山居倉庫

ruger2005-05-06

 旅行二日目は酒田の山居倉庫です。明治時代の米蔵が10棟連なったもので、最上川舟運が盛んな頃の名残か、川から米の上げ下ろしができるようになっているのが特徴のようです。現在も7棟が現役の倉庫で、実際コンテナへの積み込み作業が行われていました。

 地場産品の販売所でもあり、多くの人が賑わっています。この現役の施設というところと、観光スポットになっているところの同居しているところがここのミソでしょうか。作業スペースにも入って良いようで、単なる文化財にとどまらないところが気に入りました。

善宝寺

 龍神様を祭るお寺です。えーっと半分仕事気分で見に行きました^^;
 なかなか見事です。龍神ということで、水の守護になるため、主として日本海側の漁業関係者の崇敬が篤いようです。ハタが大量に奉納されているのですが、新潟あたりからの奉納が多いのが印象的です。立派な伽藍に、その信仰の深さが感じられます。表題の写真は、龍神と龍女神を祭っている本殿になります。


 更に、このお寺の奥宮にあたるのが貝喰沼になります。ここはまさに竜神がいる沼であり、沼そのものが信仰の対象になるのですが、現在では”人面魚”がいることで知られています。
 噂になった当時、東京スポーツの一面でその姿を見たことがありましたが、本物との対面です。で、こんな大きな沼、本当にみえるのか、と思ったら、いるはいるは、確認しただけで3匹はいました。当然普通の鯉なので、エサをあげれば、どんどん寄ってきます。写真でわかります?たぶん、これが人面魚でよいと思うのですが。実物は顔っぽいですね。
 しかし、大きさがいろいろですから、人面魚が繁殖しているのでは、ということになりましたが、どうなんでしょうか。そもそも鯉の模様って遺伝するのかな?


 この人面魚、発見当初は、龍神様が現れたもの、という評判だったそうです。ということは、人面魚、こんどの展示でつかるのかな?早速写真をばしばし撮りましたが、さすがに泳いでいる鯉の撮影は厳しかったです(無念)
 ちょっと、門前の観光地が寂れているのが残念でした。なかなかよさげな観光スポットだと思います。湯田川温泉のすぐ裏ですし、是非どうぞ。