発明家になる

いまから4年近く前、2008年12月から約半年間、非電化工房藤村靖之さんが主宰する「発明起業塾」に通いました。



一番始めのきっかけは、山田玲司さんの対談マンガ「絶望に効く薬」第7巻に藤村さんが登場していて、何か特に惹かれるものを感じたんです。


Amazonで検索したら藤村さんの著書「テクテクノロジー革命」があったので、早速取り寄せてみました。


本を読んだら、それはもうショックを受けてしまって。


まさに自分が「いまの社会は何かおかしいぞ」と感じていたことがズバリと明らかにされていたんです。


それどころか、「愉しい未来」への道筋まで示されていました。


もう激しく共感して、また藤村さんのことをネットで検索したら、連続講座の募集をしていました。


それが冒頭の「発明起業塾」です。




ところで、僕は実は(気がついている人も多いですが)、とってもプライドが高いんですね。(笑)


自分は何でもできる、と信じ込んでいます。


およそ世の中のすごいと言われている誰であれ、自分がその気になればその域に到達できる、と心の底で思っているんです。


すごいでしょう。でも、根拠なんて全くないんです。ずっと子どもの頃からそうなのです。


中学校に入るときの写真が実家に飾ってありますが、


その顔なんて、「自分は世界の頂点に立つんだ」くらいのオーラが出ていますよ。本当にかわいくない。(笑)


なので、藤村さんが最初に、「この講座に参加したことで、僕と皆さんは師匠と弟子になった」うんぬんの話をされたとき、


僕は「誰も弟子になるなんて言ってない」という、例によってどこまでも生意気な気持ちだったのです。


ところが講座が始まって、藤村さんの業績、哲学、活動を聞くうち、もうめった打ちに感服してしまった。


次第に、「弟子にさせていただけるなんて、感激です」になりました。


そんなことは人生で初めてでした。(初めてかよ!と自分でもツッコミたくなります)




そうして、発明起業塾の講座に参加するうちに、


「そうだ! 発明して、それでビジネスを起こす。


困っている人たちに、別の新しい選択肢を作り出す。


そういう人生を歩もう」


と心が定まるようになりました。


そして「いつか必ず発明起業家になる」と決め、


いまはその<卵>の状態です。


早く卵の殻を破りたい・・・と日々悶々としているわけです。


悶々としながら、いろいろなビジネスを考えています。


新規ビジネスのアイデアが、次から次へと生まれています。


中には、「これはうまくいきそうだ」というものもあります。


なのに、なぜ僕がまだ卵なのかというと、その数あるアイデアのうち、


「よし、これに全力投球したい!!」と感じるものがまだないからです。


でもせっかく思いついたのを、眠らせていても仕方がありません。


いまは2.0の時代だし、ネットで公開したら何か予想もしなかった化学反応が起きるかもしれない。



というわけで、今度からブログで、考えついたビジネスプランを書いていきたいと思います。


ぜひ、フィードバックくださいね。(^^)




(※「発明起業塾」の講座は、僕が参加した回が最後となりました。いまは「地方で仕事を創る塾」が開催されています)



絶望に効くクスリ―ONE ON ONE (Vol.7) (YOUNG SUNDAY COMICS SPECIAL)

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