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2016-03-31

人から好かれる人生ってどんなチートだよ

23:26 | 人から好かれる人生ってどんなチートだよを含むブックマーク

僕は人から好かれたことがない。身長とか顔立ちとかネガティブな特徴はたくさんあるが、それだけではないだろう。

実際に、低身長でブサイクでも結婚して家庭を築いている人もいる。我が親父もそうである。

また、発達障害でもうつ病でも、彼女を作っている奴はたくさんいたから、こちらも強い言い訳にはならない。

まあ、ずっと避けて考えていたが、僕は性格が悪いのだろう。


それにしても人から好かれるって

人から好かれるとは、特に異性に好かれるとはどんな気持ちだろうか。恋が成就すると天にも昇るとか表現されるが、天に昇ったことがないので、さっぱりわからない。ドローンで実験してみようか。

さっぱりわからないが、もし人に好かれたら、今の苦しみが多少は楽になってくれるような気がする。

僕は現在、やはり体が軋むようになり痛みを覚えている。ここ数年、春先はいつもそうである。自律神経失調症だから仕方ないと割り切っているつもりだが、つらいものはつらい。動きもぎこちなくなり、まるでブリキの木こりのようである。

筋肉の硬直が、人から好かれると、溶けるように柔らかくなって、体が楽になるのではないかと思うことがたまにある。もちろん、そんなにうまくいくわけもないが。


若いうちに好かれる

春先は学生カップルをよく見かけるのだが、彼らはとても幸せそうである。半分ほどしか生きていない彼ら/彼女らが、すでに、僕の人生を追い越してしまっているのではないかと思う。だとしたら、彼らが感じている幸福量はいかほどの物だろうか。これから、どんなに自信を持って人生の困難に立ち向かえるのだろうか。

僕は、当然のごとく、彼女いない歴=年齢である。三十路過ぎである。好かれた経験はない。誰かに好かれたらどんなことができるだろうかと考えることがある。どんなに自信がつくだろうかと考えることがある。

今はサムライのごとく自分に厳しくすることで(やや誇張)、日々の生活をこなしているが、これは寿命が縮んでいるだろうなと、強く感じる。

もう諦めてはいるのだが、学生に限らず若いカップルを見ると、彼らの幸せは彼らにどれだけのエネルギーを与えているだろうかと考えてしまう。もちろん、実情はドロドロかもしれないが。

彼らが持っているのは、僕にはまったく寸分も想像のつかないエネルギーである。しかも若いうちにそれを得られるというのは、人生が大きく飛躍しているわけであり、根がしっかりしていれば、将来が約束されたようなものである。

僕はそれがないから、自分の生命を削って、生きていくしかない。削れる命があるだけ、幸せだとは思う。

それにしても、僕から見たら人から好かれる人生なんて、ゲームでいうところのチートのように思える。あまりに遠い世界だ。


のんびりと生きる生き方

うつ病経験者として、本当はこんなストイックな生き方は良くないと感じる。すぐにうつ病に戻りかねないから。だが、僕はこうしないと、死んでしまうのだ。心というか精神というか、そういう部分が死んでしまうのだ。

どんなに体がキツくても、心が辛くても、日々、自分に厳しく生きる方が楽なのだ。そうしないと、自分が自分を責めるし、どんな言葉で取り繕っても、やはりどこか納得できないのだ。これはどうしても誤魔化しようがない。

ただ、年末年始ぐらいは、のんびりと過ごせるようにはしたい。


性格の悪さは自分ではわからない

人という生き物は得てして、嫌いな人の行動は全て嫌いに思えてしまうのだが、僕は色んな人に嫌われて、いつも否定の言葉を浴びせられて生きてきた。僕は嫌われるときはとことん嫌われるタイプである。それは仕方がないと一応は割り切っている。どうしても相性というものはあるのだ。共に作業をする人たちは偶然にも相性が悪い人たちばかりで、いつも性格や癖などを否定されていた。

