昼鰻夜は鮑のダブルヘッダー   

近江町のD水産へ向かう、
ご主人から先日あわびを逃して残念そうにしていた私を覚えていたらしく、
「あわびあるよ!」の一声に何らためらいもなく、買う。




一切れいただくや、海の中にドボンと入ったような。こりこり、アハアハ美味い!




貝がらの下に隠れていた肝。



ちょっと焼いて、頂く。
こりゃたまらない。声も出ず。
能登の海女さんに感謝しなくっちゃ。
海女さんの採れたてのあわびが浜値でいただける、輪島のあわびまつりには何が何でも来年行かなくては。


お酒は、上喜元の純吟生酛造り、米は出羽燦燦。進む進む。
ラベルや瓶もレトロ調で、ジパングを思わせる。


美しき 鮑の貝の レインボー    ダリア


築地場外商店街が、昔の雰囲気を残しながら、再開発に成功した近江町に関心を持っていらしいという。
そいえば、かなり長い間工事期間中仮店舗で営業していたり、不便さはあったけど、
昔の雰囲気が残る活気のある市場に生まれ変わった。
建物の老朽化はもちろんのこと、衛生上や防火体制の強化が柱の建て替えだった思うけど、そんな時あったっけと忘れさせてくれるくらい見事なムーブだったと思う。

食は金沢にあり、いや、 「食は近江町にあり」、私の名言集の筆頭に飾りたい。