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四十雀の囀り日記 このページをアンテナに追加 RSSフィード

2018-09-02 東京のおじさん このエントリーを含むブックマーク

いつも吉沢家の中心にいた「東京のおじさん」こと、伯父さんの初盆が終わった。

早いものでおじさんとおじさんの愛犬が亡くなってから1年が経つ。


2人の娘さんで、僕の従姉妹たちとその旦那さんたち。信州伊那谷の家でワイワイと食事を囲みながら話した。

おじさんたちも変わらぬ賑わいに喜んで参加していたことだろう。


おじさんは、東京で自分で興した工務店が破産したり、最愛の奥さんを病気で亡くし、息子にも自死で先立たれ、自身肺気腫を患ったりと悲運が重なったが、いつも明るく前向きで、みんなから好かれ尊敬され、そして世界中で一番格好いい男前だった。

僕は青年の頃、密かに日本ポール・ニューマン」のようだと感じ、憧れていたものだ。


おじさんは長野高校を出て、東京にやってきた当初は貧しく、弟である私の父から生活費をもらってやりくりしたこともあった。

なかなかありつけないスイカを持っていくと喜んで食べていたという。


いつも故郷を想っていた。昨年、桜の時期に東京の病院に見舞った時も、病室から見える散ったばかりの桜の木を遠くに眺めながら、「俺は次の春に田舎の桜を見られるかどうか分からないが」とさみしそうに話していた。


大島の家は、かつてお盆正月笑顔が絶えなかった。

10円玉で勝敗をかけながら、トランプゲームをして夜更かししたものだ。


いまだ家の棚には、おじさんが手作りした梅干しショウガ漬け、虫除け薬までが残っている。

僕が中国から帰るたびに、この棚の前でおじさんは「梅干しは百年物もあるほどだ」と熱心に話していたものだ。


初盆が終わると、吉沢家はこの田舎に集まる機会がほとんどなくなる。

主人がいない青々と茂る広い中庭がまぶしい。

いつまでもこんな集まりがあるものだと思っているが、それは幻想なのかもしれない。

打ち上げ花火のような夏の儚さを感じた。


猛暑になった伊那谷。夕暮れ時にシルエットに浮かび上がる中央アルプスを見上げた。

「どんなにつらいことがあっても明るく強く生き抜いて欲しい」それがおじさんが残したメッセージだったように、今になって思う。

  

人が集まれる場所。そんなところを作りたい。

そんな漠然とした思いが心の隙間に入り込んできた。f:id:ruruchan:20180904065216j:image

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2017-03-08 倉本聰氏の富良野GROUP公演『走る』を観て このエントリーを含むブックマーク

人はどこに向かって走っているのか。

そもそも走らなければならなかったのか。

そんな根本的な問いかけを突き付けられたような気がした。


脚本家倉本聰氏が主宰する創作集団富良野GROUPの舞台『走る』を3月初め、名古屋で観てきた。

東京で観るつもりでいたが、あっと言う間にチケットが売れ切れてしまい、わざわざ有給休暇を取って、妻と名古屋まで2泊3日の旅をした。

名古屋では中国時代にお世話になった妻の元同僚たちと再会を果たせたし、東山動物園では何気ない動物たちのしぐさに笑顔になる大人たちの姿を発見した。小さな旅は心を解放してくれるものだ。


演劇はまったくの素人で、学生時代松本で観た「新宿梁山泊」以来だから、かれこれ25年ぶりだろう。

このブログも約4年ぶりの執筆となった。心に去来するものがないと、無暗に文章は書けないもの。


昨年秋まで日本を離れ、13年間を中国大陸暮らした私は、中国人経済成長の恵みを享受するのを身近にみてきた。仕事がなくても不動産投資の利益億ションを軽々と買ってしまう友人もいた。

どこかでみた風景だと思いながらも、そんな彼らに感化され、東京で身の丈以上の5000万円もするマンションを購入したいと頭がいっぱいになっている時期だっただけに、倉本氏の作品をみて、もう一度生き方をもう問い直したなかったという自分潜在的欲求があったのだろう。


私は2年前、自分が難病に侵されているのを知った。ちょうど『走る』の演出をした中村龍史氏も罹っていると公表している腎臓遺伝性病気、多発性嚢胞腎である。すでに腎機能普通の人の5割程度しかない。

