ウォーズマンが出てきて

気分が乗ってきたので妄想を書きます(だいたひかる風)。予想じゃなく、これからのキン肉マンII世、こーだったらいいなーという。つじつま合わないとか説明付かなくても勘弁、妄想だからw。


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ベルモンドから抜け出し真の姿を現したウォーズマン。続けて、相棒のマイケルの着ぐるみからもすとんと体が抜け出てきた。現れたそれは、ウォーズマンに似た見たことのない超人・・・ウォーズマンツヴァイだった。
さて、次の試合のリングに現れた元ヘルズベアーズのウォーズマンとツヴァイ。二人は同様の技を繰り出し、息の合ったコンビプレーを見せる。しかしツヴァイの動きは1試合目のマイケルのときとは何か違い、荒々しさの中にもどこか洗練された動きと華麗さがあった。
「マイケルのときは着ぐるみを着ていて判らなかったが、あのツヴァイという超人、只者じゃないな。」とジェイド。しかしスカーフェイスはそのツヴァイの戦いを見、不思議と何かなじみのある人影を見ている気分になっていた。
試合も終盤、ウォーズマンが敵の片方にパロスペシャルをかけると、ツヴァイも残った方の敵に同様の技をかける。しかし観客から不思議めいた声が。
「あれ?なんだかパロスペシャルっぽいけど向きが逆じゃない?」とナツコ。
さらに力をいれ腕を締め上げていくツヴァイ、その力みで試合中にできた仮面のひびが大きくなっていく。
「あ・・・あの技はOLAP!!ツヴァイはオーバーボディなのか?!あの技を使える超人といえば・・・!」
ツヴァイの全身から神々しい黄金の輝きがあふれ出し、次の瞬間マスクが砕け豊かなブロンドの髪がはらりと肩に落ちた。
ケビンマスク!!!」
ウォーズマンと共に戦っていたのは、かつてウォーズマンがクロエと名乗っていた頃の弟子であるケビンマスクであった。
「げぇーーっ!なぜケビンマスクが?!体が消滅しかかっていたはずなのに!」

話はチーム・コースマス戦終了後に遡る。チーム・コースマスを打ち破ったウォーズマンとツヴァイは急いでケビンの母親アリサが入院する病院へ向かった。おもむろに治療を始めるツヴァイ、実はツヴァイは戦える医療ロボ超人でもあったのだ。アリサの時代にはなかった未来の医療器具と医療データをウォーズマンよりインプットされたツヴァイは、見事アリサの命を救った。
その手術の終わりを待ったかのように、全身の力の漲りを感じ意識を覚醒させたケビンマスク。ケビンはベッドを破り抜け、アルティメットアイにより母の病院を特定しその元へ走った。
そこで目にしたのは元気になって微笑む母の姿と、ウォーズマンだった。そしてその傍らにはツヴァイと名乗るウォーズマンに似た超人が。元気な母の姿に安堵を覚えるより先に、長いこと姿をくらましていた眼前の師の姿に驚き動揺するケビン。
ウォーズマン・・・いや、クロエ・・・、超人オリンピック決勝戦で急に俺たちの前から姿を消して一体どこへ?俺はまだ感謝の気持ちを伝えきれていなかったし、あんたから教わりたいことはまだ山ほどあったんだ。あれから俺たちアイドル超人軍に何度も危機が迫ったというのに、そのときあんたはどこで何を?」
仏師のことなど頭に浮かべるも、心の中でほくそえむだけのウォーズマン
「お前の成長と活躍ぶりはいつもテレビで見ていた。お前の生命の危機だと知って、急遽身元を隠し参戦したのだ。」と言いながら、実は物陰よりこっそりケビンを見ているウォーズマンの回想。
「母上の身を案じたとき、高度な医療技術を備えた超人、このツヴァイを思い出した。しかし俺はこの時代ではヘルミッショネルズ戦で敗れたばかりということになり、すぐに出てくると怪しまれる。そこでヘルズベアーズとなり参戦した。母上の身はもう心配ない、このツヴァイが看病する。さぁ次は優勝だ。優勝してコンプリートバルブを奪取し時間超人から世界を守らねば。」
「しかし優勝と言っても、このツヴァイとやらがあんたのパートナーなのでは?」
「何を言っている、俺のパートナーはケビンマスク、おまえだ。」
はっとするケビンだが、一瞬にして決意は固まった。ツヴァイもまかせたぞという視線をケビンに向ける。
「しかしおまえが復活していると分かったら、また時間超人に母上が狙われるだろう。ひとまずツヴァイとなって身を隠すんだ。おまえならマッハパルバライザーなど俺の技に似た技を使えるし、ツヴァイとして入れ替わっていてもうまくごまかせるだろう。」
硬く手を握りしめる二人。
「漆黒の師弟コンビ、・・・ここに誕生だ(パカ)。」



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そしてつい陽気にメルヘンダンスを踊りだしてしまったウォーズマン
「おっと、ベルモンドの芝居からまだ抜けきれてなかったみたいだぜ。くぅ〜ん。」


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はいーーー。妄想終わりーーーー。できれば優勝して欲しいワw。もう噛ませ犬なんて呼ばせないゾ♪