そったく日記

三重県消防学校

県新規採用職員防災研修2回目

本日22日には、県新規採用職員防災研修の2回目が実施されました。研修内容は1回目と同じで、今回は68名が参加しました。
実施内容などは、15日のブログ(県新規採用職員防災研修)をご覧いただきたいと思います。
初めて体験することも多く、戸惑いながらも、熊本地震直後でもあり防災への意識も高く、全員が真剣に訓練に取組んでいました。






消火活動の大変さや煙の怖さも体感してもらえたと思うので、火の取扱には十分注意して欲しいと思います。
また、地震体験車による震度7の揺れ等今回の経験を糧にして、引き続き、消防や防災に関心を持ち、県職員に求められる防災知識の習得に努め、災害時には的確な行動がとれるようになって欲しいと思います。
一方、消防の新採である初任科生は、法制通論、安全管理、防災と終日講義を受けました。

法制通論では、昨年に引き続き、三重大学人文学部の稲垣准教授にお越しいただき、これから法律を学ぶにあたっての基礎となる事項(法を学ぶ意味、条文の読み方、法の基本構造、法の解釈・適用)について教えて頂きました。





法律を初めて学ぶ学生も多く、聞きなれない法律用語も沢山あったと思いますが、法律初学者向けに分かりやすく説明をして頂き、何とか理解できたのではないかと思います。
今後、民法、刑法、消防法等を勉強することになりますので、それまでに今日の講義をしっかりと復習して、法律を学ぶ基礎を固めて欲しいと思います。


消防学校の授業は、日直による起立、敬礼の号令から始まり、号令で終わります。敬礼後、全員が一斉に、「お願いします」「ありがとうございました」と講師にお礼を言います。
今回は3時限のため3回、繰り返されました。




昨年、先生に初めて消防学校で講義をして頂いた時には、その迫力に驚かれていましたが、今回は2年目という事で、泰然と対応して頂きました。
稲垣先生には、6月にも民法の講義にお越しいただくことになっています。
初任科生は言葉だけでなく、時間をかけて講義の準備をして頂いている(中には遠方からお越し頂いている)講師への感謝の気持ちを忘れず真剣に講義に臨んでください。(K.A)

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