人生のスタート地点から、自分が難病というハンデを負っていたことに40歳を過ぎて気づかされ、愕然とした。

4000人に一人という病気になぜ私がなるのか。ずっと健康で人並みの人間だと思って、仕事に没頭していた自分が、将来は普通の暮らしや仕事ができなくなるかもしれない。そんな絶望が頭をよぎり、逆らえない運命が悔しくて悔しくて「ちくちょう」と嗚咽した。


人生には病気とか、震災とか、これまでのがんばりや努力を超えた運命みたいな事柄が襲ってくる。自分とは無縁と思っていても。大切な人々、かげないのない日常を一瞬にして失った東日本大震災の被災者の方々の現状を映し出す番組などを観る度、自分の置かれた運命と重ね合わせて、世の刹那を感じずにはいられなかった。


舞台では40人の役者たちが走った。ひたすら走りに走ったといってもいい。

ドッドドドと、鼓動のようにリズミカル足音が舞台に響く。役者にしてアスリートのような筋肉が、過酷な舞台稽古物語る。そんなに走ったら死んでしまわないか。走りに走る滑稽で悲しい役者たちの背後に無数の人々の姿、自分の姿を重ねてしまったのだろう。


馬鹿野郎、そんなに走ってどこに行くんだ、そんなに走ったってしょうがないじゃないかまったく馬鹿野郎。

だが私たちは、何があろうとも走っていなければ自分の道を見失う。とにかく前を向いてがむしゃらに走れ!

そんな相反する感情が沸き起こり、まさに人類という存在の愚直さに目頭が熱くなった。


ハンデを負った私は、彼らのようには走れない。

だからこそ自分なりの道を走り、自分だけの物語を紡ぎ出していくしかない。

億ションを買って我が世を謳歌する人には気づけない道もある。人生がある。

誰かに勝ちたいと思って走っていたわけではない。

もっと人生に大切なものがある、それをみつめていきたいと思っていた。

そんな生き方が私には合っていると思う。そこにゴールもなければ、勝者も敗者もあるはずはない。


「生きるとは、自分にふさわしい、自分の物語を作り上げてゆくことに他ならない。」

臨床心理学者の故・河合隼雄氏と作家小川洋子氏の対談集「生きるとは、自分の物語をつくること」(新潮社)での言葉を思い出した。


世の中には、名もなき無数の英雄たちが生きている。


ドラマ『北の国から』の初放送から36年。市井の人々の人生を描いてきた倉本氏の最後の舞台となった『走る』。昨夜はその発祥の地、富良野でラストを迎えたようだ。あの舞台を走り続けてくれた役者の方々に感謝

私は奄美大島沖縄など南の島が専門で、富良野どころか、北海道すら行ったことはないが、富良野塾と富良野GROUPの走りが私のような転機にある人の心に響いて届き、これからも生き続けていくだろうと信じている。


さあ、私もきょうから前を向いて走っていこう。

でも時には立ち止まって後ろを振り返ったっていい。非効率で、非科学的で愚かだっていい。それだって立派な人生の一部なんだから。

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JonsonJonson 2017/03/11 01:53 走り続けると疲れてしまいます。だから、立ち止まり考える事も大事だと思います。でも周りがそれを許さない事も多々有るのが現実ですが…。文章を読んでて人生に誠意を持って生きているように感じます。

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2013-08-30 ジャイアンと日本人 このエントリーを含むブックマーク

