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2009/01/10 (Sat) マイルス・ハント インタビュー 08年12月

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バーミンガムロンドンでのELGM20周年記念ライブの最初の2回を終えたばかりですね。観客の立場から見て、演奏もすばらしく、メンバーも楽しんでいるように見えました。20年が経ちましたが、曲は相変わらずすばらしいですね(いいえ、さらにいいです)。バンドにとってどうでしたか、また、終えたばかりの2ライブでの見所は?


あえて見所を作ろうという気持ちはなく、全てをただただいいものにしたいと思って、それがそういう印象となって表れたんだろうね。マークとドレーにはやらなければならないことが山ほどあったけど、がっかりしたことなんて一度もなかったし、このライブでもうまくやってくれた。観客もそうだね、2夜とも素晴らしかった。

The Animals & Meの新バージョンが気に入ってる、よく仕上がって。Rue The DayとSome Sad Someoneもそう。Some Sad Someoneをやるのなんて何年ぶりだろう。Rue The Dayは初めてだった。これらの曲に心血を注いでよかったと思ってる。

ELGMやB面の曲を完成させたころには、後悔し始めてたんだ、他のセットをやることを約束してしまったことをね。本音を言うと、本当にくたくたになってしまったからね!


●イベントの記念としてELGMを再レコーディングしようと思ったきっかけは何だったんですか?マーク、エリカ、アンドレはどうやってレコーディングに取り掛かったのですか?違うアレンジでやりたいと思いませんでしたか、それともオリジナルにできるだけ忠実であることが今回のリリースとして不可欠だったということですか?


そのことについては、ニューバージョンのスリーブノートに書いてあるよ。

リハーサルスタジオに入る前にパートを覚えてもらうのが、ドレーとマークとエリカにはいちばんいいと思ったんだ。再レコーディングしたサウンドがかなりよかったことも、今回のボーナスみたいなものだね。


●振り返って、オリジナル盤のとき違うようにやりたかったところはありますか?


全然ないね。オリジナル盤にはその当時の僕らがそのまま出ているからね。すごいアルバムだと思ってるよ。


●再レコーディングで気に入ってるトラックはありますか?


断然The Animals & Meだろうね。ドレーがグルーブをすごく出してくれたし、エリカの加えてくれたバイオリンパートもラブリー。2009年にシングルにしたらって何人かに言われたよ。シングルに注目が集まるような時代だったら、そういう気になったかもね。


●ELGMの曲を聞くと、当時のあなたは18か19歳そこらだったことに思いが及ぶわけですが、その歳にして非常にシリアスな曲があります。当時どのように詩を書いていたのですか?今ではその方法は変わりましたか?

ませがき坊主だったからね・・・、生きてきた経験以上の歌詞があっても不思議じゃないよ。思うに、単純に、人が踏み均してきた道を歩いただけなんだと思う。オリジナルのスリーブに書いてある「Girls, cars etc… It’s all that game(とかそういう感じの歌詞)」は、僕がアルバムの歌詞を書いたときに、僕がドラムの後ろから現れたもので、あまり語るべきことはないね。ただ吊るして揺らしたかっただけ。歌詞のコンセプトは、あの頃、何にも増して重要ということではなかった。モリッシーがロックンロールの歌詞のハードルを上げてしまったのは分かってるんだけどね。だから歌詞に一味加えようと思った、いいライナーを付けたりおもしろいタイトルを一生懸命考えたりして。あの頃の僕は内側の作業を世間に見せたくなくてね、今もだけど。まあ、最近では身近なことを歌詞にすることにしているよ、カタルシスとしてね。


●ELGM記念ライブのリハーサルのため、ほぼまる一週間バースにあるあるピーター・ガブリエルのリアルワールドスタジオで過ごしたわけですが、他のアーティストのコメントによると、スタジオはおもしろい作りのようですね。どのように過ごしましたか、(なぜビデオ録ってないんですか?!)ピーター本人には会う機会がありましたか?


だれもピーターに会えなかったよ、だけどそこであった人達、そのスタジオに関わっている人だけど、皆すごく親切で協力的な人だったよ。ミスターガブリエルはリアルワールドでとても特別なものを創造したと言わねばならないね。

僕は、僕らみたいなヤツとシェアしたいと思うか分からないね、もし自分の創造物だったとしたら!


