が震えた。他にもいいスピーチをしているメンバーがいました。きっとこれからも総選挙は続いていくと思いますが、次のスターをどんどん生んでいってほしいです。