学校が終われば、そういうのもなくなると思っていたが、社会に出てからの方が酷かった。とはいっても小さな社会しか知らないのだが。

僕としては、否定される度に性格を修正しているつもりだったが、やはり年齢が上がっても修正のできていない部分は全くできていないようである。

それに気が付かないから、僕は性格が悪いという評価が取れず、人に(異性に)好かれるということもないのだろう。

最近など、近所の猫にも嫌われてしまった。猫は三日で忘れてくれるから、気が楽なのだが、人間はそうはいかない。


蛇足:僕が異性から好かれない理由

僕は何度か盛大に振られたことがある。付き合っていて振られたのではなく、中高生のように告白して振られたのだから笑える。

それはそうと、振られた理由は主に性格だろうが、もう一つ、あまりに自分に厳しいのが原因のように思える。やはり、好きになった人には僕のことを多少知ってもらいたいという欲が生まれる。つまり僕の生活習慣を話す。結果、ドン引きされてしまう。やはり毎日のようにジョギングしていたことを話すとき、一番ドン引きしていたように思える。

努力というものは、他人に言いふらすものでは無く、こっそりとやるものである。

のび犬のび犬 2016/04/02 08:45 >さっぱりわからないが、もし人に好かれたら、今の苦しみが多少は楽になってくれるような気がする。

今度は無力な善人の呪いが待っていますよ。
僕(僕はチャラ男なんかと違って誠実だ。大人の恋愛に責任を取って、彼女を幸せにせねばならない。
 がしかし、僕はメンタルもやられた半端者だ)
彼女「何でもいいから稼いでくれればいいのよ」
僕(三交代でもドカタでも? 僕にできるのか? それに、メンタルを損なうまで学業に捧げた俺の人生が無意味に・・・)
彼女「何グズグズしてるの? あなたって口だけ野郎ね」

以上誰かの実体験でした。

ぞんぞん 2016/04/04 20:15 ぞんです!

のび犬さんと似てる意見ですが、
ムリして好かれる必要ないっすよー

女子なんてーのは、
しょせん、自分と自分の子供を守ってくれる、
ATMが欲しいだけです。

結婚まで真面目に考えない相手なら、
エッチして病気とかもらうのもアホらしいっすよー

とは言いつつも、、
彼女いない歴イコール年齢じゃないのに、
童貞という自分は、
常に劣等感にさいなまれてます。(^皿^;)

massivemassive 2016/04/05 02:49 こんにちは、あまりお元気ではなさそうですね、、、

楽に生きるにはある程度の諦観と許容が必要かなとは思いますね
完璧主義までいかないでも、二元論に準じたものの見方は人を苦しめますよね
0か1か、善か悪か、白か黒か、、、
私の場合ですが、厳しく閾値を設定せずに、緩いグレーゾーンを多く持とうと考えています
ある程度の曖昧さやいい加減さが精神のゆとりに繋がるのではないかと思いますし
偉そうに思ったまま書いてしまいましたが、ruisouさんも当然分かりきっていることですね、ごめんなさい
それでいてできないから苦しんでいる訳ですし
でも敢えて、世の中も自分自身に対しても、不誠実や不合理より不寛容の方が問題であるくらいにズレた考えをしてみるのも良いかもしれないですよ
"水清ければ魚棲まず"って感じで
相対的な評価のために自由な心を失ってしまってはいけないですよ
きっと劣等感を思う事も、心の拠り所にしている誇れる事も本来邪魔なものですよ

パスカル先生パスカル先生 2016/04/05 10:05 好かれる・嫌われるに関して
2割からは好かれる6割は日和見2割からは何をしても嫌われる
ってどこかで読んで 実感として当たってる・・と思ったことあります

自分を好いてくれる2割の中にこちらも好きなが人いたら理想的ですよね
異性に関しても好きな人に好かれれば天にも昇る気持ちでしょうが
最近女のストーカーのニュースありましたがそうでない人に好かれたら恐怖以外何物でもないですね・・
ruisouさんに幸せな出会いがありますように。

