韓国ぶらり徒然の旅(1日目)

予告していた通り、ついに韓国へ行ってきました。
英語も韓国語も話せない私が果たしてどんな行動を取ったのか?3泊4日の旅を1日づつ詳細に観光と野球観戦で分けて記載したいと思います。
←写真は夕食で食べた焼肉
 宜しければ読んでいってください。

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 一緒に韓国へ行く先輩と合流し、目的地は関西空港へ移動。よくよく考えたら三日連続関空を利用していることになる。「なんで泉佐野の沖なんかに作ったんや?」とぼやきながら電車に揺られる。15時に関空についたが、国内線利用ばっかりだったので国際線の勝手が思い出せずチケット発券まで一苦労。ANAのカウンターでは英語で話しかけられるという軽いハプニング(どこの国の人に間違えられたんでしょうね?)もあり、出国審査も無事に通過できた。

さてさて、無事に飛行機が出発し韓国を目指す。機内食を期待したけど出ないみたいだね。

入国審査の書類も不慣れながら記入し、仁川国際空港に到着。この空港ムチャデカイらしい。出国手続きなども済ませていたら18時15分くらいに外へ出れたように思える。やっぱり海外旅行はこの空港でのやり取りに時間がかかるね。(今後の教訓としたい)
ゲートを出たら様々な人種の旅行会社や家族などがお出迎え。ここからピックアップされて団体旅行になるのでしょう。しかし我々は単独行動。英語もハングルもわからないのになかなか無謀な行動かもしれない。

まず、目的地はソウルではなく仁川にある文鶴(ムナク)野球場へ行くことに決定。今日も野球が開催されているらしいので、途中からの観戦も可能だろう。
ただ、そんな場所へのアクセスは特にガイドブックなどに書いているわけない。手元にあるこの韓国野球ガイドを手がかりに仁川バスターミナルが球場の近くまで連れて行ってくれることが判る。後はバスチケットを買って移動するだけだったんだけど、ここでハプニング発生。

なんと言われたとおりのバス停(4-A)で乗車しようとしたらその乗車口にいるおっさんにかなりの剣幕で「ここでは乗れない、乗りたければチケットを変えないとダメだ」的なことを言われる。ただ、さっき買ったバスチケットが使えないはずがないと思って行き交う行く人にいろいろ聞いて出てくる答えは全て「4-Aのバス停から乗ればいい」と言われる。

念のため空港のインフォメーションで聞いても「4-Aから乗れ」と言われる。困ったものだ。再び問題の「4-Aのバス停」に行けば当然あのおっさんがいる。まさに我々にとっては強敵だな。魔界村的に言うとレッドアリーマーみたいなものか?

仕方なくもう一度このおっさんとトークの格闘。そこで得れた情報はさっきと若干違い、「今日はバスが運休しているから別の路線は動いているのでそれに乗っていきなさい」といわれたような気がする。バス運休の理由はなにやら「デモかストライキ」でもしているような説明だった。何で運休しているバスの切符売りやがるねん!!と韓国の洗礼を早速浴びる。

バスチケット売り場でチケットを提示したら申し訳ない顔をしながら普通にチェンジしてもらい乗車口の説明も受けて一安心。あとはバスに乗車するのみ。これによって約30分も無駄にしてしまった。そもそもはじめのチケット売り場のおっさんが運休のバスチケットを売ったことがこのよじれの始まり。非常に腹立たしいが、こういうハプニングも旅のツキモノでしょう。

バス自体は路線バスで色んなバス停に停車する大阪市バスみたいな感じ。でも運転は尋常じゃないくらい乱雑。特に乱雑な運転だったのか韓国人が大声で文句言っていた。しばらくバスに揺られて気がついたことは「どこのタイミングで降車の意思をつたえるの?」という疑問。みんな降りたいバス停の前にボタンを押しているけど、どこがどこかさっぱりわからない。英語でのアナウンスもないし、最早感覚なんでしょうね。

そんなもんわかるわけないだろうと思いながら約70分後にそれらしき場所に着いたので下車する。ほんまに油断できへん街である。
現在地が良くわからないので、タクシーに乗車することに。「ムナック ヤギュジャン チュセヨ」(文鶴野球場にいってください)と何度か言ったら運転手に通じたようだ。良かった良かった。しかしこの界隈で野球場は一つなのになんで何度も聞き返されたのだろうか?「ほんまに野球場でええんか?」みたいなノリだったんだろうか?

無事に球場へ到着し、試合観戦。観戦記は別に記載しますので、ここは割愛。

試合観戦後は地下鉄に乗ってソウルの友人の家に移動。この友人はソウルに1年くらい住んでいる人。先輩にとっては後輩で私にとっては先輩という昔からの友人である。今回の無謀な旅もこの友人が最終的に助言してくれたからできたものだ。

ここでソウル近辺の地下鉄の紹介。いろいろ走っているけど乗り換えができる駅ではクラシックの音楽や鳥の鳴き声など付で駅名のアナウンスがされる。乗客に注意を促しているんでしょうね。判りやすい限り。2度の乗り換え(富平駅、新道林駅)も無難に対応できた。
あと駅名の横に「番号」がついているのでそれを参考にする事もできる。最近大阪市営地下鉄も同じような事をしているけど、こういう情報は不慣れな人には非常に優しいと思える。