●今年('08年)の始め、プロデューサーのマーク・ロンソンがサンデー紙のあるインタビューの中で、バンドのファンだと言っていました。Golden Green、Radio Ass Kiss、Cartoon Boyfriendが今でも好きなんだそうです。また、ニューヨークでライブがあるときはいつも行っていたそうです。モダン・イディオットにある後期の曲は、ホーン・セクションが効いているとも。(Hot Love NowのCardinal's Error Mixのことかと思いますけど、他の曲についても)。もし彼が会いに来てあなたの曲を再レコーディングしたいと言ってきたら、よろこんでしますか、そしてどの曲を選ぶでしょうか。


マーク・ロンソンが僕らのことをチェックしてくれてるなんて、それはすばらしいよね、その記事を読んで本当にうれしくなったよ。僕の知るところでは、彼は僕らのもので欲しいものは何でも入に入れられるはずだ。彼からの依頼だろうが他の人からであろうが関係なく、僕はバンドの曲が手を入れられるのは好きだね。あまりそういう経験が僕らにはなかったし。僕が他人の曲をカバーするときは、その作品が本当に大好きだからやるんだ。もしだれかが僕達のカバーをしてくれたとしたら、最高に名誉なことだと思う。


●誰かがあなたの曲をカバーをするかアレンジしなおすことについて、何か意見はありますか?


上で言ったように、歌いたい人がいたら大いに歌わせるよ!


●新しいソロアルバムが2月に予定されていますが、分かってますよ、まだレコーディングも終わってないと!エリカとのライブツアーとワンダー・スタッフで忙しかった年だったからですか?それとも曲がたくさんありすぎて収録リストが決められないからですか?


元々がだらりとしているどうしようもないヤツだし、もし椅子に座る機会があるとすればそれは僕が部下になったときだね。つまり言いたいのは、2008年はエリカと僕にとって信じられないくらい忙しかったということなんだ。僕達はイギリス中をコンスタントにツアーして回ったから。アメリカでは5週ウェイン・ハッシーとだったし、もちろんワンダー・スタッフでは7月と10月。その合間にずっとニューアルバム「Catching More Than We Miss」の曲を書いたりレコーディングしていたからね。

12月18日にミキシングが終わったことを話せてよかったよ。先行発売として2009年1月30日にあるSharedで買えることになる予定さ。春には店やダウンロードでも買える様になるよ。

今回のアルバムでは収録分よりもたくさんの曲を書いたからね、Not An Exitのときとは違って。NAEではレコーディングしたのを全部収録したんだ。だからNAEの時とはずいぶん違ってる。今回は曲作りとレコーディングで1年がかり。Not An Exitは4週間くらいだったからね。

いずれにせよ、Catching〜のサウンドはNot An Exitにパーフェクトに続くものだね。Catching〜にはすごく満足してるよ、サウンドに迷うこともなかったし。

僕達はレコーディングのまさに最終日まで新曲を書いてた、Head To Headという曲だけど。できるだけたくさんの曲を書いてレコーディングしたいという気持ちだった。


●アルバムリリースに先んじて、あなたの初めての主催になるイベント Shared が1月にあります。たくさんの出演者を招待してミニフェスティバルを開こうと思ったのはなぜですか?だれに声をかけるか決めるのは簡単でしたか?参加を頼みたかったけど理由があって実現できなかった人もいますか?


Sharedはとても特別なチャンスになりそうなんだ。本音を言うとこの初めてとなる試みに誰が参加をしてくれるか不安だった。今回招待したアーティスト、初めて声をかけた人達だけど、WayneとRoddyとNickとKatellに参加してくれるか聞いたとき全員が1度でOKをくれてとても誇らしいね。Damien Dempseyも参加してくれたらうれしかったんだけど、09年の1月に予定があると知っていたから無理に頼みはできなかったよ。だけど今年またやるときには呼びたいね。

どうしてこれを思いついたか・・?Janice Long が改修されたバーミンガムのタウンホールでワンダー・スタッフのELGM20周年記念ライブをしたらどうかって言ってくれたんだ。だけど会場を見てみたら、タウンホール側がロックはお呼びじゃなくて。でもエリカと僕がアコースティックライブをすることについてはとても熱心になってくれた。タウンホールは僕の中でも特別な会場で、初めてライブに行ったのもそこだった、'77年のSladeだけどね、だからエリカとアコースティックライブをやるならちょっと冒険をしてみたかったんだよ。そうやって今回のアイデアが生まれたんだ。


●Not An Exitでは一輪車が楽器としてレコーディングで使用され、Hairy On The InsideではVic Reevesの家の窓にマイクを置いてSend Me Onionsの効果音として使われていました。今回のアルバムでは普通ではないような楽器を使いましたか?エリカの両親があなたに送ったマンドリンをプレイしようとしたことは?