いじめっ子だったジャイアン、

昔のことを謝っても誰にも信じてもらえない。


さんざんにじめられたのびたは

大人になった今でも、

「ジャイアンの謝罪は本当なのか?」

「本当に誠実な態度なのか?」

と疑う。いつまでも、いつまでも。

多感な時期のことだから、ジャイアンの存在は人格までに影響を及ぼしている。


日本はジャイアン、

中国はのびたなんだろう。


中国の庶民はいつまでも

日本国民には反省の態度がない」

「心から謝罪していない」

「国全体が右翼化している」と疑い、

果ては憲法改正議論と聞けば、

「中国と戦争をするつもりなのか?」

「帝国主義の復活か」と怯える。


「いっそのこと中国は日本を焼け野原にしてやる、

そんなのは簡単だ」と吐き捨てる。知り合いの中国人に言われた。


尖閣の問題の本質は、中国の内政問題なのかもしれない。

もともとは領土に野心を持つ中国の人民解放軍が仕掛けてきたものだろう。


だが、何も知らない、知らされない中国の庶民たちは僕ら日本人に怒りを向けてくる。


これは小さい頃にいじめっ子だったジャイアンの運命として、

日本人は受け入れるしかないだろう。


70年近く過去に日本側に過ちがあったことは、否めないからだ。

南京大虐殺は、中国が言う犠牲者の数が多すぎるとか反論しても意味がない。

戦後処理は終わったはずだと反論してもまったく通じない。

数や程度は問題ではない。


いじめられたほうはいまでも痛みを感じているし、

いつまでも被害者意識を持つもの。

足を踏まれた、土足で自分土地を荒らされたという事実

中国人の心の中にいつまでもある。

中国の教育の問題だと指摘しても仕方がない。


しろ、昔日本人はいじめっ子だったんだから。

のびたをさんざ殴ったのは事実だ。


ひたすら、僕は昔の日本がしたことを中国人1人ひとりに謝罪していくしかないと考えている。

そんな恥べきことはするなと日本人は言うが。


だが、中国人はあまりに純粋で、馬鹿で、単純なのだ。

日本人の僕が譲歩した姿勢をみせると、中国人は驚くほど大人しくなる。

「日本は嫌いだが、人間が大きいおまえは好きだ」と認める。

これは個人同士の関係だけのことではない。

国同士の外交でも同じだろう。


永遠に日本人は謝っていかなければならない。

苦しく屈辱的だろうが、それが過去に過ちを犯した日本に生まれた日本人の宿命だ。

戦争の傷はそれだけ深い。

戦争の代償は大きいということだ。

戦争は昔のことではない。すぐそこにある危機だと、

中国にいると感じる。


私たちが謝る、譲歩することで

罪のない子孫まで怨念を仕向けられることが避けられるなら、それでいい。



ジャイアンは今、大人になる時だ。

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2013-01-20 燕京の雪 このエントリーを含むブックマーク

ギシギシ自分足音をかみしめるように白くなった北京の道を歩く。

雪は街の雑音を消し去ってくれるのだろう。


2000万人が暮らすとされる喧噪のこの街も、

雪が降り積もった早朝は古の都の静けさを取り戻す。

時空を超え、歴史に消えていった有象無象の人々の雑念、怨念さえも細雪結晶して地面に降り積もっているかのよう。


ただ1点、赤黒く染まった雪が純白の大地を切り裂いていた。

人の血か、怪我をした動物のものか、それともただの私の錯覚なのか。

人々の無数の足跡は、その鮮明な色を避けて通り過ぎていったのが分かる。



どこまでも貪欲狩人たちの痕跡もそっと指で振るい落とせる雪の日。

赤に染まった雪だけが、凍える北京の今を象徴しているかのようだった。



1年ぶりに日記を記してみる。

patinhapatinha 2013/01/22 04:10 おかえり、ruruchanさん!
赤い雪、私も経験があるよ。子どもの時、親に叱られて、ぶん殴られて、雪降る中、家の外に立たされたことが。。。鼻から血が出て、雪を赤く染めていたことが、今でもとても鮮明に思い出せるよ。って、どんな幼少時代だったんだか。笑

ruruchanruruchan 2013/01/22 10:50 patinhaさんのご両親、厳しかったんですね。というかだいぶやんちゃだったんですね〜(笑)。最近は1年に1本の日記を書くだけになってしまいました。今年はもうちょっと書こうかな。

MelissaMelissa 2013/04/10 18:19 一年ぶりの日記って、日記じゃない、年記と言ったら良いじゃない。まだ、首都の北京、子供とお年寄りにとっては、凄く厳しいな生活環境と思っている。

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2012-04-07 日中の企業間で逆転する賃金〜〜もう中国人を安く雇えない このエントリーを含むブックマーク

