ぱらぱらめくる『計算統計入門・代数生物学』

計算統計入門 代数生物学―大規模・高精度計算が拓いた新技法 (現代技術への数学入門)

計算統計入門 代数生物学―大規模・高精度計算が拓いた新技法 (現代技術への数学入門)

  • 第0章「計算統計入門」と「代数生物学」
    • 両者とも、コンピュータ処理能力の飛躍的な発達によって可能となった技術への数学
      • 大量データの収集と解析
      • 大容量メモリが可能とする「代数」的取扱い対象の拡大
        • Mathematicaでやると、項数がものすごく多くなるような処理だけれど、気にせずにメモリを使い倒して、実行しよう…という感じ
  • 計算統計入門
    • 第1章 ビュッフォンの麺
      • 幅が一定の板張りの床に針を多数回、落として\piの値を推定する(ビュッフォンの針(Wiki))
      • 多数回のランダムな実験によって、「計量」すること
      • 計量は1次元・2次元・3次元…の体積
    • 第2章 次元の呪い(とその回避)
      • n^d:d乗は指数関数的増大→手におえない
      • 回避できるとよい(d^2とか)
      • 動的計画法(Wiki):問題を小さく分割して、結果として次元の呪いを回避する
      • モンテカルロ法(Wiki)で回避する:不等式を次元の増大ごとに重ねていくと、不等式が許している「真と上限(下限)との差」が大きくなり、次元に呪われる。モンテカルロで、誤差を次元数の分、足し合わせると、「最大の誤差」になる確率は非常に小さいので、そのような「真と限の差」が大きい場合は「ほとんどない」ものとして、「よくある差」に着目することができる
    • 第3章 独立な高次元サンプリング
      • 単体の均一サンプリング
      • 高次元正規分布は「外側」に観察されること
    • 第4章 マルコフ従属なサンプリング
    • 第5章 大域感度分析
      • 関数の表す分布(ばらつき)の解析にANOVA(分散の和を保った分解をすることと、その分解のばらけさせ方のパターンによる解析)
    • 第6章 文献案内
  • 代数生物学