女性専用車両を頑なに利用しない埼京線の女性客の姿に「痴漢は単なる都市伝説なんだなあ」と日々痛感する兀壘動竹菊記 このページをアンテナに追加 RSSフィード

先日友人からタイトルが長くてみつともないと指摘を受けた。さてどうしたものかね。

2005-05-04-Wed

[]本日のgooニュース。

明日で連休も終りといふのに一向にテンションが上がらない。尻の穴を切り裂かれ、血膿を出して寝込んでゐながらハイテンションつてのも気色悪いか。


「5・4運動」記念日、反日デモ抑え込み

http://news.goo.ne.jp/news/yomiuri/kokusai/20050504/20050504it12-yol.html

全体主義国家の面目躍如。ここまで国民を統制できる国において大規模な反日デモが先日発生したといふことは、つまるところ当局の暗黙の支持があつたとしか思へないのだが。


上司が運転士に出勤促す 救助指示せず、情報も放置

http://news.goo.ne.jp/news/kyodo/shakai/20050504/20050504a4530.html

最初の報道では、ろくに報告もせずのこのこ出勤してきたので、運転士には処分をする方向で云々とあつたやうな気がするが。といふわけでこの報道もどこまで信用していいものやら。

係長は「脱線しているのですか。きょうは何時出勤ですか」と話し、運転士が出勤時間を伝えると「遅れないで来てください」と指示した。

自らの日常を維持したいといふ欲望が、いかに強固なものかを示す話ではある。だがこれはいくら何でもまづからう。現場の正確な情報を上げるやうに指示する場面ではないのか。

救助作業はおいておくにしても。


[]資生堂曰く「薄毛は子孫に迷惑」ださうで。

ええ、まつたくもつてそのとほりですね((株)ライオン製品「薬用毛髪力 イノベート」を頭皮に塗り込み丹念にマッサージしつつ棒読み)。

喪板で拾つた。

http://drive.kakiko.com/2ch/news/shiseido.HTML

いやま、イケメンがスキンヘッドにしてゐるのは格好良いと評価されても、並以下の男の薄毛やハゲは普通マイナス評価の対象だよな。

で、下の方はそれは謂はれなき差別であり優生思想につながるとして激しく指弾されてをられる。これまたそのとほりと言ふほかない。

http://biotronique.jp/politics/archive_2005-04-25

薄毛は子孫に迷惑だからといつて育毛剤を売りつける資生堂の神経も大したものだが*1、差別(・A・)イクナイ! と正論を述べたところでどうにもならん気がする。「レイシズムは人間が持つ根元的な欠陥」*2だからだ。御大は登場人物にレイシズムといふ言葉を使はせてゐるが、差別主義とした方が人の本質に近い。人は差別するのも他者を踏み躙るのも大好きな生き物だから。その意味で資生堂の今回の発言は、ハゲや薄毛に悩む人々の心の痛みに全く無頓着ではあるが、差別主義を闡明した点で実に正直で潔いとは思ふ。許せはしないが。

しかし差別主義者でございと公言して生きるといふのは、自覚せざる差別主義者*3がうるさい今日において利口な生き方ではない。結局自らの裡の差別主義を自覚して、表面を取り繕つて生きる他ないのではなからうか。自らの浅ましさを自嘲しながら。

ものすごい凡庸な結論になつてしまつた。これだから私はモテないんだな、うん。


(追記)

キーワード「資生堂」をたどつてみたところ、本件を取り上げてゐるところで資生堂に批判的なところが意外に多かつた。世間のハゲや薄毛の人に対する温かいとはとてもいへない視線を考へると、驚きを通り越して正直不気味な光景である。

「反良識的なこと」を発言した者に対しては、内心で同じことを思つてゐてもとりあへず批判しとけといふことだらうか。

正直余り気分の良いものではない。


[]さういや全然売り上げ伸びないね。

現代の若者の活字離れは実に嘆かはしい*4山本夏彦翁は読書週間にテレビに出演し、若者の活字離れについてコメントを求められた際かう仰せになられた。「健康な若者は本など読まぬものです」。

最近の若者は健康すぎてイヤなものですな、翁よ。

私は雪印以外は食べないことにしている。それも、夏に毎年一個だけだ。


*1:育毛剤がめでたく効果を発揮したからといつてそれが遺伝するといふものではあるまい。

*2:「征途3」(佐藤大輔著、ISBN:4198500568)P225より

*3:平たくいふと自分のことを良心的な人間だと信じて疑はない、度しがたい莫迦どものことだ。

*4:本日記の読者はまさか誤解はすまいが、無論私の副収入のために嘆いてゐる

荻生1荻生1 2005/05/05 08:30 凡庸ではないと思います。考えさせられますです。ことの真理はえてして凡庸、いわれれば納得、言う人気付く人がすごいのですよ。って凡庸っていう表現を実は謙遜して使っているとしたら的はずれな話しですが。また、とりあえず批判しとけの精神は、戦後民主主義の弊害なのでしょうか?当事者意識がないというか…この辺の護憲かい、違った御見解を伺いたく候。

ryokusairyokusai 2005/05/07 00:11 前日の日記何も書いてなかつたので返事はそちらに書いておきました(*゜ω゜)ノ

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