日本人中国人賃金が逆転しつつあります。


これは統計的な見方ではなく、あくまで北京暮らして身近な人々から感じることです

中国の平均賃金とか1人当たりのGDPは確かに、まだまだ日本の5分の1程度にとどまっています。

それはひとえに13億という巨大な人口のせい。GDPを13億人で割れば、当然平均は小さくなります。


ただ、問題なのは中国で増えている高度技術者管理層など中間所得層の人々です。

日本人と同程度かそれ以上の高等教育を受け、欧米や日本への留学経験があり、ずれのない世界観を持ち、そして高度なIT技術を使いこなす彼らの賃金です。


私の老婆(中国語で妻の意味)の知り合いのAさん(男性)は、かつて華為という中国通信機器大手の日本法人で技術者兼営業をとして働いていました。

ですが、昨年3月に日本を襲った東日本大震災、福島第1原子力発電所の事故を受け、彼の妻(中国人)が先に北京に引き上げてきました。


Aさんも北京に戻り、日系大手メーカーで現地採用となったのですが、

月給は8,000人民元と、たったの10万円足らずでした。年収120万円しかなりません。


これでは北京で家も買えません。

市内(四環路以内)にある新築住宅の平均単価は約3万人民元(約39万円/1平米)以上です。

一般的な広さの150平米の住宅なら450万元と、約6,000万円もします。

ローン金利は7%ほどなので、頭金なしで30年ローンなら返済総額は1億4,000万円近くになります。

年収120万円の人間が120年分の賃金をすべて住宅に投じて、やっとまともな家が手に入るのです。

現実的ではありません。



ところが、最近Aさんの日本での営業経験、技術力などを見込んだ華為のライバル、ZTEが現れました。

彼をZTEの日本法人で雇いたいとスカウトし、提示してきた賃金は年収900万円でした。


優秀な中国人を120万円でしか雇えない日本企業と、

900万円でスカウトし、積極的に世界展開を狙う中国企業。

企業としてどちらに勝敗があるのでしょうか。

人材の使い方が問われています。


果たしてAさんは北京の日系大手企業で月収10万円で働くことを選ぶでしょうか。

patinhapatinha 2012/04/09 11:38 中国に限らず、ブラジルもそうだよ。日本企業は、未だに中国やブラジルを第三世界とみなして安い給料で働かせようとしている。まぁ、給料が安い代わりに日本企業は、ビジネスは日本人だけでやって現地スタッフは単なる小間使いとして雇う。それに引き換え、ブラジル企業や最近勢いが増している中国やインドの企業は高い給料で雇い、その給料に見合った責任も持たせる。どっちがいいかって、そりゃあ、後者の方がモチベーション上がっていい仕事できるよなぁ。って、半分は愚痴になっちゃったね。笑

小惠小惠 2012/04/09 15:08 昆明のYHに長期滞在してた時、同じく出張などで長期滞在している中国人が何人かいましたが、学生時代から必死に競争に耐えてきた人達の中には流暢に英語を話す人も珍しくなく、1対1だったら完全に負けてるって感じましたよ。

たの子たの子 2012/04/10 05:26 こんな日本の中小企業もあります。
http://jbpress.ismedia.jp/articles/-/34439

ruruchanruruchan 2012/04/10 07:40 >patinhaさん。日本の大手企業も、日本採用の外国人は日本人並みの給与にしています。だが海外での現地採用はその10分の1とか。どこで採用されるかが日本企業の身分制度にとって重要なんです。。。日本本社の空気を理解し、文化を身につけていることが大切で、世界を開拓できるかどうかは問題ではない。それがグローバル競争社会での日本企業の弱さにつながっている気がしますね。
>小惠さん。いや私の回りにいる中国人の若者も超優秀ですよ。英語では普通に外国人と議論できるし、日本語も少しできたりする。そしてボランティアなんかにも参加して社会貢献もする。日本の若者より意欲的で、私が会社の社長なら日本人はいらないので、優秀な中国人だけで固めたいぐらいです。
>たの子さん。南富士さんのように、逆に中小企業だからこそ優秀な中国人人材を生かそうとするんでしょうね。

ReneeRenee 2012/04/16 15:36 香港にも超優秀な中国若者がたくさんがあります。ルルチャンの老婆は中国人でしょうね。

ruruchanruruchan 2012/04/17 07:25 >Reneeさん。コメントありがとうございます。香港もたくさんの優秀な若者がいますね。そうです。Reneeさんも香港の方ですか?私の老婆は中国人です。

ReneeRenee 2012/04/17 09:20 お早うございます! 私は大陸出身ですが、香港で働きて、やく三年間になります。ルルチャンは北京の住宅を買いましたか?

ruruchanruruchan 2012/04/17 10:44 大陸の方ですか。これからもよろしくお願いします。北京の住宅はまだまだバブル状態。郊外の田舎では値段が下落していますが、市中心部はまったく値が下がっていません。残念ながらとても買えるものではありません。