のび犬のび犬 2016/04/05 11:47 何か盛り上がってるのでまた来ちゃっいましたが、ruisou さんも、行き遅れつつある同世代女性や離婚して市場に戻ってきた同世代女性から普通に狙われ得ると思いますよ。高学歴の実績を根拠に自営の夢を語れば、「一緒に夢を見たい」などと言い出す女性もきっといます。その時に「よっしゃ元気百倍だぜ!」と思えるのなら、今日からでも自信に溢れた表情で夢を語って女の子を口説けばいいんです。

逆に、「うっ期待されると重たい・・・か、勘弁してクレメンス・・・」と思うなら、自分好みの女性から電話番号を聞かれてもさっさと断るほうがラクです(現在僕がこれです)。

ruisouruisou 2016/04/07 23:13 > みなさん
コメントありがとうございます。遅れてすみません。
順々に答えていきます。年度末と年度初めが思いの外、忙しくてですね。。来週まで忙しいみたいです。

> のび犬さん
コメント2回もありがとうございます。
呪いというか、意気地無しですかね、僕の場合。相変わらず仕事と家族以外では、女性とは会話していないですし、好みの女性を見かけてもだいたい男がいますが。。
女性に嫌味を言われるだけ、ちょっとうらやましいです。

> ぞんさん
コメントありがとうございます。
好かれるための活動などはしていないので、ご安心(?)ください。じゃあ、ここに愚痴を書くなよというおしかりは受け付けません。
しょせんATMと思っているんだろ、とか女性の前で口にしてはいけませんよ。怖い女性権利団体が襲ってきます。
しかし彼女がいたことあるなんて……裏切r、いや、それでも童貞ならさぞつらいことでしょう。まあ、過去なんて忘れましょう。

ruisouruisou 2016/04/08 00:13 > massive さん
コメントありがとうございます。
元気がないというか、花見をする若いカップルをみかけて、自分を顧みてしまっただけです。。忙しくて疲れているだけに、しかもそんな経験はまったくないだけに、なかなかくるものが。。
頭ではわかっていても、目の前の情報と頭の中のフラッシュバックは避けがたいです。かといってもう引きこもれる状況でもなくなってきていますし。。
性格が悪いというのは、正直な話、自覚ができていないから、特に困った状況でもないです! 善か悪かという判断をするようなレベルではないです! 春霞のようにぼんやりとした、予感というか、考えです。絶望しているわけではないので、安心して下さい。
それにしても、”水清ければ〜”のくだりは、自分を省みるときよく思います。世間に無理に迎合するわけでもなく、自分から避けまくるわけでもなく、ほどほどに生きようとはしています。中隠といったかな、これ……。

> パスカル先生さん
コメントありがとうございます。
僕はきっとどんなことをしても嫌われる二割の女性に惚れてしまったんでしょうね。街中の女連れの男を見ていると、どうも苦労した末に、ようやく付き合っている様子ではないのは感じています。生まれ持ったものとラッキーで付き合えているような……。その人たちは好かれる二割の女性と巡り会えたんでしょう。。
二割掛ける二割で、四厘。。まだまだ厳しそうです。しかし、世界の人口を考えると、そう低い数字ではないですね。励ましの言葉、ありがとうございます。

> のび犬さん
コメント2回目ありがとうございます。2回目の返信書きます。
行き遅れとか離婚とか、たぶんそういう女性は、僕の人生のペースについていけないと思います。今は、色んな人の権利(?)が認められまくっている社会ですので、わざわざ僕のような生真面目高齢童貞など相手にする理由はないでしょう。しっかりしたサラリーマンを狙う方が無難です。童貞サラリーマンは、統計上多いみたいですし。。ピュアな彼らは引っかけやすいでしょうし金も持っています。

