ロイ飯田の怠惰な考察

そのへんの野良おじさんの日記。音楽、自転車、町並み散策&路上観察、トマソン、歯医者看板、AMラジオ、お笑い&コメディ、ビア(特にエール、IPA)などを語ります。

Music Manのベースの先進性

また楽器の話である。エレキベース、色々なのが出ていて、見ていても楽しいものだが、古典のPrecision BassやJazz Bassも多いが、Music Man的な物も多数見る。リアのみ、もしくはリアとセンターに、太いポールピースのハムバッカーを搭載しているもの。

Music Manの子孫のG&Lだけでなく、

Fender Dimension

Gibson EB Bass

など、超メジャーメーカーでもMusic Manをパ…意識したものがある。
Music Man Bassの代表機種、Stingrayを最初に見た時*1、ボディの真ん中に丸いピッガードがあって、丸ってなんだよ、と思ったものだが*2、リア気味に搭載された*3ハムバッキング・ピックアップとアクティブ・サーキットによる太い音質は、スラップ奏法でも細くなりがちな音質を楽器自体で補正できる。これをスラップ奏法が流行る前、1976年に作っていたのだからすごい。
で、お前は使わないのかって? 何本も置くところがあれば一本あってもいいか、と思いますが、今持ってるので十分なのですよ。一本選ぶとすれば、Classic Sting Ray 5 のClassic Naturalかな。フレットレスならエボニー以外認めないが、フレッテッドならメイプルでもいいかも。丸(ピックガード)は当然外す。だから敢えて外せるClassicモデルを選ぶ。というか丸とネジ穴の無いの売ってくれ。それならG&Lとか買えばいいのか。ちなみに36万だって。

*1:最初に見たのはAerosmithのTom Hamiltonや、QueenのJohn Deacon、AC/DCのCliff Williamsなど

*2:AC/DCのCriff Williamsはピッガードを外している

*3:フロントPUが無く、後に流行るチョッパー≒スラップ奏法の邪魔にならない