ZhenZhen 2012/05/08 21:14 銀行主催の海外投資(海外工場設立)説明会の資料の中の地域ごとの平均賃金が、作業員、エンジニア・・・と分けて提示されるようになったのは、ごくごく最近のことです。それまでは、地域の平均賃金1本だけ。それを見て海外に現地法人を設立するのですから、ローカルのホワイトカラーの給与など乱暴な決め方をされる訳です。平均賃金が日本の1/5なら、マネージャークラスも日本の1/5と考えちゃうんでしょうね。
製品の価格は原価を積み上げ、それに適正な利益を上乗せして決まったものでしたが、ある時期から、顧客が買ってくれる(価値を認めてくれる)価格が製品価格になり、それに原価を合せざるを得なくなりました。次の変化はは人件費でしょうね。つまり、今までは雇用する地域で生活していくために必要な金額をベースに給料が決まっていましたが、これからはアウトプットによって給料が決まる。物価の安い新興国であっても、物価の高い先進国でも、仕事に応じて同じ給料が支払われるようになるんじゃないかな。

ruruchanruruchan 2012/05/10 14:42 >Zhenさん。日本からみたら作業員は安い。乱暴な認識しかないと、ホワイトカラーはいまや日本人より高くなりつつある状況が理解できないでしょうね。
2段落目のところ、よく理解できませんでした。さらに解説するとどういうことでしょうか?

ZhenZhen 2012/05/10 18:58 すいません、筆たらずで。もう一度ご説明させてください。
「ものの価格」の決まりかたは、原価を積み上げ+利益で供給者が決める場合と、この価格なら買っても良いと消費者が価格を決める場合の2種類があります。従来は圧倒的に前者が多かったと思います。それがある時期を境に、後者が中心になりました。
「ものの価格」の決定方式の変化の次には、賃金の決定方式が変わると僕は予想しているし、現にそうなり出しています。
従来、賃金は労働者が生活するのに必要な金額から決まっていました。だから物価の安い中国の賃金は、日本の賃金より安い。そのため日本に生活の基盤があり、日本で採用された人と北京に生活基盤があり、北京で採用された人とでは、同じ仕事でも賃金に差がありました。それって、労働力の原価積み上げ(生活費などのインプット)によって、賃金が決められていたってことですよね。
それに対して、仕事の成果(アウトプット)に対してお金を払うのが賃金だとすると、その人の生活基盤がどこであるかなどということは関係なくなる。そうなると北京だろうと、東京だろうと、その人の仕事の成果が5万元/月の価値であれば、おなじ5万元の賃金を支払われるようになる。つまりグローバルな人材は、北京と東京との地域格差はなくなる。
僕の意見、伝わったかな、文章力なくてすいません。

ruruchanruruchan 2012/05/10 22:31 なるほど!そう言われると、中国では昔からモノの価格は相対で決まっているようなところがありますね。路上に並べられた商品をにらめっこしながら、「いくらで売るんだ!?」(顧客)と聞けば、「いったいお前はいくらなら買うんだ?」(店主)とやりあっているのは、完全に原価積み上げ式じゃないですね。中国は昔から先進的だったのかも(笑)。
また人材も経済もグローバル化する中で、成果に対して対して給与を決めるようになればいいですね。「給与、いくらなら雇ってくれる!?」(人材)ではなく、「いくらなら働いてくれる?」(企業)となるのかもしれません。ただ、イノベーションで成果を上げられない日本人の給与がどんどん下がっていく可能性は高いですね。

YUEYUE 2012/05/31 16:34 久しぶりです。何年ぶりですかね。
わたし、最近、ルル超みたい超可愛いなpuppyを見たんだ。
記憶がたんたん脳裏に浮かんできた。
好奇心がわたしにインタネットでルルちゃんのことをチェックさせた。
元気そうで、良かった。

ruruchanruruchan 2012/06/01 12:01 あれれ、だいぶお久しぶりですね。ルルはかわいい犬でした。

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j_anzan2j_anzan2 2012/07/24 17:50
面白い記事ありがとうございます。

ちょっと考えたら、これはいいニュースかもしれないと思いました。
日本は一流企業でも平均年収500万ほど。900万も支払える中国はうらやましい反面、中国の人件費の高騰を嫌って日中の企業は日本に人材を求めるかもしれません。

そうすると日本に大きな雇用機会がうまれますから、うまくやれば日本経済を上昇させる起爆剤になってくれるかもしれません。

ruruchanruruchan 2012/07/24 18:26 >j_anzan2さん。コメントありがとうございます。ただ問題は、彼のような中国人に日本人より高い給与が払われるのは、彼が中国語と日本語を上手に操り、高度な技術知識を持つからなんです。安いからといって、中国語もできず、単に日本企業の社内の“空気”が読むことが上手いだけの日本人を雇うかというと、別問題になってきてしまいます。残念ながら。

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