2009-11-26
058) パタンの王宮。首のない暴れ牛。
脇の道、と、次の街は。, 次の街は。 | |
カトマンドゥ盆地には、中心であるカトマンドゥのダルバール広場の他に、あと2つのダルバール広場があるという。ダルバール広場っていうのは王宮前の広場っていう意味で、つまりかつてはこの辺りに3つも王宮があって、ということは必然的に王様も3人ばかりいたんだろう。たいへんだったろうねえ。
そのうちの一つ、パタンに行ってみることにした。地図で見るとカトマンドゥのそれからパタンのダルバール広場は2〜3キロしか離れていないようだった。しかし実際に歩いてみるとなかなかそう簡単には許してもらえず、道はうねうねと曲がりくねっているし、地面はときどき未舗装の土になるし、そのまま畑にでてしまったりするし、さらにその道は行き止まりになっていたりするし、当然のように某有名ガイドブックの地図は間違っているし、加勢するかのように僕自身の方向音痴ぶりが力を発揮するし、まあいろいろとそんなわけでパタンに着くまでに2時間ほどもかかってしまった。渋谷〜三軒茶屋間の3キロなら急げば40分で歩けるんだよ俺。って一応いっておく。
細い地元の商店街を抜けると、突然視界がひらけ、ダルバール広場にでた。たくさんの寺や古い建物が並ぶさまはカトマンドゥのダルバール広場以上の見事さではないかと思われた。なるほどたしかに建物の様式も違う。


パタンはいくつかの名所をまわるための共通入場券があって、先にまとめて料金を払う形になっていた。200バーツ。ネパールでの一日の生活費の目安にしていた1000円の1/3に近い額である。が、そんな入場券なんてチェックされたのは最初の場所だけだったさ。
しかし、その最初のお寺。外側にはおじさんたちが座っていたりして普通の雰囲気だったのだが、

はいってみると、
いきなり、屠られて神様に捧げられたのか、首のない牛が倒れていた。
牛だぜ、牛。

しかも首をつながれていたと思われる杭から、胴体がたおれているところまで血が続いていて、首をはねられてからそれだけ暴れて移動したんだろうけど。牛だもんなあ。首切った人もそこから逃げるの大変そうだなあ。
おそらく今がダサインというこちらの正月のような期間なので、特別な行事だったんだろうけど、さすがにびっくりした。だって牛だもん。しつこいけど。扉の向こうに首のない牛が転がってるなんて予想してないもんね普通。
パタンの名所はごく小さな範囲にまとまっていて、カトマンドゥのようにその周りに土産物屋や宿が並んでいるということもなく、周りには住宅地の中に沐浴場があったりして、とてものどかで雰囲気のいいところだった。


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