あぁ・・・一輪車ねぇ・・。あれをうまくできるようになるまで何年もかかったよ。Look My Wayでも使っているし。細かいところをついてくるファン達だよね・・・、うー、今度のレコードでねぇ、考えさせてよ・・・。エリカの家族が昨年のクリスマスにくれたマンドリンは使ったよ。「Tell Yer Story Well」と「Catching More Than We Miss」でね。マーティンとルイスから以前習ったのだけど、いい音だったよ。今回のアルバムでは12弦ギターも使っているし、「Plans In The Sky」という曲ではゲストパーカッションとしてMark Daviesにも参加してもらっている。その曲ではなんとエリカがリードボーカルをしてるんだ!そういう意味でも今回のアルバムにはお楽しみがたくさんあるよ。


●曲を書く時、メロディーまたは歌詞についてですが、ソロとワンダー・スタッフどちらでやるか意識をしているんですか?


最近書いているのものは全部、自分とエリカで演奏するためだね。ワンダー・スタッフのことまで考えるならマルクにまず書いてもらうね、ペースをつかむために。それが昔からのやり方。マルクのデモに入っているボーカルを探すのが大好きなんだ。実際、マルクのデモボーカルを聞くのが好きで、マルクの歌声にはいつもわくわくさせられるんだ。だからもしワンダー・スタッフの新しいアルバムを作るとしたら、トゥリース少年にせっつくとこからはじめなきゃ。


●エリカと、またはワンダー・スタッフでギグを80近く行い、忙しい年でしたね。今年いちばん印象的だったことは何ですか?以前にも増してライブ本数が増えていますが、ツアーを楽しんでいますか?


ツアーを本当に楽しんでるよ、今まで以上にね、最近では。バンドのときもエリカとのときも。いっしょにいる仲間のおかげなんだ、人生でもそうであるようにね、過去に知り合った仲間よりも、最近ではうまくやっている。ワンダー・スタッフのメンバーやマネジメントやクルーは世界中でも好きな人達なんだ。むかしはと言うと、控えめに言っても、自分は正しい人々といるんだと自分を納得させようと努力しないといけないような状況だった。でも自分の人生の半分に来た今、時間も残されていないし、共感できないような人と日々を無駄にしようとも思わない。


●アコースティックライブでやろうと思っていた曲だけど、アコースティックだといまいちだったというような曲はありますか?


いいや。アコースティックデュオでやるには無理だろうなという曲は以前からあったけど、それはそれでいいんだ。僕が何年もの間書いてきた曲はだいたいアコースティックにもよくなじむし。ニューアルバム「Catching More Than We Miss」は心に溜めてきたものなんだ。


●自分のマイスペースで、本の執筆について興味があるようでしたが、進みはどうですか?


ゆっくりね・・・、去年の春、その案が沸いてきたんだ。そしたら僕のバカな隣が家の建て替えを始めてしまい、毎日朝の8時から大工がいっぱいで、僕のベストな作曲時間は正午前なんだけど、そのせいでできなかったんだ。今年またやってみるよ。


●アコースティックライブにELGMにと忙しい2008年でしたが、2009年の予定はどうですか?(Hupの記念ツアーとかHUP再レコーディングを期待して言っているわけではないのですが)。新しいDVDもいいと思うのですが・・・


ほんとにライブDVDを期待してる人がいるの・・・?僕なら欲しいと思わないね。ほかに何が欲しいっていうの・・・?!僕とエリカのニューアルバムが出るし、それのライブもたくさんあるし、TWSのツアーやフェスティバル、Shared、去年やれなかった本は約束する・・・、なんてこった、これ全部考えるのだけでもヘトヘトだよ!!!


●Underground Ernieのセカンドシリーズの話は何か聞きましたか?ロンドンのボーダーラインでのギグで、クリスマスシングルが出るようなことを話していたと思いますが、何もありませんでした。この作品のためにまた新しい曲を書きましたか?私は1曲持ってますが、ビック・リーブスが歌っているようですが。


そう、ビックが主題歌のゲストボーカルをしたよ、ゲーリー・リネカーが関わってくるまではね。とても酔っ払ってたね。Underground Ernieの原作者のシド・レイニーが新しい作品に取り掛かってるんだと思う。皆はアーニーに喜んでいるようだけど、シドのクリエイティブな欲求を満足させられたのかは、僕には分からないね。

●最後に。皆が聞きたがっていることです。ワンダー・スタッフの新しいアルバムの予定は?


マルクに聞いて。

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