女性に電話番号を教えてくれと言われるとは、のび犬さんは中々の好男子のようですね。たぶん、僕なんぞニュートリノより軽くなって宇宙を舞い上がることでしょう。痛い目をみるのはわかっているんですけどね。。

duke77duke77 2016/04/08 23:14 本当に彼女が欲しいと思うならばの話ですが、女性に関しては「下手な鉄砲、数撃ちゃ当たる」でいかないと厳しいですよ!
一か月に、50人の女性に声をかける、くらいの意気込みが必要だと思います。

ruisouruisou 2016/04/09 12:10 > duke77 さん
コメントありがとうございます。
そもそもうちの田舎には、若い女性が50人いるかどうか……w
ともかく、声かけなどのそういう努力は、今の自分にはまったくできそうもないです。貧乏暇無しと言いますか……。実は今、非正規の分際で死ぬほど忙しいです。管理能力の低さですかね……。精進します。

のび犬のび犬 2016/04/09 16:43 ruisouさんはダイレクトリアルよりネット経由のほうがアドバンテージを発揮できるんじゃないですか。外見より中身(インテリジェンスというか文章力というか)のほうに自信がありそうなので。いや、既に普通に女性のメールフレンド(言葉が古い?)が複数いらっしゃるのかもしれませんが。

パスカル先生パスカル先生 2016/04/18 20:02 九州でしたよね?
地震は大丈夫だったでしょうか。

ruisouruisou 2016/04/19 11:21 > のび犬さん
コメントありがとうございます。
メールフレンドなんぞ幻想です。リアルの姿を見られた瞬間、メールが途絶えます。女性はときに残酷です。ネット経由のつながりは、容姿が優れている人にしか勧められませんねぇ。。もちろんリアルでも見た目優先ですが、ネットよりはリアルの方が寛容な気がします。

> パスカル先生さん
コメントとご心配ありがとうございます。
九州です。多少揺れましたが、全然大丈夫な範囲でした。

パスカル先生パスカル先生 2016/04/19 17:28 無事で良かったです。
南阿蘇のまさにあの山崩れのあった辺、知ってる所なのでニュースを見て
目を疑いました。勝手に九州は地震の心配ないって思ってたのに・・
まだ余震も続いてるようですのでどうぞお気を付けて。
もう日本中どこで大きな地震があっても不思議じゃないですね。

ruisouruisou 2016/04/21 08:49 > パスカル先生さん
コメントありがとうございます。
心配掛けてしまって申し訳ないです。単に個人的に忙しかったので、コメントやら遅れてしまいました。
僕も熊本にはふらりと行くので、知っている場所が多数被害にあっていて、しかも何もできず無力を痛感しています。

確かに、九州はそこまで大きな地震はないですが、活火山が多数ありますからね。そちらを心配していたのですが、普通に活断層が動いてますね。。
普段から気を緩めないようしておきたいと思います。

日本中で、ここまで強い地震が頻発するようなら、地震対策をもっと別の視点から考えなくてはなりませんね。

2016-03-16

死ぬほど勉強したけど就職先ないぞ日本しね(嘘)

16:45 | 死ぬほど勉強したけど就職先ないぞ日本しね(嘘)を含むブックマーク

※本気で死ねとは思っていないので安心して下さい。

政治の話は極力しないと以前宣言していたが、今回は例外である。大きく批判はしないが、この文章を見た人が少し冷静になってくれればと思う。

さて僕は世間的には高学歴であるが、現在、半年働いても友人の一ヶ月分に敵わないほどの給与しかない。別に金銭的な不満はないが、あえていうならば、稼いでいる友人が今も昔も特に(自己)努力していない件だ。謙遜もあるあろうが、とてもじゃないけど僕とは比べるべくもない。親は努力、もとい苦労されたようだが……。


将来は、親(保護者)がいくら投資をするかで決まる

子どもは、学生のうちは、努力なんぞ自分の力だと思っている。でも現実は、やはり親の協力があってこそである。

僕の家は協力的ではないが、非協力的でもない。つまり徹底した放任主義なのだが、なぜか僕は努力の塊になった。それで高学歴になってしまった。しかし僕が頑張れたのは、大学院までだった。社会に出たら、コミュ力・政治力がもっとも重要で、それが欠けている僕は使い物にならないと捨てられた。

