書き初め

1月2日ということでブログの書き初めをする。

昨年後半を振り返って

PHPカンファレンス2010PHPMatsuriに参加した

9月末-10月頭にかけて東京でPHPのイベントに参加した。
PHPの「いま」に触れることができたのはもちろん、東京近郊だけでなく、地方から来られている方とも知り合いになれて良かった。
PHPカンファレンスの懇親会ではPHPの生みの親であるRasmus氏とお話しする機会があったのに上手く伝えたいことが言えず、もっと英語力をつけないといけないなと思った。
両イベントの間の1週間は東京観光・・・は、ほとんどせず、家を探したり会社訪問をしたりしていた。

ジンガジャパンに入社した

その後、特に紆余曲折もなくジンガジャパン株式会社に入社した。
なにげに齢30にして初の会社勤めなので内心は不安だったのだけど、意外なほどチームにもすぐ馴染め、元気にやっている。
入社以前から面識のあった id:cocoiti や、はてなTwitterでやり取りがあった id:hiro_y がいてくれたおかげで気持ちに余裕があったのだと思う。

ジンガはこんな会社だった

フラット。そしてスピードが速い。
僕が入った時には100人近くの規模になっていたはずだけど、CEOから新人まで全員がパーティションのないオフィスにいる。必要とあらば誰にでもすぐ質問できる環境。
会社としてはウノウのやり方とジンガのやり方が混在している状況らしい。これから熟成されてジンガジャパンのやり方になっていくのだろう。とても楽しみだ。
Zynga USAから出向している人が何人かいて、彼らとコミュニケーションするために通訳さんが数人いたり無料で英語レッスンが受けられたりする。
社内公用語は普通に日本語だけど、USの人たちと交流するために英語は上達したい。しかし彼らの日本語習得スピードには驚かされる。
あとIT系ベンチャー企業としては女性比率が高いらしい。僕は比較対象となる他社の実態をあまり知らないので本当かどうかよく分からない。
ついでに言うとリア充が多い。確かめた訳ではないが、みんな公私共に充実しているような雰囲気。ちゃんと休める会社だからかな。

gihyo.jpの連載を再開した

長らく中断していたgihyo.jpの連載を再開させていただいた。
PHPエクステンションを書く人たちのためになる、いい記事を書いていきたい。

今年のこと

ソーシャルゲーム開発者として

全く経験のなかったモバイル・ソーシャルゲームの会社に入ったわけだけど、プラットフォームや端末の作法さえ理解してしまえば、プログラムを書くこと自体は難しくない、と感じている。
難しいのは多くの人に遊んでもらえる、楽しいゲームを作ること。そしてそれが利益を生み出すこと。
道楽でやっている訳ではないので収益にはこだわる必要がある。いちばんこだわるのはアクティブユーザー数だけど。
無料でも十分に楽しく遊べて、かつ課金で得られる満足もある、その最適なバランスを求めていきたい。
ジンガのFacebookアプリ、特に最新のCityVilleはそのあたりが素晴らしいと思う。
日本市場で、(少なくとも今は)FlashLiteで、どこまでのものができるか。今年は挑戦の一年になる。

いちプログラマとして

インプット・アウトプットともに長い休みがあった。今年は古典技術から新技術まで貪欲に学んでいきたい。
自分ならではの新技術を編み出したい、という欲求は強くて、そのためにも古典的なアルゴリズム等で基礎を固める必要がある。
あと東京に来て大きく変わった事といえば泊まりがけでなくても勉強会に参加できるようになったという事もある。
昨年11月に引っ越してきてから、まだpixiv Tech Meetingに参加しただけだが、今年は積極的に勉強会に参加したり勉強会を開催したりしたい。