「ヒッチャー」(2007年リメイク版)
今回は鑑賞しながらリアルタイムで感想を綴っていこうと思います。
- うさたん!うさたん!><
- ベイ印の若いカップルにロックミュージック・・・あのフォードがそのうちトランスフォームするんじゃないかとヒヤヒヤした
- あ、最初乗せないのは意外。あとベイさんはおにゃのこのトイレに何か嫌な思い出でもあるのかしら?
- しかし、ジョン・ライダーを演じるのがショーン・ビーンなせいか、「ヒッチハイクしそこねたサイコ殺人鬼」というより「大雨の中乗せてもらえなかった可哀想なおじさん」に見えて思わず同情を誘われた。これがショーン・ビーン・クォリティ!*1
- あ、最初の車内でのシークエンスの、ジョン・ラーダーが以前の殺人を仄めかす台詞がない。まぁ、些事か・・・
- ぬいぐるみの陰からジョン・ライダー!のシーンがあってなにより・・・だが・・・やはりオリジナルの音楽と演出が絶妙なハーモニーを奏でていた同シーン*2を観た後だと、ショック度の低さに正直ガッカリを禁じ得ないなぁ
- で、直後の大ダイブシーンで吹いた
- で、今度は主人公達がヒッチャー*3になるというのは面白かった。で、当然止まってくれない、とw
- あ、家族に生存者がいる!この展開は意外!
- ・・・まぁすぐ一緒の展開に戻るわけですが
- あら、この警官、ジョン・ライダーの存在をすぐ察するなんて鋭いじゃない
- なんかジョン・ライダー製車が落っこちてきて吃驚トラップで萎えた
- あいかわらずジョン・ライダーの対ヘリ戦闘能力の高さは凄いな*4
- それよりこの種の映画のチェイス・シーンでゴキゲンなロックを流すことこそ責めるべきだと思う
- てかホント歌うぜぇ・・・歌入ると恐怖感がゴッソリ減るんですけど・・・
- 聞いてはいたけどカランバが男じゃ、トラウマ度までがゴッソリ低下・・・
- えーこのラストはないだろ・・・
うー、メモで済ますつもりだったがちと書かせてもらおう。
まずメインキャラを二人にしたことで、ジョン・ライダーとの間の関係性が希薄になってしまっている。
だからグレースが元祖ジム・ハルジーのようにあえて決着を求めるオリジナルの展開が出来ず、2台が同じコースを辿ることになったのだろう。
それでもグレースが拳銃を取るシーンには違和感を覚えずにはいられなかった。
と、いうのも、彼氏を失った後のグレースの描写が元祖ジムのそれよりも描かれていないから。仮にも恋人を殺されたのだから、元祖ジムよりその悲しみは深いはずなのに。せめて唾棄するシーンぐらい入れるべきではなかったか。
というより、そもそも「一対一」のプロットを、主要人物構成を変えてるのにそのまっま流用したシナリオがいけない。
おまけに、ダイナーのシーンなんかオミットされてる上にテンポが早いせいで主人公たちの追い詰められ具合も全然伝わってこないし・・・どうせならカーアクションと大爆発を無駄に増量したハチャメチャアクション映画ににされてたほうが、ナンボかマシだった・・・
というわけで。
私にとっては1秒も観るべき所のないリメイク映画でした。口直しになんか観ようかな・・・