個人的には、放任主義そのものは良いことだと思うのだが、それは成長が遅い。遅いのは今の日本では就職に不利である。社会に出るとき、徹底的に親の教育の結晶として育て上げられた若者がライバルになる。日本は新卒至上主義なので、放任主義でのんびりと育った人間は、当然その新卒時に不利となる。放任主義の家庭で育った人間は成長が遅い。しかし伸びしろがあるやつもいると思う。何せ、自分で何でもしなくてはならないのだから。僕も伸びしろはあったはずだが(たぶん)、自分に鞭を打ちすぎてギリギリまで我慢してしまい、精神を病んでしまった。今はそれが身体に響いているようである。

それはともかく、採用の場で個人の伸びしろを判別するのは非常に難しい。

そして採用のときに最も重要なコミュニケーション能力()が、変な風に育つ。現在の日本では、それを個性と判断するような風潮はない。局所的には存在すると思うが。

結局、親が、ある程度しっかりと手本を示すことができないと、コミュニケーション能力は育たないのだ。それが自分でできない親は、塾などに通わせて、学校の教師以外の大人を見せることが重要に思う。学校の、特に公立の先生は、世間知らずであることが多い。だから、塾でなくともいいが、学校以外の世界を見せる必要がある。それで、学校と親以外の大人としゃべる能力を身につけるのだ。しかし安全にそれをするのは金がかかる。それを投資と見るかどうかで、子どもの将来が大きく変わる。


高校生が驚くほど街で遊んでいる

僕は高校生の頃、街で遊ぶことはあまりなかった。日本全体がバブル崩壊からの不景気で、どうしていいかわからない公立の教師は、とにかく勉強しろの一点張りだった。スパルタ方式だった。遊ぶどころではなかった。せいぜい近くの本屋に行く程度だった。

しかし今、街をぶらついていると、驚くほど学生が遊んでいる。しかも男女で。解せぬ。バブル崩壊後ほどの不景気(の空気)はないにせよ、今も十分に不景気なのだ。不景気は別にしても、恐ろしい勢いで仕事そのものがなくなっているのは事実である。

もしかして世間は、僕の学生時代も外で遊んでいたのだろうか。そしてそんなやつらが、普通に就職して家を建てて*1、幸せな家庭を築いているのだろうか。

田舎は(偏差値の高い)高校卒で高学歴である。高専でも出ようものなら神である。そして地元の企業に就職するなら、高卒のほうが就職しやすい。

つまり、田舎の高校生とは、昨今の都会のチャラい大学生のようなものであり、遊んでもいいのだ。制服姿の学生が堂々と街を闊歩してしかるべきなのだ。男女でベタベタしていてもかまわないのだ。

僕は最近、いろいろと入り用で街に足を伸ばすことになって、その現実を改めて目の当たりにして、ちょっとショックを受けている。

結局、(皆から逸脱しないよう)ほどほどに勉強して、(皆から逸脱しないよう)ほどほどに仕事をしているやつが、一番生きやすいのだ。

一人で勉強を鬼のようにやっても、無能な僕に仕事などなかったのだ。日本死ねとは特に思っていない。ただ少し、悲しみを覚えるだけである。


保育園がどうのと騒いでいるが

あまり詳細は知らないが、新聞でチラリと見た。保育園に落ちて騒いでいる主婦がいるという。しかもあれ、増田*2っぽい。

はてなと言えば、恥を恥と思わない価値観逆転の集団だが(偏見)、以前は、それにも何か矜持のようなものがあった。しかし保育園の件は、もはや肥大した自我の爆発に思える。かなり小規模な爆発だが、これから連鎖反応的に大きな爆発が起こりそうな気がする。杞憂に終わればいいが。

保育園の件は、事情はわかるが、自己への固執が大きすぎて、よろしくない。率直に言って、子どもを育てる、という覚悟が足りない。または、子どもの将来を大切に考えすぎて、身動きがとれなくなってしまっている。

