トラキア776乱数調整ツールの使い方
ピカルームが自分が見た直後にリニューアルされたっぽく、かなりわかりやすくなっていたので先にそっちを見ておくといいかも。
トラキア776の具体的なツールの使い方がなかったようなのでまとめておきます(←説明口調)。
ちなみにトラキア776乱数調整ツールはこの2つ
http://hpcgi1.nifty.com/mickeyinu/fe/rand/fe_torakia.html
wonder-egg版
で、聖戦士の書判定ができないこと以外はwonder-egg版で十分だったので後者の使い方をまとめようかと思います。
ピカルームの乱数調整解説>乱数ツールの使い方 と 応用編>トラキア776を読んでいること前提です。
乱数マップを特定する
※敵に隣接、あるいは直進だけで敵を攻撃できるユニットがいる場合、そのユニットと敵のステータスをメモしておくことを推奨します。
とりあえずメニューを開いて乱数マップを初期化。
まず候補を2つに絞るわけですが、cx法で乱数マップを2つに絞り込めるパターンは
最初4個 | 5個目以降で2つに絞れるパターン |
---|---|
cccc | 確定 |
cccx | 確定 |
ccxc | 不可 |
ccxx | (c)c |
cxcc | (x)c |
cxcx | 不可 |
cxxc | 不可 |
cxxx | (xc)c |
xccc | 不可 |
xccx | 不可 |
xcxc | (x)c |
xcxx | 不可 |
xxcc | (x)x |
xxcx | (c)x |
xxxc | (cxxx)x |
xxxx | 確定 |
2つに絞り込めるパターンが出たら、画面下方の図のようなテキストボックスにcx配列を入力します。すると下に青で2つの数字が出てきます。この場合は34:1と50:です。
最後にどちらのマップか特定しなければなりません。これには2つの方法があります。
- 再行動法
ピカルームで解説されているように、2マップ間の値の差を利用し、再行動が出るかでないかによって見分ける方法です。
簡単に調べられるというメリットがありますが、誰かの行動を一回犠牲にしなければならないというデメリットもあります。
敵を一人残してシーフのLv上げするときなんかは便利。
注意するべきは、斜めに移動しないこと。もし再行動が起こらなかったときのことを考えて進撃させてから待機させると思います。
しかしこのとき1回でも斜めに移動してしまうとそこでcx法の手順が発生し、乱数が消費されてしまうからです。
よって移動してから待機するときは直進だけにしましょう。
- 予測消費法
ピカルームで少し触れられているのが、「攻撃対象を選択したときに一度戦闘処理が行われている」ということを使い、見分けるという方法です。
具体的に言うと、「乱数の差で片方のマップでは必殺が出て乱数消費3個で済むけど、もう片方は必殺が出ないので戦闘が長引き9個消費する」といった状況を起こします。
そうすると両マップでのcx配置は同じでも、使用個数に差が出るため、その後再度cx法を使って測ればどちらのマップか特定できます。
例を見てみましょう。ここではアスベルがフリージ兵にサンダーで攻撃するとします。
最初にメニューを開く前にステータスをメモしておいたので、その値を入力します。
攻撃・守備は対象を選択した後の戦闘予測に出てくる値を入れます。
サンダー対ロングランスなので当然相手の反撃はありません。よって「反撃有無」のチェックを外します。
入力できたら上方の乱数数列を見ます。乱数の現在位置から入力された情報で戦闘を行ったとき消費する乱数が赤くなっています。
ここで、前の図での青い文字を交互にクリックし、赤くなる値の数を比較します。もし同じだったら、「○×法」の一番手前に書いてあるものを調べたcx配列の最後に追加し、再度青文字をクリックして見比べます。
図のように2つのマップで差が出るまで進めます。
そうしたら、アスベルがたたかう>サンダーを選び、フリージ兵を選択します。戦闘情報ウィンドウが出てきますね。そしたらBでキャンセルし、元の状態に戻します。
対象を選んで戦闘情報が出た段階で、一度戦闘処理が行われるため、図の赤い乱数が消費されたことになります。
あとはもう一度cx法を使ってどちらのマップか特定します。
例えば片方が戦闘で3個消費、以降ccxx…で、もう一方が6個消費、以降xccc…だとすると、予測消費をした後一回移動してみてcなら前者のマップ、xなら後者だということです。
マップがわかったら、「現在位置へ加算」のボタンを押し、さらに乱数の現在位置のところにある「+」のボタンをcx調査をした回数だけ押します。
これで現在の乱数マップと位置がわかりました。