ちなみに初乗り運賃は900ウォン。1ウォンは0.12円くらいだから約110円程度と思っていただいて良いかと。約1時間の距離を乗車するのに1900ウォン程度だったので交通網は安いと思えます。

さて、友人と無事に合流できたので夕食タイム。
正直、二人とも頭がビジー状態で食欲以上に疲れが多かったけどやはり食べないとというモードに戻して早速街へ繰り出し、焼肉を食べる。おいしい豚カルビをいただけて大満足。

今日はもうお疲れモードなので、そのまま友人宅へ帰宅。一等地のマンションに案内されてまたまたサプライズ。しばし談笑した後、翌日の起きる時間など決めて消灯。寝た時刻は26時半くらい。

いろいろあった一日目でしたが、明日以降もハプニングの連発だろう。

 -以上-

【韓国プロ野球】SKワイバンズvs三星ライオンズ 観戦記

コチラは野球観戦記です。先に韓国ぶらり徒然の旅(1日目)をお読みいただけることをお勧めいたします。
初の韓国野球を観戦。試合は19時開始で到着したのが、20時30分位だったから途中からの観戦でしたが、明日以降の段取りを確認する為にも訪問です。

仁川バスターミナルからタクシーに乗車して2600ウォンを支払い下車。ワールドカップで使われた競技場を見ながら野球場へ向かう。
どこでチケットを買うかと思って球場の周りを歩いていたら、スコアボードが見えて既に5回裏が終わった場面かな?とりあえず足早にチケット売り場へ。

チケット売り場のお姉さんは携帯電話でメールかWEBをして退屈を凌いでいた。それを目撃されたからではないのでしょうが、チケット代金は要らないとタダで入場券をいただけた。この旅はじまって初めての親切に少し感動する。先輩と一緒に韓国へのイメージが少しは良い印象になる。

さて、いよいよ球場へ入る。

2006年 韓国プロ野球 文鶴(ムナク)野球場 観衆2091人

◆SKワイバンズ 1−4 サムソン(三星)ライオンズ◆

三星L 000 030 010=4 H6 E0 B7 
SK W 000 000 001=1 H5 E0 B4
青字は見てない部分

三星】(勝)ハリカルラ:44、(H)チョンビョンホ(田炳浩):17、イムドンギュ(任洞珪):13、(S)オスンファン(呉昇桓):21
【SK】(敗)セラノ:10、ソンウンボム(宋恩範):46、コヒョジュン(高孝準)、カブレラ:36
本塁打】チョドンチャン(趙東贊)4号
【写真】SKワイバンズを応援するチアガールと愛想がないマスコット

観客席に行く前に売店でビールとポカリとトッポギという韓国風もちの唐辛子煮を購入。即座に日本人とばれたようでコミュニケーションが弾む。なんかこの球場は良い人が多い気がする。

試合観戦ですが、6回表の攻撃が終わった瞬間に入場しました。
はじめはスコアをつけようと思いましたが、スコアボードもハングルだったので今日は球場内を満喫する事に。

ちなみに試合内容はスポーツチョソン(朝鮮)のホームページが非常に判りやすく記載されているのでそちらを参照していただければと。ハングル読めない人も頑張ってみてください。
URL:http://sports.chosun.com/sports/baseball/result/scorecard/20060713sssk.html

5回の3点はチョドンチャン(趙東贊)のスリーランホームランだった事が判ります。あの4-Bのバス停のチケットではなく正しいバスチケットを購入できていたら見れたかもしれないのが非常に残念である。

あと、6回裏にSKが二死満塁のチャンスを迎えたが、チェジョン(崔廷)がフルカウントからの八球目を見逃三振でチャンスを潰す。新聞曰くは、高めに外れているのではと書かれていた。

試合も程ほどに選手名と背番号を選手名鑑見ながら照らし合わせる。するとあのWBCのアジア予選で西岡の放ったライト方向への打球をファインプレーでもぎ取ったイジンヨン(李晋暎)がSKのライトにいることがわかったので、早速一塁側のライトの前にポジショニングを取り写真撮影。

その後、ビールもなくなったので追加注文をしに売店へ。じゃがバターとビールを購入するも目の前に幼虫の煮付けが…。興味を持ってみていると「サービス」と言う事で大量の幼虫をタダでもらう。早速食べたが、まぁ何ともいえない味ですね。恐らく健康に良いとか言う理由で食べるんだろうな…。でも少しで十分やね。

あと、韓国野球の醍醐味はその応援の仕方。簡単に例えるならば社会人野球の応援的な感じで、チアガールがダンスを踊りながら観客が手拍子や応援風船などでリズムを取っている。みんな大声で応援している。そこに球団のマスコットも入って一緒に声援。みんな楽しそうに野球観戦をしている。良い雰囲気だね。
8回にはなんと球場関係者から花火をもらって花火を使ってSKへの声援を送ることに。韓国の球場では花火をするのか?凄いカルチャーショック。

サムソンが試合を有利に勧めて8回にチンガプヨン(陳甲龍)の二塁打で1点を追加。
この1点でSKはチトきつい。

最終回に一死満塁のチャンスにチョジュングン(趙重槿)の犠牲フライで一点返すもそれまで。最後は三ゴロで試合終了。サムソンがSKに勝利!!

まぁ非常に楽しく試合観戦をできたように思える。

試合終了後は、道に迷いながらも地下鉄の駅へ向かうのであった。

 -以上-