本来、親は、子育てのためならば、世間の評価などなげうって、キャリアなど当然捨て、将来設計など余計なことは考えずに、世の中を生きていくべきである。つまり、仕事など一時的にせよ放り投げて、子どもを育成しなければならない。一億総活躍社会を批判していたが、(自分の)子どもを育てるのは、最も重要な活躍の場ではないだろうか。賞賛などはないが、それは己で己を褒めれば良い。

騒いでいる人は、そういう思考を自分で管理できないまま結婚し、親になってしまったのだろう。政治が悪いのはわかるが、騒ぎ立てるのは危険である。夜道に気をつけなければ、という危険ではなく(それもあるかもしれないが……)、自我意識に飲まれてしまう危険である。

元増田はスマホはもちろんネットでも何でも解約して(ガラケーガス水道電気で十分だろう)、不要な持ち物を売り払い、己の食事を削って、それでも足りなければ生活保護を頂戴して、子育てをしてみてはどうだろうか。僕が親なら喜んでやる。誰か主夫にして下さい。


子どもの教育のために生きた偉人

エリートの道を捨てた人で、子どものために生きた人といえば、(僕の中では)良寛和尚である。以下、うろ覚え。

実は、彼は金持ちの家に生まれて、しかも勉強もできるエリートだった。しかし出家し、さらに旅修行の末、子どもたちのために生きることにしたという。結局、よぼよぼになるまで子どもたちと蹴鞠などをして遊んでいたという。そして普段の生活は、村はずれで極貧生活をしていて、死ぬまで清貧を貫いたという。

騒いでいる人と良寛和尚の違いは何だろうか。時代・立場のせいだけだろうか。共に、子どものためではあるが、生き方は全く異なる。しかも良寛和尚は、自分の子どもではないのだ。当然、お金も取らない。子どもの中にこそ仏性があると考え、遊んでいたと伝えられているが、実際のところはわからない。僕には、子どものことを優先して考え、己の立場など考えずに、遊んであげていた優しいおじいさんに思える。

僕たちは彼の生き方を改めて考え、子どもを育てるとはどういうことか、理解しなくてはならない。

ちなみに、良寛和尚は自分の事を「大愚」良寛と称していたらしい。「大愚」、いいではないか。日本人は今、賢さより、愚かさを学ぶべきなのかもしれない。


参考に:

ヘタな人生論より良寛の生きかた―不安や迷いを断ち切り、心穏やかに生きるヒント (河出文庫)

……未読だけど、今後ほぼ確実に読む。ちょうど生活が変わるであろうこの時期に読むのもいいかもしれない。

*1:うちの近所は、田畑をつぶして一軒家の建設ラッシュである。TPPを見越してだろうか。里山の風景が減ってしまい大変哀しい。

*2:はてなのサービスの「はてなあのに”ますだ”いありー」のこと。書いた人のことを元増田という。

duke77duke77 2016/03/16 21:41 同感ですね。
自分も、かなり勉強した方ですが、今思えばその必要あったのか疑わしく思います。
普通に勉強なんかより部活動に精を出して、青春を謳歌した方が、良かったんじゃないかと。
実際、今は学歴なんてものは死語に近くなってきていると感じてます。
会社員にとっては、机に向かって勉強する能力は必要ないと思いますし。

のび犬のび犬 2016/03/17 10:20 僕はフィジカル(顔、身長、運動神経)とコミュ力が足りないらしい分を勉強で挽回しようとして全て失ったパターンです。うちの親も「いい大学に行っていい会社に行け」程度の育児ビジョンしかなかったようで、それにそこそこ沿っていたので問題がはっきりした頃には詰んでました。
ちなみに良寛和尚と似たパターンで思い出すのは、宮沢賢治とトルストイですね。ふたりとも農民に憧れていた(が農民になれずに死んでいった)という印象です(ちなみにロシア文学に「余計者」という集団が出てきて、これが高学歴だめ人間で苦笑いできます)。

ruisouruisou 2016/03/18 00:27 > duke77 さん
コメントありがとうございます。
自分は部活もかなりやっていましたけど、結局ダメでした。。リア充に囲まれてぼっちで三年間雑用で、漫画のように才能が開花することもなかったです。。
学歴は確かに、ほとんど重視しない方向にきてますね。見直す動きもなくもないようですが……。まあ、もっと深刻な労働市場の縮小が起こったら、きっと自己勉学能力が役に立つと思いますよ。。

