Ryohei’s neuroscience notes

  ようこそ! マックス・プランク・フロリダ研究所の新ディレクターです。学習、記憶の分子メカニズムを研究しています。オフィシァルページはこちら
登場人物:ひいこ(妻, 日記)、ティラノ(息子15才、日記)、スコミムス(娘12才、日記)、グイ(娘9才)

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2011-04-25

[]すごいな〜

中等部のころの友人たちがやっている気仙沼への物資運搬支援の写真。すでに3往復したようだ。なんと行動力のあるやつらだ。。。同窓の仲間だったことを誇りに思う。

そういえば、ノースカロライナの誇る日本人報道カメラマンIさんもいち早く現地にいって、こちらの新聞にレポートしている。うーん、これもかっこいい。

非常時に、自ら考え行動できる人たちというのは、やっぱりすごいと思う。

[]時間をかけて、High impact journalをめざすべきか?

上記タイトルに関して、ちょっとしたストーリーがこちらのブログに。若手プロフェッサー用の助言。

まだ予備データの段階で論文を出そうとすると、いわゆる「インパクトファクター」の低い雑誌に出すことになる。仮説をサポートするデータをためて、全体で大きなストーリーを形成できれば、出せる雑誌の格はあげることはできるが、そこまでするには、大変な時間がかかる。そしてレビューワーとの戦いの時間も何倍も長くなる。どこで妥協するのが最適なのか、という質問だ。

もちろんこれは場合によるんだけど、「独立の証明」として、最初の論文は早めにだしたほうがよいという考えがのっている。たしかに、ラボが立ち上がっていて、結果がでてきていることを証明するには、やはり小さい論文でも出しておくと違うだろう。もっとも、大きなストーリーになりそうなときに、小出しにするのは悔しいし、そこは難しいところだ。

うちのラボの場合は、最初の原著論文は立ち上げ3年目のBrain Cell Biology。自分がGuest Editorということもあって、サイドでやっていた結果をとりあえず載せた。内容的にはがんばれば高い雑誌を目指せたかもしれないが、他のプロジェクトに力を注ぎたかったため、論文にするためのデータをちょこっとだけ加えて提出した。多分ここで出さなかったらこのデータはお蔵入りだったかもしれない。しかし、この論文のおかげで、あるグラントのレビューで、「PIとしても論文がではじめている」というコメントをもらったことがある気がする。

2報目の2009年のNatureは、メインの結果そのものは2007ごろにはでていたが、データをためてためて大きな論文にした。4報目の2011のNatureもそういう感じだ。やはりこの辺の雑誌にだそうとすると、かかる時間もとても長くなるし、実験するポスドクや学生にも耐久力が必要となる。よく人から、これらの論文は2報にわけられるよね、といわれる。

さて、最近になって出てきた問題としては、プロジェクト途中で学生が卒業してしまったりなどで、断片的なデータがあちこちにある。これらを論文にするのかほっておくのかも考えどころ。がんばれば仕上げられるのはわかっているのだが、サイドのプロジェクトとしてやると、意外とまとまらないという中途半端な状況だ。

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