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2018-01-25

日本のジレンマとかいうものをみたが

11:46 | 日本のジレンマとかいうものをみたがを含むブックマーク

録画していた『日本のジレンマ正月スペシャル』とかいうNHKのトーク番組をみた。僕自身の参考ではなく、出演者のレベルを知るためだ。あまり俗世間のことはしゃべりたくないが、ちょっとレベル差が心配だなと思った。

教授陣と、若者のレベルに差がありすぎる。しかし、都会住みという好条件があれば、まだ逆転はあるかもしれないと思った。学ぶ場所が多いから。

田舎には、こういう場所は全くない。高いバス代を払って、繁華街まで足を運んで、大きめの公民館のようなところで、お偉い教授がしゃべるのを一方的に聞くだけ。それでは生きた知識は身につかない。わざわざ近くの都市まで片道2時間以上かけて電車や高速バスで移動し、ときには宿を取り、知識を得なければならない。家からふらっと出れば生きた学習の場がある都会とは大違いである。



若者の不安

僕らは、日本という、精神的にぼんやりとした国に生まれた。宗教がないとはそういうことだ。一部の人は『武士道』などが日本人の根底的な価値観だと言っているが、それも今は昔である。現在の若者は、そこまで自分に厳しい人間はおらず、厳しくしてもほとんどの場合報われないのを知っている。*1

しかし、若者は不安だ不安だと語る。僕も不安でいっぱいだからわかるが、あまり口にはしない。自営業者が口にしても当たり前だし、口にしたら運気が下がりそうで怖い。自営業者が信心深くなる気持ちがわかる。

若者に信心深くなれと言っているのではない。なると楽だが、今の日本の若者には難しいだろう。

そうではなく、やるべき事をみつけて、振り向かずにやれと言っているのだ。

ふらふらとしているから不安なのだ。これは僕も一緒だったが、たとえば25歳のさえない若者が、今から木材職人目指して修行するとする。一心不乱にやれば、30歳までには立派な職人になっているだろう。


もちろん、失敗したら誰も助けてくれない。家族や親類の同情くらいはあるかもしれないが、助けてはくれないだろう。だって、不景気だから。

もちろん、結婚出産などは半分あきらめねばならないが、晩婚時代と言われているからまだチャンスはあるかもしれない。そういったことは,彼女いない歴年齢の30代なのでアドバイスはできない。してほしいくらいである。


若者の絶望

絶望とかいいながら、全然そんな雰囲気がないのは、背格好が良いからである(テレビに出るから当たり前なのか)。おそらく実家に金があるからだろうと思った。借金で見た目を着飾っている馬鹿はいないように思えた。

結局、国際間の最悪のシナリオの議論になっていたが、東京の人間はさすがに弁が立つと思った。

三浦とかいう黒髪ロングの人は、特にすごかったが、そしてちょっと怖かったが個性が強いだけで、筋が通ったことを言っている。

中国に対してやたらと強く言っていたが、(原則の押しつけとかいっていたか。)中国内部にしても、そのせいで苦しんでいる側面がある。

僕としては、中国の歴史など大好きだし、国として別に嫌いというわけでもない。ただ、国内に残っている知識人にナショナリズムが強いのかなとは思う。

楽観的に見れば、日本は中国に支配されてもいいような気がする。もちろん、中国の無作法で攻撃的な部分は受け入れないという条件で。

それに、直接的な支配はもう、非効率的だからしないとは思う。ロシアのクリミアみたいに選挙で決まるとかならあるかもしれないが。

また、戦争や紛争が心配だと語っていたが、これはもう日本人に関しては安全である。だってゆとり教育とは牙を抜く教育だから。

ゆとり教育は立派に成功している。この放送をみて思った。ふんどしの起業家とかいたけど、ただ単にふんどしだけで商売をしていては何も前に進めない。

そのことをわかっていないし、ふんどしなら目立って笑いをとれるだろうと思っているチャラい考えが透けて見えた。

起業は立派だと思ったが、江戸時代の二番煎じでは先には進めない。ただ、彼は若い。起業によって得るものがあって、ふんどし(だけ)にこだわらなければ次につなげて行くことができるだろうと感じる。

中国は驚異だが、真の驚異は日本人が、内向的になることだと言っていた。これは正しいが、半分引きこもりの僕は耳が痛いばかりである。

かつて、閉鎖的な政策をして、成功した国は一つもない。しかし、今はオープンにしすぎて、問題が多く発生している。バランスが必要だと言うけれど、そもそも国の役割とは何だと言う議論になる。役割を知ってこそ、バランスを知ることができる。

僕は、国の役割は経済を守ること、育てることだと思う。政治はその手段であって、目的ではない。目的は「国民生活を守ること」と曖昧なことだけを言っている政治家は頭が空っぽの可能性があるので注意した方がいい。

結局は、経済、すなわち金が皆に行き渡ることが重要なのだ。それを税金と再分配で実行しては、澱みが生じるからあまり過信してはいけない。しかし、それ以上の良策は、徳のある無欲の人物が上に立つ、ということしか思いつかない。無欲ならAI政治家などいいかもしれないが、目的をはっきりさせないと帰っていってしまいそうだ。


希望

起業家がたくさんいたが、やはりシリコンバレーなどが多かった。発達障害のエンジニアもいたが、あの人は例外であり、参考にはできない。できないが周りの人はああいって天才を支えるべきであろうと思う。現代日本には、天才を支える雰囲気が足りない。足を引っ張る風潮はたくさんあるのに。それにしても天才系発達障害はうらやましい限りである。

それぞれの個人としての希望は、たくさん勉強して、海外に行くことだと思う。このブログは日本の村社会に対して否定的なので、こういうことになっているが、これもあと20年の辛抱である。20年すれば大部分の団塊の世代が天国へ行く。古い価値観の大勢力がいなくなる。そのとき、結局ずるずると古い価値観を引き継がないで、新しい価値観に切り替えることである。それには準備がいる。20年後、切り替える準備が必要である。しっかり勉学せねばならない。

小さい国のいいところは、切り替えの早さである。フットワークの軽さである。明治維新のときの軽さで、世の中を変えねばならない。およそ20年先に。

20年とはずいぶんと長期的な視点だが、結婚とかマイホームとか望めない僕ら世代は、ずいぶんと時間が余るので、それができるのではないかと思う。


20年先までのモチベーション

しかし名誉も何もないのに、20年先までモチベーションを継続することができるのかと疑問がある。普通の人間は無理だろう。なぜなら迷うから。あと、不景気だから金がない。勉学環境には金が要る。(家の周囲は老人おしゃべり地獄、図書館までバス往復840円という田舎)ベーシックインカムはよこい。

しかしまあ、僕のような人間が日本各地にわずかながらいるはずだから、時が来るまでじっと耐えてほしい。今は耐えるときである。

耐えるコツは、普通の幸せを望まないことである。普通の幸せは、不景気の中に目指すと、非常にハードルが高い。特殊な幸せを細々と楽しむことで、ガス抜きになり、耐えることができるのではないかと考える。趣味って大事だなと思う。

実のところ僕もあまりガス抜きができていないくて、また神経が参っている。来月あたり自然に囲まれた温泉にでも行きたい。。

*1:報われずとも良い、それが運命である、という潔さが昔の価値観だが、今はもう流行らないあろう。