> のび犬さん
コメントありがとうございます。
子どもは、結局は大人の教育観の犠牲者なんですよね……。
宮沢賢治やトルストイも大好きです。僕の印象では、自然が大好きだった、という印象で、寒いところに住む人(厳しい自然の中で生きた人)は、自然の素晴らしさがわかってていいなあ、と感じていました。
宮沢賢治もトルストイも腰を据えてじっくり読みたいですねぇ。ていうか高学歴ダメ人間って昔からいたんですねw しかもロシアにw またしてもロシアに親近感が湧いてきましたw

duke77duke77 2016/03/19 02:35 すみません。
部活動経験者は、嫌でも組織順応力が身に着くと勝手に思ってました。
そうでもなかったとは、ひどい先入観でした。

ruisouruisou 2016/03/23 07:39 > duke77 さん
コメントありがとうございます。
運動部と言っても、いろいろありますからね。野球部とかは確かにそうかもしれません(先入観)。採用の現場でも重視されず、あまり社会的に役立ったことはないですね。まあ、この年になっても日々運動するのが苦でない程度です。

akisibuakisibu 2016/04/05 14:20 大賢は大愚に似たり、とかいう言葉がありましたね。
東大卒真面目系クズの末路のブログを思い出した。http://b.hatena.ne.jp/entry/avpd.blog.fc2.com/blog-entry-123.html
儂もちょっとは勉強したけど、コミュ障で仕事の面ではつかえない人。

良い学校出て良い会社なり役人なりに入れというプレッシャーは明治の立身出世主義の名残だと思っていて、そういう大人たちによるプレッシャーに違和感を持ちつつ引き裂かれた思いをした学生がいて(きっと今もいるだろうけど)、彼らを「煩悶青年」という風に名付けて流行語だった時代もあるそうな。
明治の「煩悶青年」たちhttp://ci.nii.ac.jp/naid/110000331075
というのをざっと眺めたが、気になったワードとしては、藤村操の自殺、帝国大学を出ていたからといって必ずしも高給取りになれるとは限らないこと、余りもの(=余計者)としての高等遊民、ロシア文学と結びつく煩悶、社会では上にこびへつらう奴隷根性を求められる、『無用者の系譜』、ルージン…。

あ、この記事をきっかけに、思い切って良寛さんのいた新潟・出雲崎に行ってきちゃいました。
記念館で書を眺めてきたり。良寛さん、ぼっち充だった。

ruisouruisou 2016/04/09 11:59 > akisibu さん
コメントありがとうございます。
東大卒の人は、ちらっと読みましたが、能力をありあましてますね。実にもったいない。。コミュ障レッテルによる社会的損失はどのぐらいあるんでしょうか。。

明治は近代社会への混乱期ですからね。「煩悶青年」という人たちはさぞ苦しんだでしょう。。歴史的視点でおもしろがっていたら怒られそうです。ていうか他人事じゃないですね。(わからん単語・本いっぱい出てきたので、読んだらまた何か書くと思います)

良寛観光ですか!いいですねぇ!そういう旅行いいですね。このエントリで行ってくれたなんて光栄至極です。いずれ僕もふらりといってきます。ぼっち充、理想の生き方ですね。。それを目指して、日々精進していきたいと思います。

