脱獄者 [DVD]

置鮎龍太郎、山路和弘、内田直哉、岸尾大輔

もうすぐ子供も生まれようかという幸せな若い夫婦。ある日その家に連続強盗団が押し入った。身ごもった妻を強盗により目の前で殺害され、夫は復讐することしか生きる意味を失ってしまう。家も身分も助かった赤子さえも捨て、その強盗に復讐するためわざと刑務所に入れられるよう自ら犯罪を犯す主人公。脱獄を繰り返しそれが見つかる度に犯罪のランクがあがり、最終的に凶悪犯のいる孤島の刑務所へたどり着く。果たして復讐は成功するか、みたいなお話。

主人公のジョニー・リー・ミラーの役。

最終的にはパイロットという腕を活かし復讐を成し遂げますが、あえて後味はよくない作り。復讐が成功したことによりある一定の達成感はあるかもしれないが、それにより幸せや喜び・充足感とかそういったものは得られない。
女性の立場からしてもその強盗が犯した犯罪に対する気分の悪さは消えるわけではないし、かといって復讐に身を投じた男の、成功して喜ぶべきはずがそうではなかった、寂寞とした虚無感が残る。苦々しい。

燃ゆる月 [DVD]

楠大典、本田貴子、小林沙苗、置鮎龍太郎、山像かおり、石塚運昇、小宮和枝

対立する2つの部族、メ族とファサン族。神の山にある伝説の剣を得るため、メ族が赤子を生贄にささげようとしたとき、その赤子ピはファサン族により奪われ命を救われる。その赤子も女性へと成長し、やがて恋を。そして秘密を握るピをめぐり再び戦いが、みたいなお話。

タン（キム・ソックン）の役。

時代設定も地域もよく分からない、歴史モノっぽい韓流SFファンタジー？
大典さんの役と置鮎さんの役は、ファサン族の一番の友人であり恋や武術のライバルでもあります。二人の違いは、大典さんの役は恋心を押し殺し族長として部族のために生き、置鮎さんの役は愛に生きそれを最後まで貫き通したという感じでしょうか。ラストシーンや人物の描かれ方からして実はこちらの方が主役じゃなかろーかという、贔屓目かもしれないけどかなりかっこよい描かれ方。しかも置鮎さんの役だけは死んだと思っても何度もオイシイところで復活するし^^;。

親指バットサム [DVD]

森川智之、置鮎龍太郎、藤原啓治、井上喜久子

これは「バットマン」のパロディーで、キャラクターを全て親指が演じている(？)という親指シリーズの１つ。タモリ倶楽部で見かけたような気もする？ｗ。町並みとかかなり精巧にできててびっくりするｗ、顔は親指に目とか口がつけてあるものなんだけどｗ。

ブルージェイの役。親指バットサム（森川さん）の相棒。
ブルージェイはバットサムに憧れる無邪気なボウヤ（といっても親指だがｗ）で青いツバメみたいな扮装してて、やんちゃ系の高い声ですごくかわいいーーーーｗ。めったにこんなかわいい声聞けないので、なんかとてもありがた感ｗ。
とくにーお気に入りはー、バットサムに「僕の涙を拭いて、おねがい」と言うところｖｖ。「おねがい」と2度もおねがいする時の声が、甘えん坊っぽくてイイ！！！あと、バットサムとネットにからまってるときの声が、妙に色っぽく聞こえたｗ。
敵のノーフェイス役の藤原さんが、脱力系オカマキャラっぽくて、それも笑えたｗ。