政治をブログで語ろう

2006-05-05 ブログは民主主義の道具 5月12日(金)放送

ruiikumi2006-05-05

 今週の「けんちゃんのどこでもブログ」のテーマは「ブログ民主主義の道具」です。今週もインターネット事情に詳しい高知シティFM放送の戸田健史さんにもコメントをいただきます。

従来のホームページの作成作業から言えば遥かに簡単で楽なブログインターネット環境にあればどこからでも自分のブログに接続でき作成ー更新が簡単に出来ます。

 また携帯電話からの閲覧、投稿なども可能になりました。ブログは速報性にも優れ、画像も転送できます。ホームページの機能をほぼ持ち、簡単にどこでも更新できます。

1)ブログインターネット接続環境にあり、パソコンにて電子メールのやり取りが出来る人であれば、誰でも作成し更新できます。特別のソフトや技術はいりません。その日のうちにネット上に開設できます。気軽なコミュニケーションのための道具です。

戸田 けんちゃんご自身、これまで80人以上の方のブログ開設をサポートされてきました。その中には様々な職業・年齢の方がいました。これまでホームページ作成ソフトでのウェブサイト構築に失敗・断念した方もブログに取り組まれています。

このような比較的簡単なツール(ブログ)の出現により、インターネットの世界はようやく第一歩を踏み出した、という感じがします。誰もが参加できてこそのインターネットですから。WEB2・0の時代になりましたね。

2)ブログの特色の1つに、記事の1個1個に、パーマリンク(固定リング)というURLがついています。ブログを後からいくら更新しましても記事のURL(住所)は変化しません。ですので、記事と記事との連携、トラックバックなどが簡単にできるようになりました。画期的なことです。ブログ同士の交流が増えました。画期的な仕組みですね。

戸田 このシステムを考えた人は偉いと思います。少し前までは、「無断リンクお断り。」とか、とかくリンクというと苦労したものです。

しかし「ブログ」というルールの中で、「記事同士リンクする」訳ですから、ずいぶんと簡単になったものです。しかし、この「トラックバック」というシステムは、最初は非常に分かりにくいものです。放送でも説明するのは困難を極めます。

 そんな中「3分でわかるトラックバック」というサイトがあります。ここはFlashアニメを使ってトラックバックとは何かを、ジョークを交え解説してます。ここを見て私も理解しました。「3分でわかるトラックバック」Googleなどで検索すれば出てきます。ぜひ、1度ご覧ください。

http://kotonoha.main.jp/weblog/000255_trackback.html

3)従来なら新聞やテレビの評論家や解説者が「ご高説」をメディアで喋るだけでした。ごく少数の人たちが発言し、圧倒的多数の市民は「受信」する受動的な存在に過ぎませんでした。ブログはそれを「民主化」し、誰でもブログで発言できるようになりました。

 少数の「有識者」が世論をコントロールするのではなく、市井の市民がブログでどんどん発言しています。画期的な出来事であると思いますね。

戸田 新聞にしろテレビにしろ「会社の方針」があって、それにそってニュースを報道し、解説しているものと思われます。それだけの情報で物事を判断するのは非常に危険です。いろんな人の意見を聞くことが、自分をより納得のいく方向へ導く近道でしょう。

 ブログという簡便な情報発信ツールの出現により、数多くの意見を取り込むことが可能になりました。おのずと政治も変わってくるかもしれません。

 地元新聞政治部長の署名入りの記事なども「癖があり」とても公共メディアの見識と言える者ではありません。

http://dokodemo.cocolog-nifty.com/blog/2006/03/post_5855.html山原健二郎さんを冒涜するな

4)普通の市民がブログで発言することで、社会運動が形成される可能性が出てきました。しかも低いコストで可能です。相当な容量の文章や写真もブログに収納できます。情報の交換も容易になりました。オープンな公開討論なども出切る様になります。

 私の青少年時代は謄写版(ガリ版)で自分の主張を刷り、街頭で配布する程度のことでした。

戸田 たとえばガリ版で自分たちの主義主張を印刷し配布するように、ブログでは意見の発表が出来ます。しかもインターネット上の多くの人に見てもらうことが出来、なおかつ双方向の交流も出来ます。全世界の人に見てもらえます。ガリ版を刷り、街中で配布することを考えると、随分と簡単になったものです。双方向性はガリ版では実現できないやり取りでした。

 しかし結局は、リアルな場での交流というのは必要です。インターネットを全く使っていない人の中にも、重要な情報を持った人はたくさんいます。また、インターネットを「一部のマニアだけが使うカルトな物」にしない為にも、実際に人と人が顔を合わせて対話する事、これはいくらインターネットが普及しようとも不可欠でしょう。

 リアルな場での人と人との繋がりはより重要になりますね。

5) 確かに言えますね。リアルな場できちんと交流できない人たちが、いくらインターネットを活用しましてもなかなか上手く交流は出来ないものです。

 ブログも飛躍的に増えて来ていますね。くだらないブログが増えているのも事実でしょう。しかし量から質への転換が必ず起こる筈です。ブログが成長し、現在のマスメディアと対等になるのもそんなに遠い将来ではないと思います。でもそれには市民の情報リテラシー(読み書き能力)を上昇させる必要がありますね。

 ですのでネット上で「すぐに熱くなり、しょうもないことで罵倒しあう」行為を繰り返しているうちはレベルは向上しませんね。

戸田 いまだに「新聞や雑誌に書いてあったから、全てが正しい」とか考えている人がいます。恐ろしいことです。メディアリテラシーが大事ですね。

 インターネットも同様のことが言えます。多くの人がブログで発言できるようになったという事は、それだけ「偏った情報」や「誤った情報」も流れてくる可能性が高いわけです。「迷惑メールの内容をあなたは信じますか?」という事です。

 最近は悪さをする奴も微妙に手が込んできて、一見、普通の若い女の子が日常をつづっているブログかと思ったら、実は怪しげなサイトへの誘導が目的だった、というものもあります。

「新聞の読み方」や「テレビの見方」すら殆ど教えない今の教育。もっと「物事の読み取り方」を、老若男女問わず考えなければいけないのではないかと思います。これはブログに限りません。

6)いろんな情報を入手されている政治家の人たちは公共的な存在です。ブログにより情報公開をしていただきたいですね。そうすれば政治がもっと身近になると思いますね。

戸田 後援会の会員さんに会報を送るより、よっぽど多くの人に「自分の活動」を知ってもらうことが出来ると思います。今後、若い人の目を政治の世界に向けさせるのに、ブログは非常に有用だと思います。まだブログを開いていない政治家の方は何故なんでしょう?

 紙媒体では若い人への浸透は難しいと思いますけれども。

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