大学生大学生 2016/06/03 22:25 はじめまして。たまたまこの記事を読みましたが、あまりに驚いたのでコメントいたします。
貴方はご自分が社会的弱者だと自覚し、受け入れに理解のない日本社会に意見を述べるスタンスでブログをしているとお見受けします。
しかし、今回貴方は保育園受け入れ問題の当事者に対し、論点を捉えず主観的で投げやりな提案をしていらっしゃいます。
この主題の論点は女性の仕事子育てと両立を掲げながら制度を整えられていない社会に問題があることです。女性自身のキャリア形成の尊重もありますが、より重要なことは勤続できるか否かで待遇、収入とその後の生活環境が全く違ってしまうことです。「M字カーブ」を耳にしたことがあると思います。従来の日本型雇用では家族給という形で一人の収入で家計をまかなうことが可能でしたが、それが崩れた今共働きできるか否かは家計に致命的な問題なのです。
しかし、貴方は上記を踏まえず母親は子の育成に勤めろとおっしゃる。確かに子の育成に環境は重要ですが、例の件は家計を守るという形で子の育成環境を整えようとしているのです。はっきり言ってしまえば、貴方は自分の所属する発達障害者の周囲の問題だけ優遇しろと主張しているように見え、それは社会で生きる他の人のことはどうでもいいという自分本位な考えだと感じます。また、「母親」と性を限定しているところにも貴方の主観を感じます。
発達障害者の社会的地位に問題提起をする貴方の行い自体は非常に尊重されるべきです。しかし、ご自分の発言が「発達障害者たちの主張」として捉えられる意味を考えて行って頂きたいです。特に、ご自分の学歴に沿うような視野を持って頂きたい。
貴方のブログが励みになっている多くの方のことを考えるほどに、この記事は本当に残念だと感じました。

ruisouruisou 2016/06/08 08:22 > 大学生さん
コメントありがとうございます。
確かにこれはずっと僕のブログを読んでいる人しか真意がわからない書き方になっていますね。すみません。
社会問題として語っているのではなく、もっと生臭坊主が説法を語っている感じで読んでいただけるとありがたいです。

大学生ということですが、実際に社会に出られたことはないと思います。その前提でしゃべります。社会に出ると、人間誰しも社会の枠にとらわれて視野狭窄になります。ならない人がビッグになっていくのです。特に大学生の段階だと、資料の数字やらあやしい文献にすぐに心がとらわれてしまいます。日本は、とくに今の若者は、がんじがらめになってしまっています。

まだ若いなら(就職していないのなら)今のうちに視野と心を広くしてください。初めて見たブログにそんなに攻撃的に書くと、インターネットとはいえ、匿名とはいえ、現実に響きます。もちろん、悪いように響きます。食堂などで気に食わない議論をしている人に、初対面にもかかわらず、攻撃的に論議を投げかけて、言いたいことだけ言って去っていくような人になってしまいます。

よかったら、社会問題とか小さいことからいったん離れて、良寛和尚の本でも手にとって、ゆったりしてみてください。

なっつんなっつん 2017/01/09 20:15 初めまして、現在大学生の者です
自分も公立高校の頃はよく勉強をして、将来を見据えて文理選択では理系に行き、途中鬱病を発症しながらもなんとか知識を積み重ねてきましたが、いざ理系大学に行って数週間で僕のような要領が悪いコミュ力のない人間はここでは必要としていないという空気を感じました。
勉強だけの人間にはなってはいけないと考えて、部活にも体育祭にも積極的に参加しましたが、要領が悪い自分は部活まで手を回すのが手一杯で体育祭の練習では笑い者にされるのがオチでした。才能が無さすぎるとリア充に言われたこともありました。
最近になってからは他人は他人で自分は自分だと考えて、難しいことだけど、なるべく客観的に自分を見て、置かれてる状況のなかで何が自分の出来る最善の行為なのかを吟味して、自分が出来ることを出来る範囲で一つ一つの課題を着々とこなしていくのが得策なのかな、と自分で経験したりこのブログを読んだりしていく中で思いました。

ruisouruisou 2017/01/12 22:33 > なっつんさん
コメントありがとうございます。
若い人に読んで貰えて何よりです。こちらもまだ人生持ち直したとは言いがたいので、偉そうにアドバイスするわけにはいきませんが、拙ブログから何かヒントを考えるきっかけになったのなら幸いです。
おつらいでしょうが頑張ってみてください。応援しています。